国会事故調“福島第一原発、地震で損傷の可能性”報告書から該当部分をピックアップ

特に1号機については、「小規模な配管破断が起きた可能性を否定できない」と結論 未解明の部分が残っており、引き続き第三者による検証が行われることを期待
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Qul■iQul■i @knj961

(引用11) 6)1 号機の逃がし安全弁(SR 弁)に関しては、事故時、必要なときにそれが実際に作動したことを裏づける弁開閉記録が存在しない(2、3 号機には存在する)。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:15:28
Qul■iQul■i @knj961

(引用12) 6)(続) さらに、2 号機の場合は、中央制御室や現場でSR 弁の作動音が頻繁に聞こえたが、1 号機の運転員の中に1 号機のSR 弁の作動音を耳にした者は一人もいないことも分かった。(続) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:15:34
Qul■iQul■i @knj961

(引用13) 6)(続) 以上から、実は1 号機のSR 弁は作動しなかったのではないかという疑いが生まれる。もしそうであれば、1 号機では地震動による小規模のLOCA が起きていた可能性がある。(終) http://t.co/oxOHAWIG p30~p31

2012-07-05 19:15:40

関連資料(東京電力株式会社)

Qul■iQul■i @knj961

国会事故調が言ってた「この手動停止に関して、東電は一貫して、「操作手順書で定める原子炉冷却材温度変化率55℃ / hを順守できないと判断」したからと説明」(https://t.co/DI7TyytT)の元ネタはこれ(http://t.co/7IOrSmyv

2012-07-06 14:39:36
Qul■iQul■i @knj961

東電社内調査(http://t.co/7IOrSmyv)p85「原子炉圧力の低下が速く、操作手順書で定める原子炉冷却材温度降下率55℃/hを遵守できないと判断し、約10分後の15時03分、」(続)

2012-07-06 14:39:48
Qul■iQul■i @knj961

東電社内調査(http://t.co/7IOrSmyv)p85「戻り配管隔離弁(MO-3A、3B(以降、それぞれ3A弁、3B弁という))を一旦「全閉」とし、非常用復水器を停止、原子炉圧力は再び上昇している。」(終)

2012-07-06 14:39:55
Qul■iQul■i @knj961

ICを手動停止した話(https://t.co/xPtzsHJE …)は2011/3/11地震発生後~津波襲来前までの話。つまり地震によって配管が破損し冷却材が漏えいしていることを懸念してICを手動停止し、状況を確認しようとしたと。東電社内調査と現場運転員の証言が食い違っている。

2012-07-06 14:42:44

「1号機冷却材喪失、2つのシナリオ」 - 国会事故調報告書(http://naiic.go.jp/pdf/naiic_honpen.pdf)p239~p243

報告書本文

Qul■iQul■i @knj961

国会事故調報告書(http://t.co/d5W467OF)p239 (引用1) a. 1号機冷却材喪失、2つのシナリオ:1号機が早々に炉心溶融事故を起こしたのは、原子炉圧力容器から冷却材(軽水)が急速に失われていったからにほかならないが、(続)

2012-07-05 19:15:53
Qul■iQul■i @knj961

(引用2) その急激な冷却材喪失に対する可能な事故シナリオは、基本的に2つある。(続) http://t.co/d5W467OF p239

2012-07-05 19:15:59
Qul■iQul■i @knj961

(引用3) <事故シナリオ1>冷却材喪失は、もっぱらSR弁の開閉動作を通して起きた、とするもの。東電並びに保安院は基本的にこの事故シナリオを想定している。(続) http://t.co/d5W467OF p240

2012-07-05 19:16:06
Qul■iQul■i @knj961

(引用4) <事故シナリオ2>東北地方太平洋沖地震による長く激しい地震動によって、地震直後(MSIVが閉じる直前または直後)に、なにがしかの原子炉系配管が破損した。(続) http://t.co/d5W467OF p241

2012-07-05 19:16:12
Qul■iQul■i @knj961

(引用5) <事故シナリオ2> (続) 破損個所からの冷却材喪失が止まらず、そのため最終的に燃料が損傷、溶融した。東電、保安院はこの事故シナリオ2を事実上ほぼ完全に否定している。(続) http://t.co/d5W467OF p241

2012-07-05 19:16:18
Qul■iQul■i @knj961

(要約) 1号機のSR弁の作動を裏付けるものが存在しない。2、3号機では開閉動作を記録するシステムがあるが、1号機にはそのシステムがない。また、2号機では聞こえたSR弁の作動音を1号機で耳にした作業員はいない。(続) http://t.co/d5W467OF p242

2012-07-05 19:16:23
Qul■iQul■i @knj961

(引用6) SR弁が繰り返し作動することは東電や保安院が想定している「事故シナリオ1」の大前提であるから、(続) http://t.co/d5W467OF p243

2012-07-05 19:16:29
Qul■iQul■i @knj961

(引用7) 当委員会としては、1号機のSR弁の作動を裏付けるものがデータ的にも、音的にも、結局何一つ存在しないという「事実」を本報告に明記しておきたい。(続) http://t.co/d5W467OF p243

2012-07-05 19:16:34
Qul■iQul■i @knj961

(引用8) もしSR弁が作動していなければ、1号機の冷却材喪失は、事故シナリオ1によるものではなく、事故シナリオ2による――すなわち、地震動による原子炉系配管の破損による――ものである可能性が高くなる。(終) http://t.co/d5W467OF p243

2012-07-05 19:16:41

「津波襲来前に1号機で運転員が耳にした蒸気音」 - 国会事故調報告書(http://naiic.go.jp/pdf/naiic_honpen.pdf)p224~p225

報告書本文

Qul■iQul■i @knj961

国会事故調報告書(http://t.co/d5W467OF)p224(引用1)当委員会が東電から入手した資料によれば、1号機のある運転員は、”その音”を「尋常ではない音」と表現している。その運転員は、その音を耳にしたのはスクラム直後であったと述べたが、(続)

2012-07-06 18:19:08
Qul■iQul■i @knj961

(引用2)一方で、そのときはすでにICが自動起動していたとも述べた。スクラムは14時47分、ICの自動起動は14時52分であり、5分間のずれがある。その音が聞こえたのは恐らく15時少し前であろう。(続)http://t.co/d5W467OF p225

2012-07-06 18:19:23
Qul■iQul■i @knj961

(引用3)そのころ別の運転員が「聞こえているこのゴーッという音、これ何だろう。」と聞いたので、「ICの状況音(つまり、ICの排気管から出る蒸気の音)ではないか」とその運転員は答えたという。(続)http://t.co/d5W467OF p225

2012-07-06 18:21:58
Qul■iQul■i @knj961

(引用4)そして別の運転員に中央制御室後部の扉を開けさせて、音がICの2つの排気口(通称、ブタの鼻)の方から聞こえてくるのを確認したという。どうということのない話のようであるが、必ずしもそうではない。(続)http://t.co/d5W467OF p225

2012-07-06 18:22:06