弊社社長によるFitEar TO GO!334の技術的な解説まとめ
FitEar TO GO!334に関するまとめ第二弾です。
第一弾はこちら
http://togetter.com/li/261546
カスタムとユニバーサルについての話から製品開発の苦労やイヤーチップの話などいろいろそれつつ最後は特徴的な純チタン削りだしパーツを使ったポート部分の話題に着地します。
須山慶太
@kindo3
ユニバーサルタイプの音質に関する全ての(かしら)問題は、高域の減衰にある訳で(無論バランスは重要なんですが)、優先順位として、高域再生に最も条件が良いのはなんぞやと考えた訳です。で、思いついたのがDirect HF Tubeでした(なにそれ?)
2012-02-22 12:11:56
須山慶太
@kindo3
経験的にカスタムでも内径2mm、全長8mm程度のチューブであると、高域減衰の無い透明感のある音が得られることは分かっていたので、これを基準とし高域ユニットにストレートのチューブを取り付けステムセット。あとはええいままよとロー/ローミッドユニットをチューブとステムの隙間から放射!
2012-02-22 12:14:28
須山慶太
@kindo3
元々、今は無き(あれ?無いよな)MacromediaのFreeHandでなんとなくのイメージだけ書いておいたのを、さくちゃん@ウチの凄くエラい人に具現化してもらった訳ですが、あー、これですこれ。ごめんなさいまいりましたというような試作が上がってきたのです!
2012-02-22 12:17:00
須山慶太
@kindo3
ステムに音導孔を開けるというアイデアだと、どうしてもイヤーチップ取り付けによる太さ制限が生じるため、まっとうにやると2個が限度。それ以上開けようとすると、一つが小さくなるか、もしくは耳に入らない太さになってしまいます(ウチの試聴機がそーだったなそーいえば)。
2012-02-22 12:22:15
須山慶太
@kindo3
ステム内にユニットを納めるのも、距離を稼ぐ上ではこの上ないんですが、当然ステム内径により使用可能なユニットサイズが規制されてしまうため、TWFKあたりがイヤーチップ、そして後方のダイナミック型レシーバーからの音を通す上では限界になりそうです。
2012-02-22 12:24:32
須山慶太
@kindo3
ユニット制約がなくて3ウェイ3ポート以上で高域が減衰しない構造・・・。現状今回のFitEar TO GO!以外は思いつかん(手前味噌)!押っ取り刀で特許の請求書書いて申請はしたもののどーなるか。
2012-02-22 12:27:25