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ヤツコ委員長:個人的には許可証の発効には反対です。フクシマの教訓はすでに安全性向上に活かされていますが、まだまだやるべきことはあるのに…まるでフクシマがなかったことのように許可証を発行することには反対です。
2012-04-30 14:37:40スピニッキ委員:このまま許可証を発行すべきです。許可に条件を加えても、それが新たに建設される原子炉の安全性に違いをもたらすとは思いません。
2012-04-30 14:41:30<ナレーション> 5人の委員による評決の結果は、反対がヤツコ委員長一人…新規建設を許可するとなりました。建設されるのは東芝の子会社・ウェスティングハウス社製の最新式の原発です。2月、建設現場にはエネルギー庁のチュー長官みずから姿を見せました。
2012-04-30 14:48:48チュー長官:地球温暖化とエネルギー需要の増加の中、原発技術の国際競争は激しさを増しています。私たちの選択は明らかです。技術開発を進め、輸出するのです。原発技術でトップに君臨するには、この競争に参加しなければなりません。アメリカは勝つでしょう。
2012-04-30 14:54:51<ナレーション> アメリカは今後、原発の輸出に力を入れる方針です。新たな原子炉の建設許可から1カ月後、NRCは原発の安全性の強化のため3つの命令を発しました。なかでも全てのマークⅠ・マークⅡ原発に対してベントを改善あるいは導入することを命じています。
2012-04-30 15:00:42ヤツコ委員長:我々は同じような事故を世界で起こさないよう、検証を続けなければなりません。今回の事故は、アメリカでも地震や津波などの自然災害に備える必要があることをあらためて学びました。
2012-04-30 15:05:09ミラー博士:規制当局は公正で強い権限を持ち、なにより独立していなくてはなりません。それが安全のためなら、決断を下す権限を持たなくてはなりません。それが人々から信頼を得る助けになります。
2012-04-30 15:10:41ミラー博士:何が起きているのか、人々が知ることが重要です。人々に情報を隠してはならないのです。もしわからないのなら、わからないと言うべきです。正確な情報が伝えられているという確信が持てれば、たとえ悪いニュースでも受け入れられると思います。信頼感も出るはずです。
2012-04-30 15:18:01ミラー博士:オープンにすることが大きな助けになります。オープンな姿勢・誠実さ・責任感などにまだ問題があります。人々が自分はウソをつかれていないと感じることが重要です。人々の理解を得るには、それが一番大切です。
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