ライスのアニメ感想:#188 serial experiments lain (4)
- terry_rice88
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serial experiments lain:Layer:4「Religion」プシュケープロセッサを手に入れ、豹変しつつある玲音。オンラインゲーム、ファントマの引き起こす少年犯罪&自殺。「宗教」と名付けられた、エピソードにおいて、冒頭の何も繋がっていないという言葉が響いてくる
2012-10-28 21:55:30まずぱっと目に付くのはNAVIとプシュケーを手に入れたことで俄然、その改造に熱心な玲音。何かに取り付かれたような面持ちで手を加えていくのが空恐ろしい。それが性格の変化にまでいたるから、水を得た魚のようでもあるなあ。得体の知れないものに突き動かされている印象を感じる。
2012-10-28 21:59:16まだまだ謎が多いけど、冒頭の繰り返される雑踏の背景へのモノローグは2話ラストでの玲音の台詞と真っ向から対峙している物かなと。親と子すらも繋がっていないというのは関係の隔絶を表すものなのか、ワイアードでの関係を指し示すものなのかはまだ判断がつかないけど、重要なキーなのだろうなと。
2012-10-28 22:05:07今回のエピソードは多分、ワイアードと現実はワケ隔てて考えるべきだというのが、ファントマというゲームが実は侵食してたという趣なのかなあと。どうやらプロコトルに穴があって幼稚園の鬼ごっこサーバーとリンクしてしまい、カオスな状況に陥った様が描かれてたんだと推察される。
2012-10-28 22:08:48鬼ごっこサーバーに迷い込んだファントマプレーヤーとファントマサーバーに迷い込んだ園児の二面が描かれて、前者は自殺、後者ではファントマプレーヤーが園児を殺してしまうという事件が発生したってことでいいんだよね?どちらもワイヤードの世界がリアルを侵食しつつある証が描写されていたと。
2012-10-28 22:11:07玲音はフルスペックのNAVIに改良を加えて、プシュケープロセッサを組み込むことで、ワイヤードに精神と肉体を送り込む事が出来つつあると、それが実現に近づくにつれて、玲音が存在の確認できないレインへと近づいていく見せ方をしてるのか?ってことは、2話から示されていたレインは一体。
2012-10-28 22:14:25まあ、その辺り考えても仕方ないので流れに委ねるか。今回、根を詰めて改造を続ける玲音を父親が諌める所での玲音のワイアードと現実の境目は曖昧になってきているというのが、現在にも響いてくる言葉だなあ。すっかりネットが生活の一部となってしまっているのでそれこそ境目は曖昧なんだと言えるか。
2012-10-28 22:18:42現実とワイアード。それらを分け隔てて、考える事が帰ってコミュニケーションを阻んでいるのかもしれない。事実、岩倉家は家族間のコミュニケートが半ば崩壊しているようにも見える。状況がカオスティックになるにつれて、より玲音が生き生きと目覚めていくという構図は非常に面白い。
2012-10-28 23:08:36そのNAVI改造とプシュケーによるワイアード世界への介入へめり込む様はまさしく「信仰」なんだろうと思うなあ。だからこその今回のタイトル名にもなっているんだと感じる。全てが入り混じった、ワイアードでは玲音にとって何が待ち構えているんだろうか。OPみたいに行き来する様が描かれるのか?
2012-10-28 23:12:46窓の外でサーチライトで玲音の動向をうかがっていた謎のサングラスの男二人組を部屋に居ながら追い払ってしまう所とか超能力的な物にも目覚めているようだし、玲音の存在というものが普通の人間からどんどんかけ離れていくような感覚にとらわれるな。一体どうなってしまうんだろうか。
2012-10-29 00:33:46ありすとかは玲音の変化にいち早く(もちろん家族もか)、気付いているけど止める術は今の所なさそうだしなあ。そもそも現実とワイアードの境界線上でカオスティックな情報量を行き来しようとする玲音はやっぱり得体の知れなさがでかくなってきている。自分でも制御できてなそうなイメージだけども。
2012-10-29 00:37:14という風なところで90年代の文化的カオスの渦で、玲音はその唸る波で物語をどう見せていくのか。散りばめられた要素を拾い上げていくのか。楽しみです。といった所で、今回の感想は以上です。どうもありがとうごうございました。それではまた次回です。
2012-10-29 00:42:23