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@tricken 志賀浩二『集合への30講』だった気がします。通読するには厳密さが足りなかったので、素朴集合論については最終的には他の本(松坂和夫『集合・位相入門』)で勉強しましたが。30講シリーズは数学的な方法論について具体的な分野を通して勉強するにはいい本だと思います。
2010-07-06 14:18:00任意の集合代数P(X)(集合Xの部分集合全体)に対して、2つの円A、BからP(X)への写像φを任意にとってやれば、その写像は2^4個のヴェン図の元から、φ(A)とφ(B)が生成する部分代数への準同型に一意に拡張可能なことを示せる
2010-07-06 15:39:33φ(A)≠φ(B)ならヴェン図とその部分代数は同型になるが、そうでなくても準同型の定義によってド・モルガンの法則などのヴェン図で一目瞭然な命題がその部分代数でも成立することがわかる
2010-07-06 15:42:55写像を準同型へと拡張するには(拡張前も拡張後も同じ記号φで表すと) φ(x+y)=φ(x)∪φ(y)、φ(x・y)=φ(x)∩φ(y) と帰納的に定義してやればいい。
2010-07-06 15:47:37@tricken 論理学と統計学はいろいろと早回しに準備しないと、難しそうですね。数学的な扱いとか。いろいろ前倒ししないと高校での履修は難しそうですね。個人的には好きな分野だから、やればいいのにとは思いますが
2010-07-06 15:05:54@lequinharay 「解らないと落ちこぼれが更に増えるだろ」って話がありますが、抽象的な話が好きな人文・社会科学系の素養を持った人が、面白い理数系の学問をやる受け皿が高校にあんまりなかったなーと思うんですよね。そこは大学で「いわゆる文系」が学び直す部分でもあるんですよね。
2010-07-06 15:19:08@h_kagami あ、それは分かってるつもりです。その表記上の問題が哲学の話だと重要な区別があるのかもしれないと思ったので。 http://twitter.com/zhanpon/status/17838788776
2010-07-06 15:48:34@tricken 確かに。僕も大学入って統計なんかもガリガリやりましたし。文転組だったのでまだ楽だったんだとは思いますけどね。 詰め込み云々との関係は教育の専門のトレンドと見比べてどうなってくるかきになるところです
2010-07-06 16:04:15交わりを持つ2つの円について見て取れるド・モルガンの法則などが、交わりをもたない2つの集合や、また1つの集合についても成立する、というのはなんでだろーという素朴な疑問を昔持った、ような気がしないでもない
2010-07-06 16:08:32あ、ヴェン図と集合代数の部分代数が同型になる条件もっと強くないとだめだった あとφ(0)=∅、φ(1)=X、φ(-x)=X\φ(x) あたりの条件を忘れてた それからヴェン図においてブール代数の言語(+、・、-、0、1)の解釈は自然に定義できるので略
2010-07-06 18:00:32@tricken 文系のための高校理系レベル数学理科の講座が実際にありましたね。僕は元理系だったので取りませんでしたが。 ちなみに理系の為の高校世界史は無かったです。コレは凄く欲しかったのに!
2010-07-06 16:20:32