NPO福島100年構想委員会 第1回シンポジウム『今“フクシマ”が知るべきこと!~福島の環境リスクと健康を考える~』

第一部、中西準子先生の講演部分より抜粋 http://fukushima100.org/about.pdf 2012年9月9日(日)、福島大学で、「NPO福島100年構想委員会 第1回シンポジウム『今“フクシマ”が知るべきこと!~福島の環境リスクと健康を考える~』」が行われました。 続きを読む
35
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley セロリスク政策の典型 :   ディレニー条項(Delaney)1958年     少しでも危険があったら、0にしろ!

2012-09-11 05:11:53
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley しかし、農薬は認めざるを得ない、農薬をかけて育てた果物のジュースも同じく認める、、 ⇒ ディレニーパラドックスができてくる(法律ごとに規制がちがう)

2012-09-11 05:12:29
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 1961年 FDAは一億分の1を提案(食べるものがなくなる) ⇒反対あり

2012-09-11 05:13:02
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 1977年 動物の食品残留基準値として百万分の1を提案 ⇒裁判で負ける(ディレニー条項の違反)

2012-09-11 05:13:33
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 1988年 EPAは百万分の1を提案 (繊維産業が悲鳴)⇒やはり裁判で負ける (ディレニー条約があるから)

2012-09-11 05:14:21

条約×→条項 (汗

リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 1996年 百万分の1なら合法   ディレニー条項の廃止

2012-09-11 05:15:04
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 規制は影響が受ける人が大きいものは厳しく、影響を受ける人が少ないものは緩くなった。

2012-09-11 05:15:41

3、日本の対応

リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 日本では水道水の基準値について、1993年に 10のマイナス5乗(10万分の1)は0.2mSvに相当。ここまで受け入れる事と決定。 クロロホルム、とベンゼン (しかし説明しなかった。「WHOがガイドラインを代えたので日本はそれに従います」)

2012-09-11 05:17:28
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley ベンゼンの発癌リスク(排ガス中のベンゼン) 10万分の1のリスクはあるけど、ベンゼンを減らすことができないので、これは受け入れると発表

2012-09-11 05:18:41
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  (今回の放射能への対応問題は、アメリカが過去に通り過ぎてきたディレニー条項関連の変遷に似てくるかもしれない。⇒ 単一項目でのリスク0 VS 多項目リスクのトレードオフ の議論 )

2012-09-11 05:22:39
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 大気中のベンゼンに関する環境基準値発癌 :ディーゼル排ガスは100mSv相当、 平均的なアメリカ人の一日当たりの食べ物と発癌リスク: コーヒー、レタス、オレンジジュース、黒こしょう、マッシュルーム、、癌死の原因: 食生活35% たばこ30% 

2012-09-11 05:24:38

4、放射線リスクとどう向き合うか

リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 4、放射線のリスクとどう向き合うか : 福島の米を考える 「私が買って食べてください」、という理由

2012-09-11 05:25:40
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 2011年の福島県産の米 市場に出たのは2/3 。 残りは、津波、作付け禁止、作付け自粛(補償) 政府の買い上げ500-100Bq/Kgの範囲 、 100以下が市場に出た。 売れ残った分と市場に出なかった分は補償金。

2012-09-11 05:26:42
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley その補償金は回りまわって自分たちが費用を払う。 (電気料金への上乗せor税金) ⇒ みんなで買って普通に食べてしまってその分の健康リスクをとるか、廃棄して費用を払うか、のトレードオフ

2012-09-11 05:28:46
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley リスク評価は、その一つのリスクの大きさだけをみて考えることはできない。 そのリスクを削減するために我々がどういう犠牲を払うか?がリスク管理

2012-09-11 05:29:06
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 4、除染か移住か チェルノブイリ   (講演より先生のHpのほうがわかりやすかったのでリンク) http://t.co/9Zno8tOU

2012-09-11 05:31:04
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 1991年(事故5年後の移住設定)移住の権利がある(定期的な管理を)←5mSv以内 とあるけれど、事故当初を計算すると 14.8mSv+内部被曝   の地域。

2012-09-11 05:32:37
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 除染後のリスクマネジメントとは何か? 放射線のリスク vS 避難に伴う精神的ストレスと経済的負担 :チェルノブイリだけではなく、精神的ストレスと経済的な負担がもたらす健康リスクは大きい。

2012-09-11 05:33:34
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley ある程度以上の線量はやっぱり無理だけど、、、そこそこ以下だったら、リスクを比べるということから始める。 ⇒ ストレスは健康被害に。社会的な要因による健康リスクもある。

2012-09-11 05:35:29
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 除染後の環境 で、経年によって、どのぐらい線量が落ちていくかを考える⇒何年後なら帰還可能なのか?

2012-09-11 05:36:38
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 野菜嫌い 100~200mSv、 肥満、運動不足塩分 200~500mSv、 煙草飲酒 2000mSv 、に相当している。

2012-09-11 05:37:59

5、3月15日、孫たちは西に向かった