国会事故調“福島第一原発、地震で損傷の可能性”報告書から該当部分をピックアップ

特に1号機については、「小規模な配管破断が起きた可能性を否定できない」と結論 未解明の部分が残っており、引き続き第三者による検証が行われることを期待
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国会事故調“地震で損傷の可能性”

Qul■iQul■i @knj961

国会事故調“地震で損傷の可能性”特に1号機については、「小規模な配管破断が起きた可能性を否定できない」と結論 未解明の部分が残っており、引き続き第三者による検証が行われることを期待 http://t.co/CxScIZXt (魚拓)http://t.co/7b5tRmtN

2012-07-05 19:13:26
Qul■iQul■i @knj961

という訳で国会事故調報告書から該当部分をピックアップ。http://t.co/8zJzojGW

2012-07-05 19:13:37

「事故の主因を津波のみに限定すべきでない理由」 - 国会事故調報告書(http://naiic.go.jp/pdf/naiic_digest.pdf)p5

報告書本文

Qul■iQul■i @knj961

国会事故調報告書(http://t.co/dWt9i1FF) p5 【事故の直接的原因】(引用1) 事故の主因を津波のみに限定すべきでない理由として、スクラム(原子炉緊急停止)後に最大の揺れが到達したこと、(続)

2012-07-05 19:13:44
Qul■iQul■i @knj961

(引用2) 小規模の LOCA(小さな配管破断などの小破口冷却材喪失事故)の可能性は独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)の解析結果も示唆していること、(続) http://t.co/dWt9i1FF p5

2012-07-05 19:13:51
Qul■iQul■i @knj961

(引用3) 1 号機の運転員が配管からの冷却材の漏れを気にしていたこと、そして 1 号機の主蒸気逃がし安全弁(SR 弁)は作動しなかった可能性を否定できないことなどが挙げられ、特に1号機の地震による損傷の可能性は否定できない。(続) http://t.co/dWt9i1FF p5

2012-07-05 19:13:57
Qul■iQul■i @knj961

(引用4) また外部送電系が地震に対して多様性、独立性が確保されていなかったこと、またかねてから指摘のあった東電新福島変電所の耐震性不足などが外部電源喪失の一因となった。(終) http://t.co/dWt9i1FF p5

2012-07-05 19:14:05

関連資料(原子力安全基盤機構)

Qul■iQul■i @knj961

国会事故調が言ってた「小規模の LOCA(小さな配管破断などの小破口冷却材喪失事故)の可能性は独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)の解析結果も示唆」(https://t.co/yba3qRJV)の元ネタはこれ(http://t.co/0rjsZjXY

2012-07-06 13:57:26
Qul■iQul■i @knj961

原子力安全基盤機構の解析結果(http://t.co/0rjsZjXY)。p29「IC作動時に原子炉圧力が急速に低下している点に関して、破損による漏えい等の可能性が議論されているため、漏えいを仮定した感度解析を行った。」(続)

2012-07-06 13:57:34
Qul■iQul■i @knj961

原子力安全基盤機構の解析結果(http://t.co/0rjsZjXY)。p29「ここで仮定した漏えい面積0.3cm2以下の場合は、原子炉圧力・原子炉水位の解析結果と実機データとに有意な差は無い。」(終)

2012-07-06 13:57:41

「1号機では地震動による小規模な冷却材喪失事故が起きていた可能性」 - 国会事故調報告書(http://naiic.go.jp/pdf/naiic_youyaku.pdf)p30~p31

報告書本文

Qul■iQul■i @knj961

国会事故調報告書(http://t.co/oxOHAWIG)p30~p31 (引用1) 1)スクラム(原子炉緊急停止)の約30 秒後に激しい揺れが襲い、50 秒以上揺れが続いた。したがって「止める」機能が働いたからといって原子力発電所が地震動で無事だったとはいえない。(続)

2012-07-05 19:14:19
Qul■iQul■i @knj961

(引用2) 1)(続) 基準地震動に対するバックチェックと耐震補強がほとんど未了であった事実を考え合わせると、本地震の地震動は安全上重要な設備を損傷させるだけの力を持っていたと判断される。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:14:26
Qul■iQul■i @knj961

(引用3) 2)本地震発生直後に大規模な「冷却材喪失事故」(LOCA)が起きていないことは、津波襲来までの原子炉の圧力、水位の変化から明白である。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:14:34
Qul■iQul■i @knj961

(引用4) 2)(続) しかし、保安院が取りまとめた「技術的知見について」で独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)が公表しているように、配管の微小な貫通亀裂から冷却材が噴出する小規模のLOCA の場合、(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:14:41
Qul■iQul■i @knj961

(引用5) 2)(続) 原子炉の水位、圧力の変化は、亀裂がない場合とほとんど変わらない。このような小規模のLOCA でも10 時間ほど放置すると数十t の冷却材が喪失し、炉心損傷や炉心溶融に至る可能性がある。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:14:48
Qul■iQul■i @knj961

(引用6) 5)1 号機のIC(A、B2 系統)は、14 時52 分に自動起動したが、自動起動からわずか11 分後、1 号機の運転員はIC を2 系統とも手動で停止した。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:14:54
Qul■iQul■i @knj961

(引用7) 5)(続) この手動停止に関して、東電は一貫して、「操作手順書で定める原子炉冷却材温度変化率55℃ / hを順守できないと判断」したからと説明してきた。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:15:00
Qul■iQul■i @knj961

(引用8) 5)(続) また政府事故調の報告書にも政府のIAEA への報告書にもそのように記された。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:15:07
Qul■iQul■i @knj961

(引用9) 5)(続) しかし IC の手動停止に関わった複数の運転員から、原子炉圧力の降下が速いのでIC系配管や他の配管から冷却材が漏れていないかどうかを確認するためIC を止めた、との説明を得た。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:15:13
Qul■iQul■i @knj961

(引用10) 5)(続) 運転員の説明は合理的で判断は適切であるのに対して、東電の説明は合理性を欠いていると考えられる。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:15:22