飯塚真紀子記者が週刊現代2012-6月2日号に寄稿した記事の要約
スウェーデン宇宙物理学研究所の山内正敏氏ら、京大、つくば、気象庁研究所の日本人科学者4人のチームが4月22日から27日まで、ウィーンで開かれた欧州地球科学連合( European Geosciences Union =EGU)の年次総会で、福島第一原発からの放射性降下物の動きに関する研究発表を行なった
山内氏は大気電場(PG:Potential Gradient)による放射性物質の浮遊状況を調査した
放出された放射能は4月末ぐらいまで再浮遊を繰り返して内部被曝を引き起こしていた可能性がある
北に流れたプルームはセシウムが多く、南に流れたプルームにはヨウ素が多かったものと思われる
山内氏による研究の解説:大きく分けて2つ
放射性ダストの動き
土壌サンプルのデータと放射線測定ネットワークのデータを比較する方法
山内正敏氏(スウェーデン国立スペース物理研究所)による放射性ダストの動きについてhttp://t.co/Icc71Mpo http://t.co/i3vnhNW8 土壌サンプルのデータと放射線測定ネットワークのデータを比較する方法http://t.co/dLFt05gP
2012-07-16 00:31:27山内正敏氏は浮遊放射能の電場による測定http://t.co/zk9bKt8q について書いている。他にも論文多数http://t.co/hRjp42sD 放射能の浮遊データはいままで降下物ぐらいしかなかったので新しい手法に見える。もう少しくわしく解析できるようになるかも?
2012-07-16 00:47:47山内研究の大沼安史による解説 http://t.co/EKNqUoZg http://t.co/e0JArf1N http://t.co/OTczwg7K スウェーデン宇宙物理学研究所の山内氏らら日本人科学者4人のチームがウィーンEGU年次総会で発表した研究報告
2012-07-16 06:52:17山内研究 放射性ダストの動きhttp://t.co/Icc71Mpo 要旨:無視されていた空気中の放射能の動き、各地を汚染した放射能は4月末ぐらいまで再浮遊して内部被ばくを引き起こしていた、提言:各地に大気電場(PG)の測定器を配置(原発、天文台など)する
2012-07-16 06:57:50山内研究、土壌サンプルのデータと放射線測定ネットワークのデータを比較する方法http://t.co/dLFt05gP 要旨:放射性ダストの再浮上による2次汚染の全体的傾向、4月末まで再浮遊があった、特殊地域飯舘村と高萩、減衰率の違いからわかる南側の汚染の高さ、海側からのプルーム
2012-07-16 07:03:02山内研究:再浮遊のプレゼン→http://t.co/v9E9OW7W ポスター→http://t.co/4DKcLH0h 基本的には山内氏の解説を読めば理解できるはず
2012-07-16 07:10:49山内氏の提言
(勝手に引用させてもらいます)
提言
このように、線量計のデータだけでは分からない浮遊放射能についても、大気電場(PG)測定を噛み合わせるとある程度の推定が出来る。従って、今後世界の何処かで起きるかも知れない放射能事故に際しては、簡易電場測定器を緊急に設置する事が望まれる。
更に、今度の対策として、柿岡地磁気観測所だけでなく、全国の主な気象台で大気電場(PG)と放射線量の両方を常時測定する事が望ましい。実に日本では柿岡でしか電場測定を行っていないのであ�る。
大気拡散モデルのシミュレーションによる研究:主に3月15日と21日に大量放出があった?
セシウムは大気中をどのような形態で輸送されたか?
山内先生のお話だと再浮遊は4月末ぐらいまで、しかし放射能プルームは8月ぐらいまであって時々落下していたのではないか?という説。確かに時々レベルが時々上がるのをこれで説明できそうな気もする。。
「放射性セシウムは、硫酸塩エアロゾルに含まれた状態で大気中を輸送された可能性が高い」ということらしい。エアロゾルを吸引捕集して粒径分布から分析。/産総研「風に乗って長い距離を運ばれる放射性セシウムの存在形態- 大気中の輸送担体を解明 -」 http://t.co/y22XQy1M
2012-07-31 20:57:47