橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』に対する批判６

ラスキンの犬 @DogRuskin

「小室ゼミ出身者には橋爪大三郎・宮台真司・副島隆彦らがいる」　Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ　副島隆彦との共著もありましたよね、『現代の預言者・小室直樹の学問と思想』　http://t.co/8kMOGIRE　http://t.co/lRDyFZw7なるほど、小室教ですね、理解。

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チャイ子：11月→むぎ(猫)、落語、文楽、歌舞伎、映画 @rose_japonaise

要するに、まさかの電波系…orz RT @DogRuskin: 「小室ゼミ出身者には橋爪大三郎・宮台真司・副島隆彦らがいる」　Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ　副島隆彦との共著もありましたよね、『現代の預言者・小室直樹の学問と思想』

植田真理子 @marikobabel

十回だか一回だか知らないけど、念仏を唱えれば極楽往生できるという橋爪大三郎(吉本隆明？)説　http://t.co/E0kjrh78　については、このページ http://t.co/ZPDTVcCb を参照。

やしのみ @GmailAltima

橋爪大三郎氏の仏教理解のスタンスは、師匠の小室直樹氏(例えば『日本人のための宗教言論』)と比べるとさらに興味深い。驚くほど違うのである。

やしのみ @GmailAltima

小室氏は宗教についても同様のスタンスだった気がする。キリスト教や仏教の重要な特徴を切り取って単純なモデルとして考察したり比較したりする。そして、その重要な特徴とは、小室氏の関心を反映して、近代社会との関わり、科学とか資本主義とか民主制とかに関係のある特徴がメインだろう。

やしのみ @GmailAltima

小室氏は、インドの伝統思想では輪廻の主体は「我(アートマン)」だとはっきり言う。だから、そのアンチテーゼとしての仏教の「無我(アートマンの否定)」の思想が鮮明になる。

やしのみ @GmailAltima

橋爪氏は輪廻の主体について、哲学で出てくる個体の時間的同一性の議論のようなものを持ちだして、ああでもない、こうでもないと考えたあげく、(輪廻には)「大変な飛躍と不合理がある」と結論する。アートマンには触れない。そのため、まず仏教の「無我」の思想の意味がぼやけてしまう。

やしのみ @GmailAltima

橋爪氏は、中観の「空」の理論は、般若教団や龍樹の記述のなかで簡単に触れるだけ。「唯識」については何の説明もない(日本の南都六宗の法相宗のところで名前程度は触れてはいるが)。

やしのみ @GmailAltima

橋爪氏は十二支縁起は一応説明しているが、因果や縁起について詳しい説明はない。のみならず「相依性(＝因果関係)」という紛らわしい記述もある。因果関係は普通「原因→結果」という直線的・時間的関係、相依性は文字通り相互依存的・同時的関係で、小室氏がわざわざ区別した点ではなかろうか。

やしのみ @GmailAltima

つまり橋爪氏は、師匠の小室氏が力を入れて説明したポイントを、ほぼ悉く無視しているのである。

やしのみ @GmailAltima

では、橋爪氏は代わりに何を強調するかというと、初期仏教では「解脱」である。「むしろ仏教が、初めて輪廻を否定したのです。否定したとは、｢輪廻を乗り越える」というアイデアを打ち出したということです」などの説明を読むと、橋爪氏は仏教が初めて「解脱」を主張したと考えているように思われる。

やしのみ @GmailAltima

さて、橋爪氏と小室氏の仏教理解を比べれば、小室氏にも不正確な点や間違いはあるだろうが、小室氏のほうが遙かに好感が持てる。

やしのみ @GmailAltima

また橋爪氏の記述は混乱しているようにも思う。橋爪氏は、仏教部派の説一切有部の説「三世実有、法体恒有」を「現象は変化し続けるが、その変化を支配する法則そのものは不変の実体だ」と説明するが、ここでいう「法」は「法則」のことなのだろうか。世界の構成要素の意味の「法」ではないだろうか。

やしのみ @GmailAltima

橋爪氏は何か、仏教の肝心のところを避けよう避けようとしているように思われてしまうのである。

朝日出版社 第二編集部 @asahipress_2hen

橋爪大三郎・大澤真幸『ふしぎなキリスト教』（佐々木俊尚氏Facebook）「いま読みふけってるのは「ふしぎなキリスト教」。…日本人には理解しにくい一神教の世界が非常にわかりやすく社会学的視点から提示されていて、「うむ、なるほど」とたくさん膝を打った」@sasakitoshinao

一條おろち11/15～個展横浜 @1jouoroti

【ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)/橋爪 大三郎 他】対談形式でキリスト教を根幹からみていく。ユダヤ教からはじまり東方教会・西方教会、矛盾だらけの聖書、グローバルと宗教などあらゆる側面を、単なる... →http://t.co/dKqt6VeV #bookmeter

ラスキンの犬 @DogRuskin

読者の感想　「プロテスタントができた経緯からすればアメリカが躊躇なく企業をつぶす傾向があるのも納得だなあ。」　橋爪大三郎は、プロテスタントの教派の派生と合同を、企業の独立や買収、Ｍ＆Ａと見ているからね

松谷信司「キリスト新聞」編集長（プロテスタント２世）✝🌈 @macchan1109

【キリスト新聞】4/7付3面トップは、『ふしぎなキリスト教』記念シンポ。大貫氏「初学者が感じる疑問大切」　2012年4月7日 - キリスト新聞社ホームページ http://t.co/eOZDOGGQ

ラスキンの犬 @DogRuskin

　「初学者が感じる疑問大切」、とな　　ＲＴ　@macchan1109 【キリスト新聞】4/7付3面トップは、『ふしぎなキリスト教』記念シンポ。大貫氏「初学者が感じる疑問大切」　2012年4月7日 - キリスト新聞社ホームページ http://t.co/hQGGNTh9

crape @crape_myrtle_

カトリックもプロテスタントも要理教育を疎かにして来たから、自分の信じているものがよくわかっていない信徒や無知な信徒が多いのだし、「ふしキリ」のような与太事書いてある本を読んでも内容を鵜呑みにしたりヤバさに気付かなかったりするんじゃないでしょうかね。信徒も牧師達も。

crape @crape_myrtle_

尾崎明夫神父の「カトリックの教え」 １）要理教育の必要性について 　http://t.co/yCvmhlRW　これはカトリックのページだけど同感です。

crape @crape_myrtle_

引用）　カトリック教会の中でも、近年公教要理の勉強が「まる暗記の詰め込み教育」として否定的な評価を受けてきたような気がします。しかし、この要理教育の軽視の結果、教会の教えについて信者の間に無知が広がったことは否定できないと思います。

crape @crape_myrtle_

引用）この無知は福音宣教の妨げであるばかりでなく、信者の信仰生活の成長にも支障となります。