@sinarisamaが現代アートに出会ってインスタレーションとしてのMirage00を語り、Spike-Bloom5号となった経緯を振り返る与太話
- sinarisama
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ユーザーフィードバックによる遺伝的アルゴリズムで新たなSheep(シーン)を作る って表現はおもろいね。UGCのことだとは思うけどロマンがある。
2012-10-02 10:24:39その前に、わたくし個人の、オートマトン、オートメーションに対するスタンスから 少し整理して書きます。
2012-10-02 13:09:09ええとそうだった。わたくしの話。 2006年からVJ活動を始めたわたくしは「どうすればフロアのグルーブを演出へ反映できるかと」延々と悩んでいました。要するに、アウトプットへ フロアの様子や経時的要素を反映させたいという 強い動機があったのです。
2012-10-02 13:23:17んで、当時。Motiondive等のVJソフトは 基本的にプリレンダした動画を演出者の意図的な操作によって逐次投入するというスタイルでした。言い換えれば、フロアの雰囲気を演出者の占いによって判断せざるを得ない、極めてオカルトな手法に頼っていたのです。
2012-10-02 13:28:29で、それではあまりにも演出者への精神的負担がキツいし、エビデンスもヘッタクレもないアレでしたので。そこを回避する為に入力装置を増やす方向で試行錯誤しました。ビデオカメラでフロアの様子をフィードバックさせたり、外部音声入力を用いたFFT的手段を取り入れるべくあーだこーだしてました。
2012-10-02 13:32:31今でこそ、クオーツコンポーザ等のFFTビジュアライザがデフォルトに近くなっているのですが、当時そんなのありませんでしたので(それにわたくしWin機ユーザー)。仕方なくWinampのビジュアライザ(MilkDrop等)を外部入力モードでアレしたりしてました。
2012-10-02 13:36:23※余談。 Winampは、再生メニューのURL入力欄に 「 linein:// 」と入力すると、外部音声によるFFT解析モードになります。 PCにマイクを繋げばリアルタイムのビジュアライザになるのですね。余談終わり。
2012-10-02 13:38:13@kekekeda 実は、全然知られてないので わたくしが口コミ的にコッソリ教えてます。
2012-10-02 13:57:14【SF評論家xオタク】異文化交流 その2
ぎゃあああああ いつの間にか藤田直哉氏からフォロられとる。 わたくし死ぬんじゃないだろうか。
2012-10-02 13:01:10.@sinarisama 実物を拝見しておりませんが、お話を聞かせていただくだけでワクワクします。実は今回の展示も、画像と音をリアルタイムで相互変換できないか、という案があったりしました。リアルタイムで会場をVJに反映させる技術の可能性も、ni_kaさんと話したりしてます
2012-10-02 13:42:55@naoya_fujita その辺りはわたくしの領域でもございます故、いつか御役に立ちたく思う次第で。
2012-10-02 13:45:08.@sinarisama こちらこそ、何かご一緒できたら心から嬉しく思います。きっと、素晴らしいものができると思います。
2012-10-02 13:47:50しなさまVJ演出の正体
そんな訳で、http://t.co/q2L2wQLs の、56分辺りを見ながらこれを書いてます。
2012-10-02 14:34:39わたくしがカメラのフィードバックを多用するのは、リアルのフロアと映像によって捏造された空間との境目をシームレスにしたいという目的と、お客さんに演出空間へ関与していただくという目的があります。皆で動けば動くほど、投映映像も激しくなるという道理でして。フロアを温める時に使います。
2012-10-02 14:19:31要するに、しなさまのVJの正体とは「パーティを偽装したインスタレーション展示物」だった訳でございます。もしかしたら一般認識としてのVJと呼ぶには相応しくないかもしれません。 「カッコいい映像を作りました。どうぞ見て下さい」というVJ諸氏との違いがあると云えばそこだと思います。
2012-10-02 14:24:49※余談 間違えてもらっちゃ困るのだけど、わたくし 映像作家の皆様には 常に 心からの敬意を抱いております。どちらが正しいと云いたいのではなく、演出理念の違いでございます。 余談終わり。
2012-10-02 14:27:35演出には説得力がなければならぬ
で、「もっと即応的な演出がしたい。説得力を持たせたい」と願いながら わたくしは2008年のある期間、ニコニコ生放送で大道芸をしていました。 ニコ厨の皆様のメチャクチャなリクエストに対して、分析を挟んだ上で映像演出を行うというプロセスです。即興ではない所がポイントですね。
2012-10-02 14:39:33タッチパネルVJの模索
で、2008年の年末。初音ミクの「あの楽器」が流行した頃、マウスクリックとともにFLASHを使った模様を描くアプリが流行しました。 わたくしは「液晶タッチパネルでこれを使えば熱いじゃん!」と、kaptivatorと組み合わせたシステムを使って、ニコ生でデモをしました。
2012-10-02 14:43:21