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『西洋美学史』twitter読書会 6章~8章

小田部胤久著の『西洋美学史』を、なんとなく集まった専門バラバラ文系民で読み進めた読書会の試み第三回まとめ(8/15)。
人文
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第6章 ライプニッツ 含蓄のある表象
シノハラユウキ @sakstyle
『西洋美学史』第6章「含蓄のある表象――ライプニッツ」ということで、この章では主にライプニッツの微小表象を取り上げながら、後半はヘルダーにつなげています #西洋美学史読書会
シノハラユウキ @sakstyle
そもそも、「美学」という学問を作ったバウムガルデンが、ライプニッツ哲学を前提しているというところから話が始まります。さらなる前提として、プラトンが可知的なものと可感的なものとを分けて後者を低く見ていた立場への批判がバウムガルデンの美学だとされます #西洋美学史読書会
tieckP(ティークP) @tieckP
プラトンさんの時点では、感覚よりその後ろにあるもの(イデア)の方が大事だし、感覚なんて欺くから大事じゃない、と言われていたんですね。 #西洋美学史読書会
シノハラユウキ @sakstyle
で、ライプニッツは、認識を「明晰な認識」と「不明な認識」にわけ、さらに前者を「判明な認識」と「渾然とした認識」にわける。この「渾然とした認識」に「感官の対象」(色、香り、味など)をあげている。 #西洋美学史読書会
jabrafcu @ja_bra_af_cu
@twidokusho coginito obscura - clara。claraがさらにconfusaとdistinctaにわかれると。英語の意味からなんとなく想像つくね。 #西洋美学史読書会
tieckP(ティークP) @tieckP
@twidokusho (色、香り、味など)が変わるから信頼できないっていうのは、まさにデカルトなんだろうな、と。デカルトはばっさり切り捨てたけど、それをほどほどに拾い上げた感じ。 #西洋美学史読書会
jabrafcu @ja_bra_af_cu
@twidokusho 色、香り、味のように分節不能だけど明瞭にわかるっていう発想はヴィトゲンシュタインの語りえぬものとかラカンの現実界とか境界理論の両義性なんかと似ている気がする。 #西洋美学史読書会
jabrafcu @ja_bra_af_cu
@twidokusho 小話的に美学の定義の話がでてきて、感性の学であると同時にバウムガルテン自身が「美しいものの学(die Wissenschaft des Schönen)としたので意味的に「美学」でもよいとありましたね。 #西洋美学史読書会
シノハラユウキ @sakstyle
ライプニッツによれば、芸術作品の良し悪しは正しく認識できるが理由を示す事ができないという。プラトンからすれば、それは知識の欠如だが、ライプニッツからすると、それはけっして理由がないということではない。#西洋美学史読書会
tieckP(ティークP) @tieckP
@twidokusho 「理由を示す」ことができない≠「理由が無い」っていうのは、9章の趣味を扱うところでも重視されますね。あちらでは自然本性だからって言いきってますがw #西洋美学史読書会
シノハラユウキ @sakstyle
しかるべき理由(音の調和とか)はあるが、それを我々が意識していないときに、感官の快はあるとする。このようなライプニッツの考えをもとに、バウムガルデンは美の在処を「渾然とした認識」のうちに求めたとしている。 #西洋美学史読書会
シノハラユウキ @sakstyle
さて、この「渾然とした認識」については、「微小表象」が関わってくるという話になっていて、ライプニッツのモナドロジーと関わってくるはずなのだが、この本ではちょっとライプニッツを引用して1ページで説明を終わらせているのでわけがわからないw #西洋美学史読書会
シノハラユウキ @sakstyle
時間がなかったので、モナドロジーについても調べてないです(以前、ざっと眺める程度には読んだのだけど) #西洋美学史読書会
シノハラユウキ @sakstyle
モナドロジーは面白いなーと思ってるけど、難しいし、今回はそんなに入り込みたくないw けど気になるw
DG-Law/稲田義智 @nix_in_desertis
いつも通り出てきた名前の超簡潔な紹介を垂れ流す。 #西洋美学史読書会
DG-Law/稲田義智 @nix_in_desertis
カッシーラー Ernst Cassirer(1874~1945)ユダヤ系。研究対象が広すぎてとてもじゃないが140字には入りきらない,しいて言えば思想史家。年号を見れば分かる通り,ナチス政権誕生と同時にイギリスに亡命し,さらにスウェーデン,アメリカと移った。 #西洋美学史読書会
DG-Law/稲田義智 @nix_in_desertis
ヴァールブルクやその周辺と交流があった。「人間の認識は徹頭徹尾「シンボル(象徴)」的である」という思想体系を打ち立て,神話を「超人間的な力の顕現を意識する志向形式」としてまとめた。参考文献にある通り,この章自体がカッシーラーの著書が元ネタになっている。 #西洋美学史読書会
シノハラユウキ @sakstyle
あと、「意識されない合理性に美がある」というライプニッツ-バウムガルデンの考え方は、以前、美と合理性の関係について色々考えてた@yaoki_dokidokiさんにとっても示唆的なのではないかと思ったりした。でも、ここもすごく微妙なとこだと思う。合理的なのかそうでないのか
tieckP(ティークP) @tieckP
@twidokusho カッシーラの『啓蒙主義の哲学」は他でも聞いたので、いまちょっとずつ読んでます。訳も読みやすそう。 #西洋美学史読書会
シノハラユウキ @sakstyle
@twidokusho そういえば、こんなところにもカッシーラーが出てきてちょっと驚いたw まあ、カッシーラーは名前しか知らないのですけど
シノハラユウキ @sakstyle
「カッシーラー『啓蒙主義の哲学』ライプニッツ哲学から美学が誕生する経緯を論じたもの」うーん、確かにこの本も気になるなー。っていうか、ライプニッツと美学についても知らなかったので勉強になった #西洋美学史読書会
ほとけ @schwer_metall
カッシーラーはシンボル形式の哲学でブチキレそうになったが人間はわかりやすかったので許した
tieckP(ティークP) @tieckP
感性じゃなくて論理だし、むしろ7章に関わる部分でもあるけど、洒落は説明されても面白くないっていう部分ともつながると思う。洒落を分かる瞬間の、あの客観を離れる感覚。 #西洋美学史読書会
DG-Law/稲田義智 @nix_in_desertis
@tieckP 確かにそれはどっちかというと機知的な話かなw
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コメント

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