20111228 #NHK 追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」
#NHK 追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」千葉県柏市。原発から約200km。いまも一部の場所で放射性物質を検出。室井佑月氏、母親たちからの以来で、各地で線量を測る活動。民間施設で食品の線量を調べる。「今の国の基準を信じてる人はほとんどいない」
2011-12-28 22:56:50#NHK ICRP基準。100mSv以下はほとんど影響はないとする。スウェーデン取材。ICRPの当事者にも取材。低線量のリスクはどう決められたのか。「リスクはどうせわからないのだから、半分に減らしたところで問題はない」「科学的な根拠はなかった。我々の判断で決めたのだ」
2011-12-28 22:59:07#NHK スウェーデン、ベステルボッテン県。「いま周辺でガンが増えています。放射能が原因ではないかと疑っています」1986年チェルノブイリ原発事故。死の灰は1500km離れたサーメの村にも降り注いだ。年間0.2mSv。しかしいま、ガンになる住民が1年あたり34%増。
2011-12-28 23:01:04#NHK トナカイ肉基準値、1kg300ベクレル。食べる肉の量も減らし、体への影響を抑えようとしてきた住民。なぜガンが増えたのか?マーティン・トンデル博士、汚染地域の住民110万人のデータを解析。発症者はいずれも内部被曝10mSv以下。「リスクは内部被曝に左右される」
2011-12-28 23:03:03北極周辺には偏西風により放射性物質以外にも重金属等ヤバイ物が沢山降下して居るので、原因を放射能だけに求めるのは無理w RT @shbttsy74: #NHK トナカイ肉基準値、1kg300ベクレル。食べる肉の量も減らし、体への影響を抑えようとしてきた住民。なぜガンが増えたのか?…
2011-12-28 23:23:29#NHK アメリカ、子供たちに深刻な問題が。イリノイ州シカゴ郊外。周囲に3つの原発が集中。汚水、基準値以下なので影響ないとする。しかし、子供たちがガンなどの難病で亡くなっている。住民を代表して被害を訴えるソウヤーさん親子。娘セーラさん18歳、いまも身長140cm。
2011-12-28 23:05:01#NHK セーラさんが脳腫瘍になったのは、この街に引っ越して4年目。井戸の水をまいて遊び、食事をしていた。病気になってからはシカゴから水を取り寄せる。州政府からデータを取り寄せる。過去20年間、住民1200万人がどんな病気にかかったかのデータ。小児科医の夫が分析。
2011-12-28 23:06:19#NHK 原発周辺では、脳腫瘍・白血病などが30%以上増加。小児がんは約2倍に。国は、井戸水による被曝は1mSv以下、健康を脅かすことはないとしてきた。「低線量被曝が何をもたらすか知ってほしい」
2011-12-28 23:07:30#NHK 室井佑月「リスクは少ないという言い方は、リスクを背負う人達がいる。確実にいるということ」セーラさんがどれだけの被曝をしたかはわからない。測っていない。「子供が病気になったとしたら、損害を求めたいわけじゃなく、健康な状態に戻してほしいと思う」
2011-12-28 23:08:37@shbttsy74 皆様当事者になると発言が変わります。壊れた体は元通りにはならない。お金で替えれたら人生は無限。不死不老は存在しない。
2011-12-28 23:12:13#NHK 100mSvで0.5%増加。100万人で5000人死亡する。幼児・子供はもっとリスクが上がるのでは?低線量であっても影響が高いのでは、という意見もあるが、細胞が放射線に抵抗力をもつ、という意見もある。ICRP自身、この基準を見直すべきか議論を進めている。
2011-12-28 23:10:06#NHK 10月、ICRP会議。約30カ国、250人のネットワーク。会議の一部のみ取材許可。「8歳や10歳の子供が、なぜ原発労働者と同じ基準なのか」「ICRPの低線量リスクがこのままでいいのか」カナダ・オタワにある本部に直接聞く。事務局長・クレメント氏。
2011-12-28 23:11:35#NHK 「問題は低線量のリスクをどうするか」ICRPでは、低線量のリスクは少ないとみなし、リスクを半分に留めてきたと、クレメント氏。議論は1980年代後半から始まっていた。広島長崎のデータが、この頃修正。それまで1000mSv被曝は5%高まる。実際は500mSvと。
2011-12-28 23:13:20#NHK しかし基準は引き上げられず。クレメント氏「委員になる前なので詳細はわからない」議論に関わったICRP元委員に取材。当時の主要メンバー17人、うち13人が、原子力関係の官庁・研究所の出身者。チャールズ・マインホールド氏、エネルギー省の人物だった。
2011-12-28 23:14:44#NHK マインホールド氏「原発や各施設は、労働者の基準を甘くしてほしいと考えていた。その立場はエネルギー省も同じ。核施設の運転に支障が出ないか心配していた」エネルギー省の内部文書。1990年報告書。低線量リスクが引き上げられれば、対策に莫大なコストがかかるとしている。
2011-12-28 23:16:12#NHK マインホールド氏「アメリカの委員が、低線量では逆に引き下げるべきだと主張した」その後、ICRPは、原発労働者のために新たな基準を。より多くの被曝を許容できるように、20%引き下げ。「子どもや高齢者はいないので、下げてもいいと考えた。科学的根拠はなかったが」
2011-12-28 23:17:26#NHK アメリカ・テネシー州。再処理施設で清掃の仕事をしていた女性たち。仕事をやめてしばらくすると、体に異変が。「乳がん、喉頭がん、顔に皮膚がんを患っています」国に補償を求める訴えを起こしている。「私たちはモルモットでした。どんなに危険か知らされませんでした」
2011-12-28 23:18:43! RT @nurarinop RT @shbttsy74: #NHK アメリカ・テネシー州。再処理施設で清掃の仕事をしていた女性たち。仕事をやめてしばらくすると、体に異変が。「乳がん、喉頭がん、顔に皮膚がんを患っています」国に補償を求める訴えを起こしている。「私たちはモルモット
2011-12-28 23:21:36#NHK 室井佑月「根拠がないって、初めて聞いて驚いているんですが」ICRP、各国からの寄付で成り立っている。日本原子力研究開発機構からも。室井佑月「ICRP自体が、原発推進の人達が作ったものだから、安全基準値を決めるわけだから、それじゃいけないですよね」
2011-12-28 23:20:00#NHK 室井佑月「どれだけ安全かは、自分で決めていったほうがいいのではないかと思う」「知らないことが怖い。知ったら、それをもとに考えることができる。情報をあげてこないのが一番よくない」
2011-12-28 23:21:17#NHK セーラ・ソウヤーさん。後遺症で右手が麻痺。「科学者には、私達が単なる統計の数値でないことを知ってほしい。私たちは生きています。空気と水をきれいにしてください。たくさんの苦しみを味わいました。誰にも同じ思いをしてほしくありません」
2011-12-28 23:22:30