歴史修正主義批判におけるコミュニケーションモデル

地下猫 @tikani_nemuru_M

例えば歴史修正主義批判はほぼ一貫して「欠如モデル」で行われてきたと認識している。特に不当な排除や差別がからむとき、欠如モデルを使って何が悪いのかさっぱりわからない。 / “欠如モデルがわからない - とらねこ日誌” http://t.co/roWbauyx

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M いや、それは違うでしょう。「知らないこと」ではなくて「知ろうとしない」不作為や「知っているくせに否認する」ことへの批判こそが中心です。「歴史修正主義者は頭が悪いのではなく、悪い」問題。

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@tikani_nemuru_M むしろ、歴史修正主義批判にたずさわったことのある人間なら、歴史修正主義者の問題は知識の欠如ではない、ってことを知り尽くしているはず。議論の過程で「資料を提示する」といった作業を行う場合であっても、（続く）

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@tikani_nemuru_M （承前）その目的は知識の欠落を補うことというより、「知ろうとしない」不作為や「知っていて否認する」欺瞞を暴くことの方にあるんですよ。

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いうまでもなく、田中・捏造・正明や山本・事実であろうと、なかろうと・七平のような職業的歴史修正主義者の場合、「知らないから否定する」のではなく「知っているからこそ否定する」わけである。

地下猫 @tikani_nemuru_M

@apesnotmonkeys 「知ろうとしない」もまた欠如モデルなのではないでしょうか？　むしろ、欠如モデルの本質というものがあるとしたら、それは「知ろうとしない」なのではないでしょうか？

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@tikani_nemuru_M いや、違うでしょ。全然違いますよ。

地下猫 @tikani_nemuru_M

@apesnotmonkeys そして、不当な排除や差別がその結果である場合、その意図とはかかわりなく現実の知識の欠如を問題にしてきたのが歴史修正主義批判なのではないでしょうか？

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M 違いますねぇ。歴史修正主義にとって「知識の欠如」というのは些末な問題であると言うべきでしょ。

地下猫 @tikani_nemuru_M

@apesnotmonkeys 無論、「知ろうとしない不作為」「知っていて否認する」は低線量被曝の問題においても顕在化しているとは思います。僕は一貫して反原発を主張しているという前提において、そのように主張します。

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M そういう側面が皆無だとは言いませんが、歴史修正主義におけるそれとはおよそ同列には語れないですね。

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M 以前にも指摘したことですが、例えば南京事件について言えば、「御用」であってもおかしくない立場にある旧軍将兵やら政治指導者やら右翼やら東京裁判の弁護人たちが事件の史実性を証言しているわけです。これは原発事故問題とはまったく異なる構図です。

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M そもそも「知らないこと」と「知ろうとしないこと」を区別しないのなら、「欠如モデル」の意味がまるっきり変わってしまうじゃないですか。

地下猫 @tikani_nemuru_M

欠如モデルに関連して批判されている方で「知らないこと」を批判している人っているんですか？ RT @apesnotmonkeys: そもそも「知らないこと」と「知ろうとしないこと」を区別しないのなら、「欠如モデル」の意味がまるっきり変わってしまうじゃないですか。

地下猫 @tikani_nemuru_M

ここは同意します。 RT @apesnotmonkeys: 南京事件について言えば、「御用」であってもおかしくない立場にある旧軍将兵やら政治指導者やら右翼やら東京裁判の弁護人たちが事件の史実性を証言しているわけです。これは原発事故問題とはまったく異なる構図です。

地下猫 @tikani_nemuru_M

すると、福島排除においては知識の欠如が本質的な問題だとお考えなのでしょうか？ RT @apesnotmonkeys: 違いますねぇ。歴史修正主義にとって「知識の欠如」というのは些末な問題であると言うべきでしょ。

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M そもそも「欠如モデル」をどう理解しておられるので？

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M 少なくとも「最も中心的な問題」ではないと思ってますよ。

地下猫 @tikani_nemuru_M

@apesnotmonkeys　欠如モデルというのは「ある種の言動や判断をすることの理由を知識の欠如に求めること」と考えています。そして、歴史修正主義への対処は、知識の提示がベーシックな対処法なのではないですか？　形式的には欠如モデルで対処していると考えます。

地下猫 @tikani_nemuru_M

@apesnotmonkeys 放射線被害の問題においても、放射線リスクの定量的評価と他のリスクとの比較そのものを拒絶する論調はあります。例えば、避難リスクや食品リスクを意図的に無視し、放射線リスクのみを喧伝するお方はおります。つまり、知識の拒絶や意図的な無視ですね。

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M いいえ、違います＞「知識の提示がベーシックな対処法」　現に、そんなものが「対処法」にならないということは、経験から知り尽くしてますから。

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M 「放射線リスクの定量的評価と他のリスクとの比較そのものを拒絶」を歴史修正主義者の否認と同一視している限り、あなたの主張に耳を傾ける人はなかなか出てこないだろうなぁ、と思いますね。

Apes! Not Monkeys @apesnotmonkeys

@tikani_nemuru_M 「放射線リスクの定量的評価と他のリスクとの比較そのものを拒絶」する態度が何故生じるのか？　を考えるなら「欠如モデル」の不十分さへとたどり着くはずだと思いますが。

地下猫 @tikani_nemuru_M

@apesnotmonkeys ガチの歴史修正主義者が自らの考えをかえることなどほとんど期待できないわけですから、対処法とはギャラリー向けのものだと理解しています。したがって、まず基本は知識の提示と考えていますが。不正確なものへの固執から「頭が悪いのではなく悪い」が導けるかと。

地下猫 @tikani_nemuru_M

@apesnotmonkeys 動機を同一視しているわけではありません。意図的な否認が共通しており、また、不当な排除が結果的に伴うことも共通していると考えます。