東京大学「第四回放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会」(2012/9/8)
#uta120908 質問「県のモニタリング、非常に大変だと思うが、県の職員だけで行なっているのか。」→福島県農林水産部 二瓶「サンプリングは県職員やJAなどとも協力。当初は測定器不足だったので、分析も日本分析センターに協力してもらった。様々な協力をもらった。」
2012-09-08 13:39:16#uta120908 「モニタリング対象は、どう行ってるのか。」→福島県農林水産部 二瓶「生産量、産地を農協なりと相談して、測定。農家からの農産物は買い上げて分析。
2012-09-08 13:40:24野菜・果実の検査サンプルの総数が1日平均30件以下で福島産品が安全であると言えるのですか? #uta120908
2012-09-08 13:43:09#uta120908 質問「県でなく地域別で出すべきでないか。」→福島県農林水産部 二瓶「今回は時系列で発表させていただいた。HPでは市町村別で出しているので参考にしていただければ。
2012-09-08 13:43:48#uta120908 NDの数値は?との質問に二瓶さんが「Cs134,137合計で2~4Bq/kg」と答えられており、田野井先生もそれは低いですねとおっしゃられていましたが、これを見るともっと高いようです。→農林水産物モニタリング情報 http://t.co/q5764Cmk
2012-09-08 13:59:25@kotori214x 検出限界の件聞きました。合計で2−3は間違いかもしれなく、それぞれが2−3ぐらいかもしれなく確認するとのこと。ちなみに、これは最近の話で、以前は10−20だったということです。前半 http://t.co/nCNpn6Kh でご発言は確認できます。
2012-09-09 03:38:33今、森林にある放射性セシウムは、これからどこへいくのか?
大手信人 (東京大学大学院農学生命科学研究科・森林科学専攻・准教授)
要旨:http://www.a.u-tokyo.ac.jp/rpjt/event/2012090803.pdf
#uta120908 大手「森林、なにぶん対象が大きいので、他機関の研究者とも協力して行なっている。森林で生じていることを知る重要性:面積が広い、水源である、自然に近い生態系である、
2012-09-08 13:47:01#uta120908 大手「始めたのは今年から。初年は省庁などからのトップダウン的な調査。今回は研究者からの提案として実施。今回は半年間の成果を発表。
2012-09-08 13:48:45#uta120908 大手「物質循環とは、ある物質が生態系をどう動くか、を定量的に考えること。炭素循環なら、落ち葉が落ちて落ち葉中の炭素が地表に移動し、Co2として大気中に移動、など。特に水とともに色んな物質が循環する。
2012-09-08 13:51:09#uta120908 大手「森林上層、リター層、鉱質土壤、地下水帯、山地渓流、中流河川、堆積物を見る。水とともにどのように移動し流出していくかという物理的な側面での調査。また、生き物の群集の中で食物連鎖を 介してどのように伝わっていくかという生物学的調査、両方を見ようとしている
2012-09-08 13:53:56#uta120908 大手「伊達の調査地、航空機モニタリングで100kBq/km2くらい(?)。上小国、綺麗な農村の風景。川や水田で水を取ったり、雨量をモニタリングしたり。渓流に装置を置いて、流量などを調べる。
2012-09-08 13:55:58#uta120908 これです。勉強したい人は必見っす。→ 恩田裕一ら「放射性物質の包括的移行状況調査」 http://t.co/UircW51q http://t.co/8lAh0t2F
2012-09-08 13:57:18#uta120908 大手「溶存態なのか、固着しているのか、水中の懸濁物質などを含め調べたいと。に加えて生物への移行を見ていこうと。
2012-09-08 13:59:00#uta120908 大手「懸濁物質はどう調べるのか、ガラス繊維のフィルターでトラップして調査。フィルターを滴り落ちた水には水に溶けたもののみしか入っていない。そこへのCsは極めて低い。これも手間をかけて分析するが、相対的には懸濁物質中への量が多い。
2012-09-08 14:01:20#uta120908 大手「河川中のCs量調査。雨が降ると、数10倍になる。10Bq/Lのオーダー。降雨の翌日になると濃度は下がり、5週間経つとほぼ0になる。日本では夏場に雨が多いので、これを調べなくてはならない。濃度の原因は上流から来るが、森林からの懸濁物質。
2012-09-08 14:03:04#uta120908 大手「渓流・河川を流れるCs。森林からの懸濁物質としての割合が多い。大雨が降ると流量も濃度も上昇する。増水時の流量をもっと調べなくてはならない。
2012-09-08 14:04:27