すべての母は「毒母」であり、すべての母娘関係は支配関係である。― 斎藤環(精神科医)
ありがとうございます。親離れ、すなわち子離れ。ひきこもりの背景にはしばしば、子離れに抵抗する親の無意識の欲望があります。 RT @gorilla_roland 先生に予約させられたん2冊目ですわ!
2012-06-20 22:00:33たぶん先進諸国共通です…という内容も本書には記されています。 RT @luckpal 大人と呼べる年齢が30歳くらいである、というのは、日本に固有の問題ですか?
2012-06-20 22:01:29@pentaxxx 親が弟離れしてくれない…(逆も)ことに気づいてしまったので、今のうちから苦しいですがしっかり読みたいと思います。 。
2012-06-20 22:10:34ついでながら先週の「毒母」ツイートをしょうしょう「解毒」しておきます。「彼女たち」は、ある世代(「団塊」と呼んでもそうはずれではない)の価値観の被害者でありうるということ。
2012-06-20 22:16:01戦後民主主義というタテマエと、男尊女卑というホンネのギャップが極大だった時代に、ねじれた抑圧をうけ続けた女=母たち。母娘問題のラスボスは実は父親なのだ。みずからの罪に無自覚なラスボスたち。
2012-06-20 22:17:33この世代の男性の多くには結婚生活における「関係性のメンテナンス」という発想がとことん欠けている。家庭のことは妻に一任し「仕事に逃避」し続けること。この「労働への逃走」が高度成長の何割かを支えていた。「俺が食わせてやっている」というセリフが辛うじて許容され得た最後の世代。
2012-06-20 22:19:24結果、母親は妻であり続ける不毛に耐えかねて育児へと逃走する。 そんな感じで全体重をかけられたら、そんな母親が娘にとって重いのは当然で。しかし娘は母親を振り切れない。すでに「洗脳」されているから。
2012-06-20 22:20:36密室内の二者関係は洗脳の温床。どんな理屈も感情操作で木っ端微塵にされる空間。逃走予防のために「罪悪感」という足枷がもれなくついてくる。そう、「罪悪感は洗脳のしっぽ」とはそういう意味です。
2012-06-20 22:22:35母親がそれぞれ独自の抑圧観に基づいて、ブリコラージュ的に編み出した必死のサバイバル戦術を、それこそ一子相伝的に娘に伝達しようとする。その配慮が、その必死さが、ことごとく「毒」化するやるせなさ。
2012-06-20 22:23:51あぁほんとよくわかる…as娘。RT @pentaxxx 母親がそれぞれ独自の抑圧観に基づいて、ブリコラージュ的に編み出した必死のサバイバル戦術を、それこそ一子相伝的に娘に伝達しようとする。その配慮が、その必死さが、ことごとく「毒」化するやるせなさ。
2012-06-20 22:27:04@pentaxxx うちの場合は母が20歳で生んだからか「誰かに全力で依存したい 誰かに愛されたい だが自分からは愛せない」という風でした。己の幼少期をまだ「うん」しか言えない年齢の子に聞かせたりと、幼児にカウンセリング役を。早く離れねばという危機感が常にありました。
2012-06-20 22:33:20錠前のスタンドだッ! RT @pentaxxx: 密室内の二者関係は洗脳の温床。どんな理屈も感情操作で木っ端微塵にされる空間。逃走予防のために「罪悪感」という足枷がもれなくついてくる。そう、「罪悪感は洗脳のしっぽ」とはそういう意味です。
2012-06-20 22:37:06近距離パワー型から遠隔自動操縦型に移行した人がいます。義母と毒母はなんとなく字面が似ていますね。 “@pentaxxx: たぶん「毒母」はタイプ分類が可能だ。近距離パワー型(過保護過干渉もしくはオラオラ)、遠隔操作型(ネグレクト+搾取)、遠隔自動操縦型(呪いの言葉で支配)…”
2012-06-20 22:49:51@pentaxxx 母から10年近く『すべて(家の中の不和は)あなたのせい』『あなたを育てるのは無理』と言われながら育ち、お決まりですが私は荒れ、母と和解しそうな頃母が突然死し、いまは兄弟の抱える問題が私のせいだと思ってしまう、そういう呪いが未だに解けず苦しいです。
2012-06-20 22:59:07「もっと自分を大事にしなきゃ」が「私の聞きたくないことを言わないで」だと直感した時の嫌悪感ときたら!もっともそれは知人からの言葉だったのですが。母は幸いそういう呪いをかける人ではなかったので。QT @pentaxxx 「あなたのため」は呪いの言葉。
2012-06-20 23:41:07@pentaxxx 確かに今現在、苦しいです。私も小さい時から、母親の愚痴を聞いて育ってきました。母親は、「子どもには何を言ってもいい」という部分があるようです。そして、私の息子(孫)にも同じことを言っているので、頭が痛い状態です。
2012-06-21 00:48:50そして父親は社会に「こうあるべき」を強いられ…というスパイラル RT @pentaxxx: 戦後民主主義というタテマエと、男尊女卑というホンネのギャップが極大だった時代に、ねじれた抑圧をうけ続けた女=母たち。母娘問題のラスボスは実は父親なのだ。みずからの罪に無自覚なラスボスたち。
2012-06-21 01:16:10@pentaxxx はじめまして。毒にならない母親はいないとはいえないと思います。私は、自分が毒母だたいう自覚ありますど。「毒」も愛ゆえかと。その愛が伝わらないと悲劇になります。確かに、第二の母親っていいですね。親代わりになる他人が子育て特に思春期に大事だという国があるそうです。
2012-06-21 06:28:43奈美悦子さんのように毅然と、男の子を育てたいと思います。@pentaxxx 不機嫌な息子(中学生)が帰宅。母親に「何でもいいからご飯」とぶっきらぼうに言う息子。母である小島先生はどう「対応」したか? 答えは本書で!『子育てが終わらない 「30歳成人」時代の家族論』(青土社)
2012-06-21 08:44:47自分が受けた言葉を、夫へ、妻へ、子供へ向ける。生き難さを自覚したなら、その連鎖にも目を向けたい。 @pentaxxx: 「あなたのため」は呪いの言葉。
2012-06-21 09:20:09その毒を将来同じ母親になったとき、こどもに渡してしまわないか不安っていう呪い RT @pentaxxx: 母親がそれぞれ独自の抑圧観に基づいて、ブリコラージュ的に編み出した必死のサバイバル戦術を、それこそ一子相伝的に娘に伝達しようとする。その配慮が、その必死さが、ことごとく「毒」
2012-06-22 00:23:12これって新入社員と上司の関係にも当てはまる気がする RT @pentaxxx 母親がそれぞれ独自の抑圧観に基づいて、ブリコラージュ的に編み出した必死のサバイバル戦術を、それこそ一子相伝的に娘に伝達しようとする。その配慮が、その必死さが、ことごとく「毒」化するやるせなさ。
2012-06-22 00:42:51わたしは母にとっての『いいこ』で、母に言われた通り進学しましたが、社会に出てから従う存在が他人になった途端、鬱病に。病気は私にとっては自律の一歩でしたが、母は結婚してからも私からは子離れしません。自分は子どもができたら夫や義父母にも相談したいと思ってます。@pentaxxx
2012-06-22 08:05:10母が悪かったのではないと今は思えます。でも子どもには母親がすべて正しいと思って成人した私のようになって欲しくない。色んな価値観や考えを自然に受け入れる寛容さを持てる人と、そうじゃない人の違いはどこにあるのでしょうか。@pentaxxx
2012-06-22 08:18:01@pentaxxx うちの母はこの分類だと遠隔自動操縦型かなあ。でもたいての場面でおとなしく操縦されていました。それが母と根本的にはかかわらないカンタンな方法だってことにとちゅうで気づいた。母が亡くなるまで、母にかかわろう…という気持ちはもてなかった。さみしいけどほんとのところ。
2012-06-22 09:35:56