20120311 #ETV 特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図5 埋もれた初期被ばくを追え」
#ETV 特集。原子力センターの阿部さん、いま壊れたモニタリングポストの復旧にあたっている。原発から10km圏内へ。まだ強い放射線が存在する。かつてモニタリングポストがあった場所。簡易型の測定器を設置。阿部さん、ないと諦めていたデータを発見。原発西5kmの大野局。
2012-03-11 23:02:35#ETV 特集。3月15日の放射能大量放出直後のデータ。データを回収して整理。現地の気象情報、スペクトルのグラフ。事故から6日間、放射性物質が10分ごとに変動する様子がとらえられている。ヨウ素131も。
2012-03-11 23:03:39#ETV 特集。しかし、この膨大なデータをどう活かせばいいのか。阿部さん、データの公開を思い立つ。「我々の知識も限られている。いろんな方に見ていただいて、いろんな知見を加えていただくのがこのデータの活かし方だと思う」
2012-03-11 23:04:37#ETV 特集。鶴田研究員、初めてデータを見る。岡野眞治氏も駆けつける。岡野氏、ヨウ素131の動きが時系列でデータがとられていることに注目。「非常に貴重なデータですよ。現実にものを見たのは初めて」鶴田氏、風向き、雨や雪などの変化の記録に注目。感雨雪。
2012-03-11 23:07:07#ETV 特集。神奈川県鎌倉市。岡野氏、データ分析。放射性核種ごとの空間線量の変動を時間軸に沿って並べる。1週間後、大野局で測定されたヨウ素131の推移が見えてきた。最初にヨウ素131を含むプルームが大野局を通過したのが12日午前8時。15日、長時間にわたって来た。
2012-03-11 23:10:19#ETV 特集。シミュレーションは次のステージへ。海洋研究開発機構。東日本一帯でのヨウ素131の動き・濃度を解析。鶴田氏、今回のデータを入れて精度を上げる。3月12〜16日の拡散シミュレーション。黄色、1m3あたり10000Bq以上のプルームが通過。
2012-03-11 23:12:14#ETV 特集。3月12日午後4時、北西に6時間にわたって流れる。その後、東向きの風になり海へ。15日、南向きの風。高濃度の放出が再び。福島県南部、茨城県、栃木県を通過。西向きの風に。午後1時過ぎ、新しい放出。飯舘、津島など北西方面を直撃。いわき市方面行きが多い。
2012-03-11 23:14:10ヨウ素131拡散シミュレーション RT @shbttsy74 #ETV 特集。3月12日午後4時、北西に6時間にわたって流れる。その後、東向きの風になり海へ。15日、南向きの風。高濃度の放出が再び。福島県南部、茨城県、栃木県を通過。西向きの風に。午後1時過ぎ、新しい放出 #nhk
2012-03-11 23:17:08#ETV 特集。床次教授、試算結果を伝えるため浪江町役場へ。副町長、健康管理の責任者が報告を受ける。「ひとつの情報として考えてほしい。これは推定です」初めて知らされる、事故直後のヨウ素による甲状腺被曝線量。副町長「私の孫もそこに避難している」
2012-03-11 23:16:05#ETV 特集。床次教授「リスクがあるかもしれないという前提で、それをきちんとサポートしていくことが必要」「定期的な健診が必要だと申し上げたい」浪江町、子供たちに受診を呼びかけていくことに。「可能性のある人たちについては、継続的に支援していこうと」
2012-03-11 23:18:18#ETV 特集。床次教授「二度と繰り返してはいけない事故、克明に正確に記録しておくのは、我々の義務、使命だと思う」床次教授、津島地区に何度も足を運ぶ。今回は、住民への聞き取り調査をはじめるため。紺野宏さんの自宅へ。紺野さんを通じて、残っていた子供たちの情報を集めたい。
2012-03-11 23:19:42#ETV 特集。子供たちが、いつ、どこで、何をしていたか、行動を明らかにする必要がある。2012年3月5日、東京大学。ヨウ素131の動きを追う研究者たちに新たなメンバーが。茨城県立医療大学の佐藤教授。シミュレーションの結果を線量推計に結びつけるには何が必要か検討。
2012-03-11 23:21:46#ETV 特集。原発の南に大量のヨウ素131が流れたことがわかった。しかし実際に南側で測定されたデータが不足。岡野氏、阿部さんから送られてきた、福島の他のポストのデータを出す。原発から2.5kmなど、4カ所から回収。1.6kmの夫沢局、ヨウ素131の動きを南側で初計測。
2012-03-11 23:23:55#ETV 特集。岡野氏ら、新たなデータを解析し、シミュレーションの精度を向上させ、次はより広い地域の住民の線量推計に挑むことに。
2012-03-11 23:25:11#ETV 特集。福島市に避難した国分さん一家。2月、子供6人の検査結果が届いた。甲状腺の異常有無について。3人は異常なし。3人は二次検査必要なし。「これ1枚だけではよくわからない。この1回だけでは」これまで県内の3割の子供にしこりなどが見つかっている。
2012-03-11 23:26:57#ETV 特集。今後も継続して行われるこの検査を、当面は頼りにするしかない。「不安を取り除いていくしかないんで」「ここで終わり、という線引きは難しい。だれも経験したことがないこと」
2012-03-11 23:27:58#ETV 特集。原発事故から1年、事故直後のヨウ素被曝の解明は始まったばかり。どこまで解明できるのか。住民たちの不安にどこまで応えられるのか。そこに子供たちの未来がかかっている。
2012-03-11 23:28:48