【履歴書の件】学生は就職について語る"権利”がないのか? そもそも”喋れる権利”て何だろう
”履歴書を一日かけてでも丁寧に書く”人ってどう考えても仕事が出来なさそうに思えるんだけれど。だって、効果があるのかも分からない事をアホみたいに遅いペースでやってるんだろ。 http://togetter.com/li/30522
2010-06-20 23:48:32履歴書の件で“そんなやつ逆に仕事ができんのかよ”みたいなこと書きながら、怠け者の大学生の俺にそんなこと言える権利あるのかよって思った。実際に、そういうコメントがあった。同時に、なにかを言う権利ってなんだよって思った
2010-06-21 08:44:18例えば、ある武道をやったことがない人が、その武道について何かを言うのはおかしいように思う。けれど、まったく稽古をしていないけど大量の本を読んでいたとしたら? なんとなくだけれど、権利がありそうな気もする。野球の新しい有効な指標の一部は選手ではなく観客から生まれた
2010-06-21 08:49:34例えば、素人がプロ野球選手のブログに技術論を書き込むのはおかしいと思う。笑い話にさえなる。この人の持っている性質は、「それを知らない(とされている)」ことと「プロ野球選手の出来不出来とその人の生活がまったく関係がない(ように見える)」ことだ
2010-06-21 09:00:16つまり、「喋れる権利」って言うのは二種類ある。一つは他人よりもそのことについて、実際に知っている(と見せることができるような経歴や実績がある)とき。もう一つはそれに関係があるとき。
2010-06-21 09:03:29けれど、本当に二つ目の権利はあるんだろうか? “関係がある”ということはそのまま喋る権利があるってことになるんだろうか? 少なくとも、ないと思っている人はいるし、僕もないような気がする。あるとしたら、量としてどれくらいあるんだ?
2010-06-21 09:25:53そもそも“喋れる権利”って何か考えれば、権利がないという理由をつけられて無視されるようなことがなく、その内容を十分検討すべき物して扱われる“べき”だと、言えるような正当性 だよな
2010-06-21 09:31:35喋れる権利ってのはもしかして技能と技術の違いじゃないか? 例えば技能は、三割を打つ技術のように、簡単には伝達不可能なもの。そして技術は、例えば特許に申請できるように真似れば多くの人が使えるもの。
2010-06-21 09:43:14つまり、技能が自分より大幅に上の人間に技能的な指摘をすることはできない(のではないか)。なぜなら、伝達がひどく難しく、またそれが正しい可能性がかなり低いからほとんど無駄な時間をすごすだけになるから。じゃあ、技術は? もっと言えば、技術以前の思想は?
2010-06-21 09:51:09履歴書での選考の件は、実は技能に見せかけた、技術以前のただのなんとなくの思想ではないか? 技能というのは、常に数値化できるような結果が表示されなければ存在しない。人事なんて数値化できず、しかも上下振れ幅が大きすぎるもので、技能は作られない
2010-06-21 09:59:50もうそうなると、占いレベルでしかない。もちろん、占いレベルでしかなくてもその精度の差はあるだろう。でもそうなると、怠け者の大学生でしかない僕でも何かしら言う権利はあると言えるんじゃないか? それを変える権利はなくても、「アホなんじゃないの」とかは
2010-06-21 10:04:39技能と思想の違いが曖昧だ。もうちょっと考えてみる。技能はすぐには変更できないけど、思想は直ぐに変えられる、とか。例えば小説を書くのは技能か技術か思想かどれだ?
2010-06-21 10:23:56曖昧だからこそ定義しないと。“差別じゃない区別だ”の意味が今もちゃんと分からなくて、それはかなり乱雑に使用されているせいで、“それは技能じゃなくてどうでもいい思想”とか言ってもなんか分かった気になるけど結局なにがなんだかって感じになる
2010-06-21 10:28:30差別と区別の間を決めるとすると、「その性質によって大幅に不利益を得る人が許容できるくらいにすくなく、同時に社会的な利益がより大きくなる点」じゃねーかと思う。超なんとなく。「俺はたぶんここらへんがいちばんいいかんじだと思う」、ってのがそいつの主義主張になる、と思う
2010-06-21 10:43:01技能と思想の定義を始めたのは、まず言う権利があるか=言うことで社会的な利益が発生するか、ってのを考えていたからだから、逆に「正確さと発生する利益の量を天秤にかけるといいかんじになるところ」が定義にもできると思う。でも、すっごく違和感がする……
2010-06-21 10:48:34