[前編] 1hc0m先生と【エビ精力】(エビデンスベイスト精神力動的心理療法)をお勉強
@1hc0m わたしもはじめて聞いたんですけどね。でもまあ、投影とかで感情ぐちゃぐちゃになっちゃってるわけだから、転移に転移を重ねてガンガン治療しちゃおうという感じなのかな、という非常に雑な予想をして納得したのですけど。
2012-10-16 14:28:41@joefromyamagata “原始的な(例えば,分裂して分極化した)対象関係を高次の(例えば,複雑で分化・統合した)対象関係へ移行させる” らしいっす… この本でよくわかるのは,力動的っていっても(教科書に書かれているようなやつ以外で)いろんなのがあるなーということ。
2012-10-16 14:41:30@1hc0m ようは「人力で発達促しちゃう」ってことかしら。この間読んだ『ここは私の居場所じゃない』って治療手記読んだ感じを専門的にゆうたらもっちーの要約と同じになりそう。
2012-10-16 14:53:22で,お勉強は続きます。
【エビ精力】(7章)プロセス測定尺度の紹介。私には特に面白いところは乱せなかったので。お題→「あとはお前らが読んで俺に教えろ」,この章の見るべきところを。
2012-10-16 15:33:411hc0m先生からお題が出たので,まとめた人 (decostatw) が出しゃばりました。
【エビ精力】(7章)”強調点は,心理療法の有効性よりも,その実用性を説明する特定の要因を明らかにする方向に移行しつつある。研究者達たちは今や,心理療法の結果を左右する特定の治療要因,介入のあり方,患者-治療者関係に注目している。こうしたタイプの研究法はプロセス研究とよばれてきた”
2012-10-16 15:54:05【エビ精力】(7章)それを受けて,心理療法のプロセス研究を行うために開発されてきた方法論がズラッと。ジョーンズによるQ分類法をはじめ,精神力動的な立場で作られたもの,多分より「統合的」な目論見をもって作られたもの,合計10の尺度をレビュー。そらもっちーもああ言うわ,という地味章。
2012-10-16 15:59:36【エビ精力】(7章)結論に ”精神力動的心理療法の実証研究は最も優れた進歩を遂げた分野の一つ” なんてあるわけですが,優れているかはさて置き,啓蒙的なサムシングとして大事なポイントは「それは実証的に研究され得る」というところですかね。つまり,「合理的に,疑い得る」ということかな。
2012-10-16 16:12:00【エビ精力】(8章)「治療者が担当患者に対して露呈させてしまう認知的,感情的,そして行動的反応の程度を測定する尺度である」逆転移質問票。 圧倒/混乱;無力/未熟;肯定的;特別視/巻き込まれ;性愛化;集中力の低下;養育/保護;批判される/誤解される。8因子。
2012-10-18 05:53:28【エビ精力】(8章)パーソナリティ障害群と逆転移の関係を検討している。 クラスターAは「批判される/誤解される」,クラスターBは「圧倒/混乱」「無力/未熟」「性愛化」,クラスターCは「養育/保護」と関連が見出される。
2012-10-18 05:57:20【エビ精力】(8章)自己愛性パーソナリティ障害患者に対する逆転移反応として多いのは,「彼/彼女とのセッションに戸惑いを感じる」「彼/彼女によって使われたり操作されているように感じる」「彼/彼女に対して忍耐力がない」などであり(…)
2012-10-18 06:00:01【エビ精力】(8章)(…)めったにない反応は「彼/彼女は私の好きな患者の1人である」「彼/彼女とのセッションを楽しみにしている」「彼/彼女が治療の中で成しえた成果,またこれから獲得していくであろう成果にとても期待をもっている」などである。
2012-10-18 06:03:00※逆転移反応により、パーソナリティ(障害)(傾向)を推測することはできるだろうかといわれると、それは難しそうだな。実際に、研究者は仮説•予想を外している。
2012-10-18 06:09:44