【赤い封筒再び】「私は知っている この赤い封筒を決して拾ってはいけない事を」 今度は池袋西口で赤い封筒が目撃、「冥婚」の可能性がささやかれる

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Y2 @investor_Y2

こういうの、どっちかというとそばで誰かがこっこりみてて、この写真をとった本人とツイート主のアカウントを紐づけ特定するためにしてる説もあるからあまり安易にツイートしない方が良いのではと思ったりもする。 x.com/kanasumi_res/s…

2024-03-03 14:45:48
かなこ @kanasumi_res

私は知っている この赤い封筒を決して拾ってはいけない事を 池袋西口マジ魔窟でしょ pic.twitter.com/rrMy2BYnUK

2024-03-02 20:53:28
翁也@WoTコンソール @AI_Shinonome

@kanasumi_res これ写真撮った人の現在地とか個人情報割り出すやつだから写真撮るのも危険です。インプレッション集まってればそれだけフォロワー多いだろうってんで狙われますね

2024-03-03 11:59:55
わた @watavery2

ネットで話題になってたからネタとして真似してるとかじゃないかなあ…まあどっちみち放置するしかないけど x.com/kanasumi_res/s…

2024-03-03 14:27:14

日本にも残る死後婚の風習

星野@旧共産遺産と頽廃放浪 @satian39

ムカサリ絵馬。 死後婚(冥婚)の風習が残るのは日本で山形と青森だけと聞いた。 青森の冥婚は見たが、ここは初めて。 沢山の死後の婚礼の絵。古いものは明治時代のものも #theta360 theta360.com/s/r2KORjyhAqE3…

2018-07-14 20:06:31
星野@旧共産遺産と頽廃放浪 @satian39

夏休みなオカルト。 ムカサリ絵馬の永代供養の依頼は今も年間2,30件程あるそうだ。 一般人も見学出来る絵馬の奉納場所の空気は、ひやりとした独特な空気が漂う。 ぐっ、と向こう側に持って行かれそうな、何かを感じる。 #東北 #民俗学 #冥婚 #occult #japan pic.twitter.com/eKnz5z3QZj

2018-07-26 00:43:40
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リンク 日本伝承大鑑 若松寺 ムカサリ絵馬 | 日本伝承大鑑 【じゃくしょうじ むかさりえま】山形の民謡“花笠音頭”の冒頭部分に登場する「めでためでたの若松様よ」は、この若松寺を指していると言われる。和銅元年(708年)に行基が開山し、後に慈覚大師が中興したとされる古刹であり、最上三十三観音札所の第一番札所でもある。特に縁結びのご利益で有名であり、“西の出雲大社、東の若松観音”とも称されている。この縁結びのご利益のためなのか、この若松寺には数多くのムカサリ絵馬が奉納されている。かつては観音堂に掲げられていたが、重要文化財に指 51

まとめ

死後結婚は世界的に見られる風習であるが、中国をはじめその影響を強く受けた東アジア圏で行われているものの一つに「冥婚」がある。

高松論文では台湾の冥婚は大きく三つに分類できると説明されている。(高松, 1994, pp. 30-31)

「要鬼妻」
婚約関係にある男女のうち、結婚前に女性の方が早く亡くなった場合に行われる。男性は再婚が可能だが、亡くなった女性が正妻の身分を保つ。
「抱王成親」
こちらは男性の方が早く亡くなった場合に行われる。ただし女性は再婚できない。残された女性は「守寡」を行い操を立てていた。
「結陰親」
死者同士の結婚、親族が式を取り仕切る。両者の遺体は死後婚後、一緒に埋葬される。その後も両家の親戚付き合いは続く。

台湾の冥婚の特徴について、竹田はその目的を慰霊・解冤と祖霊昇格、儀礼については位牌重視とシャーマンの関与が強いとしている(竹田, 1987, p. 37)。

台湾の家制度(父系社会)のもとでは未婚女性は位牌がないため、親族は自分たちの家では彼女を祀ることができない(未婚で死んだ場合は「菜堂」や「姑娘廟」で祀られるが、死んだ子がかわいそう、祟りを払うためといった理由で冥婚が選ばれる)。(植野, 1987, p. 223)
そこで冥婚を行うことによって女性は男性の房に入り位牌に名を記してもらうことで婚家のもとで供養してもらえるというわけである。
男性側としては運気の上昇が見込めるほか、金銭的な援助を受けられる点もメリットといえる。

上記のような婚約関係にある男女の冥婚は1945年以前は行われていたが、1960年代以降はほとんど見られなくなくなった(植野, p. 231)。現代においては以前のような厳格な習俗は衰退しており、婚約中の男性に先立たれた女性は婚約を解消して別の男性と結婚するようになっている(竹田, p. 19)。

現在の台湾での主流は「娶神主」と呼ばれる男性生者が未婚死亡女性を娶る形態であり、託宣を受けて既婚男性が妻の亡くなった姉妹と位牌婚を結ぶケースも多い。(植野, p. 221)台湾においては1945年頃までは有縁の死者同士の冥婚も行われていたが、それ以降はほぼ見られなくなった(竹田, p. 19)。

大陸側では冥婚といえば無縁の死者同士によるものが最も一般的であり、この点は台湾との大きな違いである(竹田, p. 20)。大陸側は遺骨重視型の慣習が強く、たびたび墓荒らし騒動が起こるのもこの慣習のためである。

赤い封筒を道に落とすタイプは植野が調査を行った台南の村落・佳榕林においては1950年代の時点でもうみられなくなっていた。(植野, p. 229)現代においてもこちらのタイプの冥婚はメジャーな風習ではなく、街中で赤い封筒が見つかった際はニュースとして報じられるほどである。近年稀に目撃される赤い封筒はドラマや映画に影響された悪戯の線も大いに考えられるが、あるいは「改運紅包」「過運紅包」という自分の不幸を赤い封筒を拾った人に移す習俗の可能性もある。

リンク Yahoo News 路撿人髮紅包 網曝:快到廟裡處理 俗話說「路邊的紅包不要撿」,否則一不小心恐成冥婚主角!相傳冥婚多是透過將死者的照片、八字放入紅包丟置路邊,若是有人撿走則代表將會與死者締結婚姻。近日,有一男子在路邊撿了詭異紅包,網友從細節中點出與冥婚...

参考文献
植野弘子(1987).「台湾漢人社会の位牌婚とその変化 : 父系イデオロギーと婚戚関係のジレンマ」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/minkennewseries/52/3/52_KJ00002396596/_article/-char/ja/

高松敬吉(1994). 「死後結婚 : 日本・韓国・中国の比較研究」
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/records/4465

竹田旦(1987). 「東アジアにおける死霊結婚--韓国の習俗を中心に」
https://rose-ibadai.repo.nii.ac.jp/records/14912

死後婚についてもっと知りたい方はこちらへ

リンク レファレンス協同データベース (民俗学的に)死後の結婚に関して書かれている文献を探したい。特に日本・中国・韓国などを比較したものを... | レファレンス協同データベース レファレンス協同データベース(レファ協)は、国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築する調べ物のための検索サービスです。参加館の質問・回答サービスの事例、調べ方、コレクション情報など調査に役立つ情報を公開しています。
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