橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』に対する批判45
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旧約聖書→小室直樹→橋爪大三郎/旧約聖書→アンソニー・ウエストン→野矢茂樹/焼きはらえ。巨神兵使役するあのひと。
2012-06-27 22:05:19- ふしキリ批判
ふしキリ⑤橋爪さんは「イエスの実在」を福音書の描写から受ける印象に頼っている節がある。(134ページ)
2012-06-27 21:07:11ふしキリ⑤続き 大澤さんの方がイエスの史実性の重要性については見識が高い。「キリスト教の場合にはイエスについての出来事とは独立に、イエスの言ったことだけ信じる、というわけにはいかないのです。キリスト教の信仰とは、イエスについての歴史的な出来事にコミットすることですし、(続)
2012-06-27 21:11:13ふしキリ⑤続き「(中略)イエスが生まれ、いろいろなことがあった後に死んで、そして復活したと言う出来事は、キリスト教の真理の中心です。だからこそ、イエスの存在が歴史的な事実であるかどうかというのはすごく重要なことなんですよね。(136ページ)
2012-06-27 21:14:28 ---
ふしキリ的与太本の話題
青木健『古代オリエントの宗教』(講談社現代新書、2012)、「アダムが禁断の林檎を食べた」「ダビデ/ソロモンはイスラエル王国2/3代目」「(ヨセフは)エジプト王の奴隷となり、ファラオの…」(10頁)とか言うのを見て、購入を躊躇う。全体的にこんなのだったら、嫌なので。
2012-06-27 06:50:09続)因みに、「イエスはクリスマスの夜に…生まれた」(同書、11頁)と書いてあったのには、笑ってしまったのでした(クリスマスの夜で著者が24日の夜と25日の夜のどちらを考えているかどうかは別として)。
2012-06-27 06:53:02ぎゃあ、青木健って橋爪大三郎なみのヨタ学者だったのね!こいつの『ゾロアスター教』『マニ教』『アーリア人』(全部講談社選書メチエ)ってとっても面白くて情報源にしてたのに!ショック!今日はもう編集作業に手がつかないわ!
2012-06-27 14:08:49青木健の本ってとっても面白くて電車の中で爆笑したことが何回もあるのよ。そういう文章の面白さで売る奴はろくな奴じゃないってことね!でもそのヨタ本『古代オリエントの宗教』も監視のために購入しよう。
2012-06-27 14:13:15仕事中の主人から電話。お前の絶叫ツイートを見てすぐに本屋に行って青木健『古代オリエントの宗教』買ったよ。夕食でいったん家に帰るからすぐ読めるよですって。ああ、ますます編集作業に手がつかないわ!
2012-06-27 15:14:25夕食を待たずに主人が帰ってきて青き健『古代オリエントの宗教』を置いてまた仕事に出かけた。吉田忍先生のおっしゃってたところはすぐ見つけたけど、うーん、ここだけたまたまだと信じたいわ。見ためよさそうな本じゃない!あそこだけたまたまうっかり筆がすべったのよ。ああ青き兼先生を信じたい。
2012-06-27 15:37:11あら、精神が錯乱して「青き兼」なんて書いちゃった。青木健先生よ。でも、こうやって間違い見つけちゃうと、青木先生の紹介している今や絶滅状態のいろんな宗教、ほかに確かめようもないし、そこらへんでも同様にこういう細かいところで間違ってるって疑惑を持ちながら読むのは精神衛生上悪いわね。
2012-06-27 15:39:36『古代オリエントの宗教』にとって聖書ネタは枝葉かもしれない(ただ、諸宗教を「聖書ストーリー」にどれだけ影響を受けたかっていうまとめをしてるから、枝葉ではないわ)。だけど門外漢は、その枝葉のところの記述がどれだけ正しいかで、本体が信頼できるかどうかを判断するんだから、枝葉も重要よ。
2012-06-27 15:42:34あとは青木健『古代オリエントの宗教』のp.125でアルメニア教会のことを「451年のカルケドン公会議に出席できず、自動的に単性論派に分類され、キリスト教の非主流派に」なんて説明が正確かどうか。私はここらへん弱いのでどなたか判断してください。
2012-06-27 15:46:25いや、青木健先生に限ってそんな……、ああでもやっぱりヨタ学者だったのかしら? 信ずる者は救われる。信ずる者はだまされる。……ああ、どっちだろう。気が狂いそうだわ。……いや、当分(今週いっぱい)青木健先生のことを考えるのはやめよう。
2012-06-27 15:56:18@marikobabel 以前からこれ気になっていたんですけど出所がわからないですね。WIKIを見る限り、http://t.co/Lzi9Gbp6 アッシリア教会は起源が古く、そもそもローマ帝国の公会議に拘束されていると思っていなかったようです。
2012-06-27 21:50:55 -
上記の話題を踏まえ、
「Ministry 2012-春 特集 もっと「ふしぎな」キリスト教 教会よ、応答せよ!!」
より考察
Ministry 2012-春号で平野克己氏が<引用ここから>説教を語るとき、「恐ろしく正確だけれども、死ぬほどにたいくつな説教」という表現がありますが、一方、この本は「ときどき問違っている。でも面白い」。だから、20万人以上の人が買うんですね。<引用ここまで>と書いていたが、
2012-06-27 15:56:49話術的に上手ければ出鱈目でも与太でもいいわけはない。ましてや説教で正しく福音を伝えずしてどうするのだろうか。 漫才師や噺家など話芸の専門家に要求されるものと、学者・教師や宗教の説教師に要求されるものは違うということをまるっきり無視した文言だ。
2012-06-27 16:00:26実際、説教の上手な牧師のいる教会だけが盛り上がってるわけではないし、一見盛り上がっているように見えても長続きするとも限らない現実があるではないか。その一方で、説教の巧みさによってではなく、地道な牧会によってじわじわと教会員数が増え定着するケースを私は知っているし体験して来た。
2012-06-27 16:07:27