晴れても・遮蔽なしのホールボディカウンターの出る幕はもうない
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7月1日
日本保健物理学会、ホールボディカウンター検査に関するQ&Aを訂正
【お詫びと訂正】平成24年6月27日掲載分の記事『ホールボディカウンタの結果のシーベルト換算法について』について、訂正がございます。
2012-06-30 23:57:20例の http://t.co/UOjgdIlI ですね RT @radiinfo: 【お詫びと訂正】平成24年6月27日掲載分の記事『ホールボディカウンタの結果のシーベルト換算法について』について、訂正がございます。
2012-07-01 07:07:03良かった.訂正されてる. @h_okumura: 例の http://t.co/sZtUe0rg ですね RT @radiinfo: 【お詫びと訂正】平成24年6月27日掲載分の記事『ホールボディカウンタの結果のシーベルト換算法について』について、訂正がございます。
2012-07-01 07:11:26(ここに至るまでのいきさつは、このまとめhttp://bit.ly/L1a2wM の6/27の項、セクション「保健物理学会が新しく公開したホールボディカウンターに関するQ&Aの説明に間違い」に収録しておきました。分量はちょっと多いですがぜひ訂正後の回答とあわせてご一読下さい。何が間違っていたのかよくわかります)
ホールボディカウンター検査と尿検査、陰膳方式の食事調査、データの示す所は一致している
乳幼児の尿を2000人測定して10Bq/kg以上が3人,その3人はすべて家庭菜園で自家栽培した野菜を食べていた( http://t.co/aB1P2j3G ),は,WBC測定で知られている結果( http://t.co/7jref2NW )と整合.
2012-07-01 07:31:16↑これは横浜の同位体研究所が被災地支援と銘打って、2011年11月から2012年1月までの間に福島県下の未修学児2022名の尿を無料で検査した結果です。会社ホームページにも7/1付けで結果報告http://bit.ly/Ojg0YL が出ており、セシウム検出者141人(約7%、検出限界値は1 Bq/kg程度)の測定値の分布図など詳しいデータを見ることができます。
ご参考までに、今年2月に公表されたこの検査結果の中間発表(659名分)http://t.co/9lb5D1PI をもとに@leaf_parsely さんが放射性セシウム(Cs137換算)の1日あたり平均摂取量と1年間の体内蓄積量をシミュレーションしてまとめて下さった結果もご紹介します。尿中濃度が最大=12 Bq/kgの場合の平均摂取量は約7 Bq/dayで一桁台、体内蓄積量は211 Bq/bodyでした。これより尿中セシウム濃度1 Bq/kgの場合、平均摂取量と体内蓄積量は約7/12 = 0.58 Bq/day、211/12 = 17.6 Bq/bodyとなります。
乳幼児は,短期間でセシウム食べた量と排出量が等しくなるので,これ( http://t.co/aB1P2j3G )はほとんどの子はセシウム食べていないことを示すデータ.家庭菜園,自家米は注意.
2012-07-01 07:43:58(↑「短期間で」というのがどの程度か、下でご紹介するExcelファイルを使ってシミュレーションしグラフを描かせると、3カ月と1歳児ではおよそ3 カ月、5歳児では6カ月程度で体内蓄積量の変化が止まるのがわかります。同位体研究所の無料尿検査の検体受付けは去年11月から始まっていますので、試料が採取された時期にはもう検査を受けたこども(年齢0-7歳)はまず例外なく取り込み量と排出量が釣り合う状態にあったことになります。この時期の尿検査結果が検出限界1 Bq/kgを割っていたということは、年齢別の1 日排出量、すなわち1日摂取量はそれぞれ最大でも以下の値を超えていないことになります。
計算の際簡単のため尿の密度は1 kg/Lとし、尿中と大便中の放射性セシウムの排出量比を80:20としています。
3カ月(体重6 kg、尿量150 ml):1 x 0.15/0.8 = 0.18 Bq/day
1歳(体重9 kg、尿量216 ml):1 x 0.216/0.8 = 0.27 Bq/day
5歳(体重19 kg、尿量456 ml):1 x 0.456/0.8 = 0.57 Bq/day
10歳(体重35 kg、尿量840 mL):1 x 0.840/0.8 = 1.05 Bq/day
実際には検査を受けたのは7歳までのこどもですから、検出限界割れした93%のこどもは1日1 Bqも食べていなかったことになります)
(まとめ主の補足)
食品中の放射性セシウムは体内に取り込まれる一方で、その時点の存在量に応じた速度で排出されて行きます。
こどもは大人より代謝が活発で、その結果放射性セシウムの生物学的半減期が大人より短く、同じ量を毎日食べ続けても大人より短い時間で取り込みと排出が釣り合って体内蓄積量が一定になります。しかも一定になった後の蓄積量も大人より少ないのです。下のグラフはその例を示したものです↓
(参考出品)137Csを毎日100Bqずつ1000日食べ続けた後,摂取をやめた場合の体内濃度の変化.成人と10歳のグラフ.1. 体内セシウム濃度は頭打ちになる.2. 子供の方が濃度が低い.3. 摂取やめれば下がる → http://t.co/4V6KWg44
2012-03-31 15:35:40また検査で放射性セシウムが検出されたあと摂取を完全に止めずに食べ続けた場合、摂取量がどのくらいなら体内蓄積量の変化はどのようになるかのシミュレーションもできます。
(参考出品)体内セシウム量が300Bqの人が体内セシウム量減らすには? 摂取量を一日2Bq未満にする(WBC検査に基づく実例.この方がどうやって300Bqを蓄積したかは不明.昨年3月の摂取もあったと思われる) http://t.co/KQZQvT70
2012-04-11 16:01:37このようなシミュレーショングラフは、こちらに公開されているExcel ファイルを使えば年齢や1日の摂取量をさまざまに変化させて描くことができます(同じファイルで尿中の排出量のシミュレーションもできます)。
放射性セシウムの体内蓄積と排出については、このまとめhttp://bit.ly/GZqA1n の3/31と4/1の項で集中的に取り上げていますので、あわせてご覧いただくとよいでしょう。
(補足ここまで)
コープふくしまの陰膳検査結果でも,10Bq/kgぐらい摂取している家庭が見つかっている( http://t.co/nwkntSau )こういう家の乳幼児の,尿を測定したら10Bq/kgぐらい出て,WBCで測定すれば300Bq/bodyぐらい検出されるはず.
2012-07-01 08:09:26内部被ばくは「家族単位」( http://t.co/XUzaOVJD ).子どもから出て親から出ない,ということは無いです.
2012-07-01 08:14:17しごくとうぜんRT @hayano 内部被ばくは「家族単位」( http://t.co/lKPXjPI6 ).子どもから出て親から出ない,ということは無いです.
2012-07-01 08:24:52(↑放射性セシウムの生物学的半減期は男性より女性が短く、また低年齢ほど短いことがわかっています。年齢別の一覧表はこの資料http://t.co/g7RkLFFf の最後のページ。従って一家で全く同じものを食べていれば、測定値が高いのは大人の男性、それもお父さんよりおじいさんが高いことに。逆にこどもの測定値は大人より低くなります。現実にはこどもの食べるものだけは大人と別という家もあり、この場合なおさらこどもの測定値は大人より低くなります)