『西洋美学史』twitter読書会 はじめに~3章

小田部胤久著の『西洋美学史』を、なんとなく集まった専門バラバラ文系民で読み進めた読書会の試み第一回まとめ(8/4)。ちなみに8/4はまとめたtieckPの誕生日だけどすっかり言い忘れてた。
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tieckP(ティークP) @tieckP

@sakstyle あれ、「美」と「崇高」とかそちらの狭義のほうですか、それだとドイツ語はSchoeneですが、「美学」というときの「美」は崇高概念も含む感性全体なのかなと。

2012-08-04 21:50:15
tieckP(ティークP) @tieckP

分からなくなってきたけど、たぶん一種の曖昧さは当時も今もあって、しっかり読めばこの文脈では「感性学」、ここでは「美学」と分離できるとは限らないという気もする。 #西洋美学史読書会

2012-08-04 21:58:07
シノハラユウキ @sakstyle

@tieckP 「「美学」というときの「美」とは何か」と言われても、「美学」というのがひとかたまりでaestheticsの訳語なのだから、そこから「美」だけ切り取られても混乱するなと思った次第です。(続く) #西洋美学史読書会

2012-08-04 21:58:28
シノハラユウキ @sakstyle

@tieckP (つづき)ただ、ギリシア語やドイツ語においても、「美」という意味と「感性」という意味の両方を持っていたなら、分かるんですけど。そこらへんは僕は語学が分からないので #西洋美学史読書会

2012-08-04 22:00:03
tieckP(ティークP) @tieckP

@sakstyle ああ、「美学と美と言ってもこれは日本語で美と同じ訳語を当ててしまっているだけだから日本語の問題」ということですか。それはその通りだと思います。

2012-08-04 22:07:09
シノハラユウキ @sakstyle

@tieckP そういうことです。ちょっと僕の言い方がまどろっこしくてすみませんでしたw

2012-08-04 22:11:22
DG-Law/稲田義智 @nix_in_desertis

ただまあ,じゃあバウムガルテンの時点での芸術作品が,全て美を追求したものであったかというとそれはちょっと。 #西洋美学史読書会

2012-08-04 21:40:55
DG-Law/稲田義智 @nix_in_desertis

バウムガルテンの定義については,詳細には6章ライプニッツの項目で出てくる。彼にとっての美とは「感性的認識の完全性」であるため,感性学とは美学(と同義)である,という。 #西洋美学史読書会

2012-08-04 21:43:21
jabrafcu @ja_bra_af_cu

美と感性と芸術のあいだでどこに価値を置くかについてずっと西洋では議論が続いてきてて、芸術学・美学の方針にもそれらが反映してるというわけですよね #西洋美学史読書会

2012-08-04 21:44:36
jabrafcu @ja_bra_af_cu

訳出した当時の文脈ではイコールでよかったけど合わなくなってきた/それ以前の時代にそのまま適用できるかは気をつけないといけないということでしょうね #西洋美学史読書会

2012-08-04 21:53:28
DG-Law/稲田義智 @nix_in_desertis

@ja_bra_af_cu 端的に言えば,定義した当時は「美学」=「感性学」で良かったんですよね。さっきつぶやきましたけど。 https://t.co/VZVTEI4O

2012-08-04 21:56:35
DG-Law/稲田義智 @nix_in_desertis

個人的には,Aesthetikを「感性学」と訳さなかった弊害は大きいと思う。もっとも,美学や哲学という言葉が,意味が拡散したまま大衆化するという未来は,森鴎外でも予測できなかったとは思うけど。誰だ最初に適当に使った奴。 #西洋美学史読書会

2012-08-04 21:48:40

知っている方がおられたら是非。

tieckP(ティークP) @tieckP

日本語で「美」と言って、美について考えるときには、その「美」に「美学」という訳語が与えざるを得なかった影響なども考えると面白いと思いますが、これは脱線しすぎですねw #西洋美学史読書会

2012-08-04 22:09:36
よしひら@福岡 @ryoshihira

なんか面白そうな話がTLで展開されてるw

2012-08-04 22:05:00
よしひら@福岡 @ryoshihira

ふーむ。外野的には、「美」というのがそもそも輸入語なんじゃないのかなー?っていう素朴な疑問。というか、武士的なものっぽさ。Aestheticsってのはstyle的なものだと思うし、その辺りの近さから生き様、または美学というのは……っていうか訳語を考えた知識階級の武士道精神ってのが

2012-08-04 22:14:27
よしひら@福岡 @ryoshihira

西洋との接触による騎士道精神との比較と並行してたとかそういうのって面白そうよね。

2012-08-04 22:15:02
tieckP(ティークP) @tieckP

@ryoshihira たぶん、その日本語論の話になると、こんどは中国からの漢文の影響とかを考えなきゃですねw そのうえで明治期に類似概念を訳語として利用していくときにどれくらいずれたものを組み合わせていったかという研究に。

2012-08-04 22:16:05
よしひら@福岡 @ryoshihira

@tieckP そうですね。本筋と関係ない話を横でやってすみませんですw どうぞ読書会がんばってください。横でウキウキしてますのでw

2012-08-04 22:18:07
よしひら@福岡 @ryoshihira

語感的には、日本の美学は「なおし(まっすぐであること)」とか「うまし(心持ちがよく感じられること)」って感じして、ギリシャ・ローマはarcにあるっぽいよなー、というところからの、artというか、アルスってイメージはある。アーチってのは力の均衡、均整そのものなんだよねぇ

2012-08-04 22:36:28
tieckP(ティークP) @tieckP

@ryoshihira いや、むしろ適度に風穴が空くので、読書会は開かれてた方がいいと思うので、関係ないことを呟いてくださいw

2012-08-04 22:24:03
よしひら@福岡 @ryoshihira

@tieckP 了解ですw それじゃあ浅い感じでとりとめもなく横でつぶやいてますw(←只のいつも通り

2012-08-04 22:25:13

「家族的類似説」は他の概念に適用可能か?

jabrafcu @ja_bra_af_cu

私の関心からはモリス・ヴァイツの論文を引用して「芸術」概念が「開かれた概念」であるとしているところが気になりました。 #西洋美学史読書会

2012-08-04 21:37:01
jabrafcu @ja_bra_af_cu

というのも、こうしたある概念の外延を決定できないのではないかというヴィトゲンシュタイン(やその援用者)の見解はそのまま「ジャンル」概念に応用できそうな気がするためです。 #西洋美学史読書会

2012-08-04 21:37:46
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