GoodBye_Nuclear 先生のバンダジェフスキー講演に対する検証ツイート

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善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

心筋間のかい離。あれも浮腫とするには根拠が乏しいです。横断裂とともに、artifactとしたほうが自然なのです。

2012-03-16 07:23:27
高岡 滋 @st7q

.@GoodBye_Nuclear バンダジェフスキーは、血管内皮障害説には言及しなかったのですか?ヤブロコフの「チェルノブイリ」では、心筋障害説に対する言及はなく、血管内皮の障害によるとなっていたように思います。

2012-03-16 07:57:21
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@st7q 血管障害とか循環器の影響という言い方は、通訳を通じてですが、していたと思います。内皮細胞との言及はなかったと覚えています。

2012-03-16 08:32:55
Mat Hadzki @mathadzki

@GoodBye_Nuclear (当方も病理医です) 浮腫とは言い難いですよね。断裂ではなく乖離。介在板で剥がれている。心筋のcontraction band necrosisは不明ですがそもそも写真の質がよくなく、微細な病変あっても判別困難かと。標本を直接検鏡したいですね。

2012-03-16 07:59:57
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

バンダジェフスキー博士の原著&日本語訳を対比して読む。わかりやすいのが腎臓で、要詳細検証だが翻訳は特段問題ないと思う。糸球体で「毛細血管の内腔が狭くなり血管壁は薄く」と細かく示していながら、「糸球体は最終的に空虚に、すなわち空洞化」とある。前者と後者の間に医学的関連がない。

2012-03-16 08:41:35
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@jossfat いえいえ、でもありがとうございます。バンダジェフスキー博士の所見を無批判に追従するのは、病理医としての良心が許さなかったのです。また、この「放射性セシウムが人体に与える~」という訳本には、ぜひとも白黒でもいいので各臓器、数枚でも組織写真を添付して欲しかったです。

2012-03-16 08:47:06
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

「突然死したゴメリ州患者の剖検。99%に心筋異常がみられ、ジストロフィー病変と壊死。毒作用である」とあるが、99%に光学顕微鏡の変化がみられるというのは、どこまでを異常としているのか? またジストロフィー変化を毒作用とするのも論理の飛躍。低栄養による心筋狭小化は常にありうる。

2012-03-16 08:54:52
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@ef827f223si97ji @mathadzki 心筋の断裂は通常は縦断裂で、splitting や bifurcation(分岐) などと言います。ここで問題になるのは横方向にぶった切れたような band-like なチョン切れであり、雷に打たれても、ここまで至りません。

2012-03-16 08:58:56
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@ef827f223si97ji @mathadzki また、放射性物質が蓄積され、このような変化になるというのは、死後ある一定時間内に解剖が行われ、臓器を適切にホルマリン固定し、優れた検査技師による標本作成を経た標本を公正に評価しないと、難しいし、放射線生物学の裏づけも必要です

2012-03-16 09:01:31
Mat Hadzki @mathadzki

@GoodBye_Nuclear 固定不良・脱水不十分のブロックを薄切後、高い温度で急激に進展したような標本にみえるんですよ。ブロック借受けて日本製のコーティングガラス使って、日本人検査技師の匠の技で状態の好いプレパラートを誂えて、日本の病理専門医の目を複数集めて検鏡したいところ

2012-03-16 08:54:36
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@mathadzki おっしゃるとおりです。組織のパラフィンブロックが借りられれば、私の部下の臨床検査技師が、外部精度管理で標本作製サーベイを受けるときのように、気合を入れて標本をつくります。

2012-03-16 09:04:23
studying @kotoetomomioto

http://t.co/8XrvRq0QこのFig2-18です。これに対し「内部被曝由来or由来で無い」と判断する時の比較対象なんてあるんだろうか?という疑問です。チェ膀の福島博士は、、続“@Todaidon: @GoodBye_Nuclear study 具体的

2012-03-16 09:05:56
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@study2007 @Todaidon はっきり申し上げますが、この肝臓の組織標本、標本の質が低く、詳細な観察は難しいです。確かに小葉中心性に肝細胞の壊死はありそうですが、循環不全性で説明がつきます。放射性Cs云々は物質分析ですから病理組織像からは読み取れません。

2012-03-16 09:11:26
Joss Fat @jossfat

仰る通りと存じます。心電図に関しても一例も掲載がなく解析に謎な点も多いですね。 RT @GoodBye_Nuclear: バンダジェフスキー博士の所見を無批判に追従するのは病理医としての良心が許さなかったのです。白黒でもいいので各臓器、数枚でも組織写真を添付して欲しかったです。

2012-03-16 09:10:04
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@jossfat まさしく、です。病理医(臨床検査管理医でもありますが)として、病理組織像なり心電図なり、「症例」とされる生データを目に見える形で示していただかないと、納得しようとする緒にも着けません。

2012-03-16 09:14:14
studying @kotoetomomioto

「炎症的な所見ではあるが、あーでもない、こーでもない、はっきり言えないけれどあえて分類すると内部被曝による慢性炎症とでも言うべきだろうか」という感じだったわけですしトロトラストもかなり被曝水準は違う?続“@Todaidon: @GoodBye_Nuclear study

2012-03-16 09:13:01
studying @kotoetomomioto

様な気がしますし「調べてみたらこんな像でした。繊維化は見られますor見られません」ぐらいなら判るのですが「~~由来であるor無い」まで言える程共通の理解があるのかな?と思いまして。“@Todaidon: @GoodBye_Nuclear

2012-03-16 09:21:11
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@study2007 @Todaidon 肝臓については、どこをとっても非特異的、ある意味さまざまな原因が考えられる変化に終始しています。細かい線維増生にしても、肝細胞周囲線維化 pericellular fibrosis であれば、アルコール多飲による変化で矛盾しません。

2012-03-16 09:20:22
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

日本では、肝炎ウイルスが関与しない、純粋なアルコール性肝線維症・肝硬変は実に少ない。欧州では飲む量が桁違いだからか、それらは多いとされる。旧ソ連国家であれば、肝臓の微細な線維増生は多くの方にみられるであろう。

2012-03-16 09:22:47
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@study2007 @Todaidon すくなくとも、病理形態学的変化から放射線の影響と結びつけるわけにはいきません。その部分の共通理解というのは、まさにこれからの課題ですから、全く存在していないと思います。「言いだしっぺ」が正しく思える錯覚は常にあるでしょう。

2012-03-16 09:28:17
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

(1)心電図や組織などの「異常」とかが何を意味するのか不明、(2)サンプル数が表示されない、というあたりが奇妙です。が、それでも彼の提唱するSLIRが、彼の「ギョッ!なんじゃこりゃ!」という感覚に発している気がするので怖いです。@jossfat @GoodBye_Nuclear

2012-03-16 09:23:28
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

@anmintei はい。バンダジェフスキー博士が各症例から、どのような具体的異常を挙げたのか?です。低線量被曝の長期的影響については、まさにこれからの課題ですし、とにかく私は恐怖心を持って警告してゆきたいと考えています。Tweetしているのも、恐怖心が原動力になっております。

2012-03-16 09:30:46
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

バンダジェフスキー博士の東京公演で、腎臓の糸球体(直前に通訳に「しきゅうたい」と読み方を教えました)が「溶ける」と解説されたが、これはメサンギウム融解 mesangiolysis を指すのではなく、マルピギ小体まるごと溶ける説明だったが、「前代未聞ありえないレベルの」変化である。

2012-03-16 09:38:15
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

バンダジェフスキー東京公演で、通訳が問題だと言う指摘をいくつか見かけますが、もちろん私はロシア語はわかりませんが、おそらくそれはないと思います。ロシア人学生の放射線の知識に裏打ちされた主通訳者への補助は適切だと思いました。先生ご本人の病理の理解がクエスチョンだと思った次第です。

2012-03-16 09:46:40
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

バンダジェフスキー博士。腎臓の変化を最小機能単位であるネフロン(糸球体+尿細管ほか)に主に観られるとあるが、これらは糖尿病性腎症でも普通に説明できそう。そもそも、糖尿病とか高血圧とかの血管・循環器リスクのないヒトの腎組織を論じるべきだ。最初からおかしい。

2012-03-16 10:52:11
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