@serisiu さんの名作詰将棋紹介

自身が優れた詰将棋作家である @serisiu さんが、作家ならではの批評眼で選んだ名作詰将棋を紹介するツイートをまとめました。 誰でも編集可能になっていますので、新作の追加をお願いします。
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ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界1983.8西村芳人(15手)暑いので軽作を。追える王手を続けているうちに詰んでしまうので難度はありませんが、初形、手順とも爽やかな作品です。お昼の箸休めにどうぞ。 http://t.co/3aBFTksE

2012-08-21 12:10:35
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界1983.9大川光昭(13手)極限推敲とも言えそうな入玉型の美しいパズル。 難度はないが手順前後を許さない完璧な構成にため息が出る。二手目47桂不成から入れそうでいろいろ考えてみたが残念ながら実現は難しそうだ。http://t.co/EVGfRBiT

2012-08-19 03:12:58
ss@酔鯨の人 @serisiu

作品集「紅玉」78番小西逸生(19手)思わず目を引く綺麗な実戦形。やさしそうな外見だが実戦的な俗手と詰将棋らしい好手がうまくブレンドされていて案外難しい。着地までうまくまとめた好作。 http://t.co/19ZS6tc9

2012-08-16 14:15:12
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界1984.11堀田雅裕(13手)切れ味鋭い好短編。二手目の変化が作品に厚みを加えており、収束の畳み込みは抜群の解後感を残す。短編詰将棋はかくありたいもの。 http://t.co/LXyU99Z8

2012-08-13 09:21:18
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰将棋パラダイス1991.7菊田裕司(11手)綺麗な7色図式からの清涼詰です。難度はありませんが、これ以上手を加えようもないのでこれは完成品。教科書に載せたい作品です。 http://t.co/jKjhXivv

2012-08-10 23:48:36
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1964.9酒井克彦(15手.看寿賞受賞作品)超絶技巧で鳴らし、駒三十九のペンネームでも活躍された詰将棋作家、酒井克彦氏が亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。有名な作品ですが氏の代表作を紹介します。未見の方は是非挑戦を。http://t.co/Qo8JK5vV

2012-08-05 05:02:55
ss@酔鯨の人 @serisiu

作品集「駒の詩」30番、中田章道(9手)作者自身が自信作というだけあって、手数の割に難しい作品。密度濃く、一桁手数の作品としては理想的な仕上がりだと思う。 http://t.co/JZQAs7Wk

2012-07-30 12:58:52
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2011.7自作(17手)これでもかという勢いで捌ける双玉清涼詰です。初形は暑苦しいですが、駒が次々に消えていくので却って清涼感が増しているのではないかと思います。冷えたビールのつまみにどうぞ。 http://t.co/zuBcuHxe

2012-07-27 12:11:40
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2002.6柳田明(15手)43香一本の配置でありふれた既成品を見事な新作に昇華させたセンスが光る。 こういう作品に出会うと新作のネタはまだまだいろんなところに転がっている気がする。それに気付く才能がないだけで。 http://t.co/wPYUc2vU

2012-07-23 11:44:22
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界1971.9赤羽守(13手)話題の赤羽守詰将棋作品集「信濃路」から宣伝も兼ねて一題紹介。本作は収録作の中でも特に軽いものなので無理なく解けると思います。興味のある方は「信濃路」を手に取っていただき、氏の傑作の数々をご鑑賞下さい。 http://t.co/b2uJU5nr

2012-07-19 10:27:07
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1969.1南倫夫(13手)清涼感のある綺麗な捌きの作品です。変化紛れがないので悩まずに解けると思います。こうも暑いと難しいものは見たくもないですからね。 http://t.co/9ey8Y3o0

2012-07-17 08:38:55
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋ジャーナル1988.8 桜木健古(17手.ジャーナル賞受賞作品)前半の応酬に読み応えがあり、綺麗な初形の割に難しい作品。二度の合駒の処理がうまく、着地も決まってジャーナル賞を受賞している。http://t.co/eQh86I0L

2012-07-09 12:28:51
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰将棋めいと1999.6小笠原隆治(15手)序の変化をクリアできれば、あとはやさしい捌きの詰将棋。飛躍した手はないものの、凝り固まった大駒が次々に捌ける収束は気分がよい。 http://t.co/stoxT1Z7

2012-07-06 10:22:58
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ2002.8木村誠人(15手.半期賞受賞作品)一風変わった詰上がりからの逆算創作。持駒は多いものの、味よく捨てていく好手順に仕上げており、作者の確かな技術がうかがえる。http://t.co/5WuYk5OE

2012-07-03 12:17:58
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界1989.2関半治(15手)いわゆる例の筋ではあるが、必要駒を合駒で入手する作例は珍しい。仕上がりも申し分なく、この筋の教科書的作品。 http://t.co/xU1tw8qA

2012-06-29 09:58:22
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1990.3岸原秀行(21手)手の流れで見せるやさしい中編。終える王手を繰り返しているうちに自然に詰んでしまうが、龍の動きに軽趣向的な味わいがあり、楽しめると思います。解後感のよい作品。 http://t.co/3jveKO39

2012-06-26 08:59:50
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ1983.8中田章道(15手)変化紛れが全くない難度ゼロの短編趣向作。この上なくやさしいので普段はスルーしている方も是非挑戦を。詰将棋とは何かを理屈ではなく感覚で感じ取れる美しい作品。 http://t.co/lkoRVuCo

2012-06-23 08:40:26
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1995.12原島利郎(21手.塚田賞受賞作品)軽い初形でそれほど手が広いわけではないのに筋がなかなか見えてこない作品。打不詰を打開に行くとまた打不詰になってしまうという皮肉で巧妙な構成が評価され、塚田賞を受賞している。http://t.co/18mDztKI

2012-06-20 10:32:50
ss@酔鯨の人 @serisiu

中日スポーツ1987.9中田章道(15手)ストーリー性溢れる美しい邪魔駒消去。スポーツ新聞で消費されてしまうには惜しい作品。 http://t.co/k5FTSvQt

2012-06-17 12:02:34
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1959.1植田尚宏(17手)解図欲の湧く4×4の綺麗な箱庭実戦初形。手筋物にありがちな常識的な手順に終始するがこのまとまりは捨て難い。マニアよりも指将棋派に受けそうな作品。 http://t.co/yvHTXcB0

2012-06-01 11:07:25
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ1989.3大橋永治(15手)邪魔駒を消去するための邪魔駒消去とでも言うべき面白い作品。無駄のないすっきりした配置は解図欲をそそります。http://t.co/qyBD8pu6

2012-05-29 10:24:41
ss@酔鯨の人 @serisiu

近代将棋1989.1林雄一(19手.塚田賞受賞作品)区分けは中編だが、短編のような密度に凝縮された見事な作品。特に玉方の受けとそれを上回る収束の切れ味は素晴らしく、爽快な解後感を味わえる。http://t.co/Ri6YBY7u

2012-05-25 16:11:07
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰パラ1979.11大和敏雄(19手)大道棋教室に発表された作品だが、普通作として十分通用する出来。双玉がまだ色物として見られていた故の措置だろうか。玉を取られないよう注意して下さい。※持駒はありません。 http://t.co/5wvQIK9K

2012-05-22 12:54:19
ss@酔鯨の人 @serisiu

将棋世界1996.3谷口均(15手)指将棋では見たことのない不思議な手筋を、洗練された駒配置と手順で表現した傑作。オリジナルはOT松田氏の塚田賞作品だと思うが、こちらの表現の方が現代的センスに溢れていてはるかに私好み。 http://t.co/xV5aLTqe

2012-05-10 13:25:23
ss@酔鯨の人 @serisiu

詰棋めいと1985.2森長宏明(15手.看寿賞受賞作品)連休中なので、少し難しい詰将棋を紹介。と言ってもわずらわしい変化や紛れで悩ませる類の作品ではありません。将棋のルールを巧妙に利用した見事な構想作で看寿賞を受賞している。 http://t.co/cUtiAcJ2

2012-05-04 09:31:31
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