「山下俊一氏の謝罪」に関する島薗進氏の連続ツイート

ジャーナリスト兼弁護士 日隅一雄氏が 福島県立医科大学副学長 山下俊一氏に対して提出した質問書に、山下氏から会頭が届きました。日隅氏は、さらなる追究を考えていた事と思いますが、今月、がんで死去なさいました。山下氏の回等に含まれている「謝罪」について、宗教学者 島薗進氏が連続ツイートしました。
原発 震災 日隅一雄 山下俊一
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島薗進 @Shimazono
1山下俊一氏(福島県立医大副学長)が過度の安全論を認め謝罪。日隈一雄弁護士の公開質問状5/15に対する5/31付け回答で。以下のブログの6月冒頭部分に掲載http://t.co/hM4lqFWF なおこれは第2回のやりとり、第1回のやりとりは同ブログの4/13,5/8の項に掲載。
島薗進 @Shimazono
2山下俊一氏の謝罪5/31「私自身が現地でお話しした内容から、100mSv以下の安全性を強調しすぎたとのご批判と、そのために一部の県民の皆様に不安と不信感を与えたとするご指摘には、大変申し訳なく存じます。事故発生直後の非常事態における危機管理期から、その後の移行期において」
島薗進 @Shimazono
3山下俊一氏の謝罪5/31「放射線の防護と健康リスクの説明の仕方が必ずしも円滑でなかったことは、私の未熟な点であり、謙虚に反省し、その後、自戒の上で行動しています」4/13付けの第1回公開質問状に対する425の回答では正当化のトーンが強かったが、5/31第2回回答で謝罪に転じた。
島薗進 @Shimazono
4山下俊一氏の謝罪5/31。日隈氏による第2回の公開質問状の趣旨をほぼ受け入れているのだが、そこではICRPのPublication103「がん及び遺伝性影響に対する低線量・低線量率での線量反応」の項を引いて、「不確実性は相当にあるが、証拠のバランスは線量とリスクの増加の間に」
島薗進 @Shimazono
5山下俊一氏の謝罪5/31。日隈氏は第2回質問でICRPはLNTモデル即ち「単純な比例関係を用いることを支持する方向に傾いている」と「明確に結論づけています」この結論は、「証拠のバランス」と書いているように、科学的知見による結論を書いたものと言わざるを得ません」と述べていた。
島薗進 @Shimazono
6山下俊一氏の謝罪5/31。第2回山下氏回答「国際放射線防護委員会(UNSCEAR)の科学的検証を受けて、ICRPが放射線防護の考え方を「直線閾値無し」仮説を採用して政策提言していることについて何ら異論は無く、不確実性の部分での科学的根拠の有無を争うものではありません」。
島薗進 @Shimazono
7山下俊一氏の謝罪5/31同氏は100mSv以下のリスクは他のリスクの間で「隠れてしまうほど小さい」というような言説を支える発言を繰り返し、またそうした発言に基づく国や県の政策を支持してきた。そのことについての反省や謝罪には至っていない。何がどう間違っていたのか明確にすべき。
島薗進 @Shimazono
8山下俊一氏の謝罪。不明瞭だが謝罪し「100mSv以下の安全性を強調しすぎた…ために…皆様に不安と不信感を与えた」のを認めてるのは重要。市民がリスク認識に慣れていないことこそが問題だとする従来の自己正当化姿勢と異なる。同氏の市民批判は→http://t.co/PUE4fM7L 
島薗進 @Shimazono
9山下俊一氏の謝罪5/31。日隈一雄氏逝去によりこの追求は中途で途切れることになった。しかし、これは山下氏だけではなく政府周辺の放射線健康影響の専門家の多くがLNTモデルを否定し100mSv以下では防護が必要でないかのごとく述べてきて今も続いている。なお政府重用学者の追求が必要。
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