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  • 名前の読み方メモ

    愛 あい
    彩花 あやか


  • hikarino_youko
    自作冒険小説『ハート・クエスト』【21 未咲たちを見ていた“小さな人”について、4人の天使たちが知っていました。月の光が告げたからです。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の2 「そういえば、」ひとりの天使が、何かをさがすように歩いてきました。少し薄い赤の服を着て、裾を引きずり、天上の花園のような金の髪を肩と背中に垂らし、重たそうな本を両手で持っています。 #HQ_hikarino_youko
  • hikarino_youko
    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の3 「ラファエル、どうしました?」それは、雪が解けて花が咲いたような声でした。金の髪の天使がふり返ると、まっしろいワンピースをふんわりと着た少女の姿の天使が立っています。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の4 ただひとつ不思議なのは、腰まであるみごとな黒髪が、まるで人間の少女のように見えることでした。「ミカエルさんを見ませんでしたか?」「ミカエルさまは、神様がお呼びになったので、お仕事中です」 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の5 「そうですか。ありがとうございます」ラファエルは教えてくれた少女に、にこやかに礼を言い、少女は頷きました。ラファエルは、本を切り株に置いて、言いました。「ところで、あの≪小さな人≫の件ですが、」 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の6 「彼は、ささのみことではないでしょうか?」「え? あの神様は、あのとき亡くなられたんじゃ‥」「私も、ささのみことだと思います」静かな威厳に満ちたその声に、2人がふり返ると、 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の7 背の高い、ふしぎな髪の色の天使が、真っ白い衣装を引きずりながら歩いてきました。「エルファザさま!」少女は少しだけ震えそうになり、畏怖を感じているように見えます。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の8 「エルファザさま、はじめまして。ラファエルと申します」ラファエルは、聞いたことのない名だと思いつつも一礼し、胸に手を当てて、はきはきと自分の名前を名乗りました。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の9 「はじめまして、ラファエル、シーララ」少女は緊張した面持ちのまま、会釈を返しました。ラファエルは一瞬、何か思い出したような顔になり、少女の顔を見ましたが、元の表情になり、視線も戻しました。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の10 「ラファエル、未咲ちゃんとは、連絡はとれたのですか?」エルファザが尋ねました。「いえ、今回は、まだ。小学生6年生までは、いつ話しかけても聞こえているようでしたが‥」 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の11 シーララが、ぽつりと言いました。「ささのみことが生前、仲良くなさっていた金猫命(きんねこのみこと)が、『糸電話が切れた』などと仰ったそうですが‥」 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の12 ラファエルは、ささのみことが生きていると確信していたので、「生前」という言葉に違和感を覚えましたが、黙って聞いていました。それがマナーだと思ったからです。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の13 そして、聞きながら足元の≪裂け目≫をチラリと見ました。そこから見えたのは、朝、学校へと向かう未咲と、周りの人々の姿でした。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の14 人々はテンションは低いものの、自分の知っている人に会うと「おはよう」と言い、少し元気そうになってスタスタと歩いて行くのでした。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の15 「おはよう!」と、未咲たちも言いました。「なんか、寒くない?」「そういや」「確かに」その様子を、≪小さな人≫が見ていました。未咲の家で、月の光に照らされていたのと同じ人です。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の16 「そういや、今、冬か」大助が、雪を払おうとしながら言いました――が、黒い詰襟の肩に、白い雪はありませんでした。「あれ?」と、冷えた手をひっこめた大助は、温厚そうな照れ笑いで小首をかしげると、 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の17 大事な手袋をはめなおしました。手袋というアイテムは、大助にとっては≪お宝≫でした。ボタンをしっかりと留めたYシャツの袖口に手首のゴムを押し込んでから歩けば、北風の侵入を防いでくれるからです。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の18 「これで、朝の散策もサボらずに済むってもんだ。文明の利器ってのは、ありがてぇ」大助は、誰にともなく言いました。その笑顔はしみじみとして、家に帰ってコートを脱ぐときの会社員のパパのようでした。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の19 「確かにね」と、秋本くんは、はきはきと聞きとりやすい静かな声で言いました。「『さんさく』って、なぁに??」未咲は、5歳くらいの子どもが親を質問攻めにするときのように、好奇心の瞳をきらめかせ #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の20 ながら、2人を交互に見て尋ねました。「散策ってのは、‥そうだな~」「大ちゃんはね、朝のウォーキングの習慣があるんだ」未咲の表情が、納得の色に変わりました。「ウォーキングかあ。それで‥」 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の21】 「納得されてもですねぇ‥」と、≪小さな人≫が歩いてきながら、腕組みしかけた瞬間でした。「寒くない?」「おはよ」と、彩花と愛が早足にやってきて、未咲たち3人が挨拶を返すと、話の輪に加わりました。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の22 ところで、「○○くない?」と尋ねるとき。未咲や秋本くんなら「く」の前の音で上がって「く」で下がるところを、彩花は、必ず、下がらないで発音するのでした。けれども、決して方言ではありませんでした。 #HQ_hikarino_youko
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    作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の23 「確かに。最近、冷えるよね」と、そよ風のように言う、秋本くん。未咲は、「カムパネルラみたい‥///」と、見つめます。 「だな。なんでか、分かったし」大助は、確信に満ちた口調で言い、頷きます。 #HQ_hikarino_youko
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    自作冒険小説『ハート・クエスト』【第2話の24 「あれ? 今、」秋本くんが、≪小さな人≫に気がつきました。 「お前たち、器用だな~」聞き覚えのある声。「鈴木先生!」という声に未咲もふり返ると、「おはようございます!」と皆、口々に言うので、 #HQ_hikarino_youko
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