2012年2月25日開催 逗子市防災課主催『放射線セミナー - 生活環境での放射線について』実況まとめ。
#zushi0225 岡野眞治「出てくるラドンの変動、地震予知でも影響が考えられている。また宇宙線など、太陽活動との関連性も見られる」
2012-02-25 10:36:26#zushi0225 岡野眞治「例えばラドン量の変動、昨年3月11日以降、15日に大きく増加している。降下物が増えたのは降雨のため。更に15-17日にかけて増加」
2012-02-25 10:37:14#zushi0225 岡野眞治「地域での違い。天然由来の物質では量濃度の違いが出てくる。東京~大阪の新幹線車内での変動を見ると、トンネル部では周囲が囲まれるので増える傾向、川の上では少なくなるなど、場所で差異が出てくる。また一般的に天然放射線は西日本のほうが高い傾向」
2012-02-25 10:38:56#zushi0225 岡野眞治「放射線の中身を見るにはスペクトロメーター。これは例えば石油採掘時の調査、あるいはラドンの親子関係から地面変動の概況が把握できる。メーターではエネルギーと数を把握することになる」
2012-02-25 10:40:51#zushi0225 岡野眞治「その他場所ごとでの違いを見るための可搬型の測定器。これらは原発事故などの際の汚染源、ホットスポット、または核兵器の監視や、体内の状況など医学診断にも利用される」
2012-02-25 10:42:17#zushi0225 岡野眞治「今回の原発事故で、地方自治体や住民への助言も多い。環境放射線の状況など、お知らせるのが大事。また測定の指導、食糧や環境中の放射能の測定や内部被曝での体内での影響、そして放射性物質の除去とその後の処理などが大事になる」
2012-02-25 10:46:05#zushi0225 岡野眞治「また放射線源からの退避や外からの散乱線の状況、つまりは分布状況を把握してできるだけ避けることになる。また専門機関の設立と実務の取得などが重要になってくる」
2012-02-25 10:46:58#zushi0225 岡野眞治「自治体が考えるべきなのは、役に立つ道具で中身を正確に把握すること、ここでは測定器の選択や方法や場所の選択、や測定者の指導養成、また体内取り込みの放射性物質の把握手段など」
2012-02-25 10:48:38#zushi0225 岡野眞治「今回の福島事故とチェルノブイリの違いが話題になるが、大きな違いは後者は運転中、福島では地震で停止後の放出という点で放射性物質の中身が異なる。停止中だとガス状になりやすいヨウ素セシウムが中心でプルトニウムやストロンチウム量は少なくなる傾向」
2012-02-25 10:50:33#zushi0225 岡野眞治「ホットエリア、いわゆるホットスポットだが降下した放射性物質、次第に浸透するので表面の近いうちの除去が重要になってくる。他には雨樋など流路、洗うことは除くよりも散らかす結果にもなるので、見極めないと汚染の拡大移転にもなる」
2012-02-25 10:52:08#zushi0225 岡野眞治「マッピングすると、所々低くなるがこれは道路のトンネルなどによるもの。今回ではトンネル内部では低くなる」
2012-02-25 10:53:36#zushi0225 岡野眞治「鎌倉、私の自宅での測定の結果。シンチレーションを用いた上で放射線の中身を見ると、エネルギーを見ると、これはエレクトロボルト単位。環境中のカリウム等が見えてくる。セシウムの線源を当てるとそれに対応する部分が顕在化する」
2012-02-25 10:58:20#zushi0225 岡野眞治「天然ラジウムを見ると、先程とは別の傾向。放出種類でも大分様子が異なる。この種類を見ることで環境中に存在する放射線を把握することが出来る」
2012-02-25 10:59:32#zushi0225 岡野眞治「また天然放射性物質を人体を挟んで計測をして見ると値が下がる、これは遮蔽の効果で一般的には体の大きいほど遮蔽効果は大きくなる」
2012-02-25 11:02:22#zushi0225 岡野眞治「福島の影響のものも詳細に計測すると多少出てくる。スペクトルの天然ウラン系の分布位置から若干離れた山がセシウムに相当する(波長の幅は)0から4ミリオン」
2012-02-25 11:05:36#zushi0225 岡野眞治「再び昨年3月の状況、降雨と同時に福島の影響が出ている。例えば3月21日について種類を見ると、ヨウ素が増えている。まだ不明なところであるが、21日に増えている。その後徐々に減少しているのが現状」
2012-02-25 11:11:23#zushi0225 岡野眞治「例えば鎌倉市内の車載測定でのマッピング、御成小や中央公園で見ると、セシウムやヨウ素などでも種類ごとに見ると、各々の違いが出てくる」
2012-02-25 11:13:23#zushi0225 2012年1月25日の動画。ロシアでの放射線のスペクトロメーターでの調査の様子。多くの人からセシウムなどが大量に検出されている。岡野眞治「今回の福島事故では数百名測っているがここまで増えている人はいない」
2012-02-25 11:19:30#zushi0225 岡野眞治「ストロンチウムではβ線だが大気中では非常に低いγ線が放出されるように変質する。実際に中央アジアではγ線だけでストロンチウムが検出されるほど大量のストロンチウムが存在するが、現実には非常に測りにくい」
2012-02-25 11:24:39