97年のTB見本帳を見ると確かに内製書体ではカリグラゴシックだけが本文サイズでも「詰め組」ありになってますね。『書体を創る』の仮名をカリグラゴシックRのものと入れ替えたら、だいぶいい感じだろうなぁと思ってました。 @Yumit_419 http://t.co/EqQcFVV7
2012-11-03 06:38:00@uakira2 あの本は大変だったけど、それでも私にとって師林隆男氏との思い入れが深い本です。私も生前に頼まれたビットマップの図が論文と一緒に載っています。文章校正や怖い人との橋渡しなど裏方で手伝いました。発売後、これまた大人の事情で第一版で廃番… @koueihei
2012-11-03 08:13:07@Yumit_419 むむむ、無理に色々ぶちまけたりなさらなくとも。…ともあれ私、就職で上京する際、『The TYPEBANK』は手離しても『書体を創る』は実家に送って一時保管してもらったのでありました。 @koueihei
2012-11-03 07:48:37気になるなぁ。三行目の「た。に」と、「京橋」 w RT @uakira2: 林隆男『書体を創る』は…冒険的な本だった。…本文の平仮名はもう少し空けて欲しいし、句点の後ろは二分空けないと色々台無し。 http://t.co/4WkCOG9O
2012-11-02 21:23:03カタカナ語も、いい感じのところと、一部ツメすぎじゃないのっていうところが、実はあったりするんですけど、そのへんも含めて味岡かなの味なのでしょう。か? @wellover http://t.co/5s9iNPWm
2012-11-03 06:30:24.@works014 あの本の場合、フォントファイルが持ってるデフォルトの詰め/組み(サイドベアリングとかペアカーニングなどの値)情報がそのまま使われてるのか、組版ソフトの仕様なのか、…。やっぱり使い手の問題です、よね。 @wellover
2012-11-03 06:53:23@uakira2 @welloverフォントの内部情報の出来はどうであれ…それを認めた組版者とその上のモノの責任かと…
2012-11-03 07:03:34@works014 はい、本の出来上がりとしては、仰る通りなのだろうと思います。一方、発端らしきツイートの文脈で考えると、フォントファイルに詰め/組み情報を持たせてる場合、その活字は重心等距離ベタ組のみ前提っていう設計じゃないよね、と。 @wellover
2012-11-03 07:08:04@Yam_eye 書体設計者は仮想ボディの中で目的に合わせた書体を作るべく、字面やエレメントや黒味を決めていきます。かなと漢字と欧文のバランスもベタで組まれたときのコトを意識して、最適なあり方を模索します。次に何を書くかを想定出来る「書」とは別の意識です。 @wellover
2012-11-02 23:54:00@Yam_eye 初めから仮想ボディにとらわれないフォントを設計するなら、それも新しい試みだと思うのですが、既存のフォントはベタを基本に作られています。それを最初に否定してしまったら、書体設計者は何を追い求めているのでしょうか?小がなを作るのは何のため? @wellover
2012-11-02 23:54:20@Yam_eye 日本の書体は世界でも類をみない要素が入り混じっています。漢字とかなの成り立ちが違う様に漢字とかなの役割は違う気がしています。人が文章を読むとき、漢字とかなが瞬時にわかる方が読みやすいとも思います。かなのもつ空気感も大切な気がします。 @wellover
2012-11-02 23:55:02@Yam_eye 私も組版については勉強不足だし、歴史も深くありません。30年近くずっとこの仕事に関わって来た経験でしかないですが、ベタ組みに対する意識が大きく違ったので反応してしまいました。長くなってすみません。皆で楽しく議論する場があるといいですね… @wellover
2012-11-02 23:57:50.@Yumit_419 ご指摘ありがとうございます。明治依頼、印刷という外来技術に日本の文化を適合させるために仮想ボディの中にかなを納める努力をしてきた書体設計家達の仕事を否定するつもりはありませんでした。そう受け取られたとしたら私のいたらない所であったと思います。
2012-11-03 00:08:08.@Yumit_419 また日本語の濃淡についても、それを美しさと捉え活かして行くやり方を多くの先人が模索し、様々な努力がなされてきたことを理解しています。しかしその上でなお私は、そもそも日本語の文字はグリッドシステムに合っていないのではないかという疑いを禁じ得ません。
2012-11-03 00:08:15.@Yumit_419 インターネットにおいても同じ苦労を強いられていると感じています。絵空事に過ぎませんが、理想はむしろ、おっしゃるような「仮想ボディにとらわれないフォントを設計する」事にあるのではないでしょうか。コンピュータの力を借りればそれが可能なような気がします。
2012-11-03 00:12:35.@Yumit_419 今朝の私のツイートが粗雑なものであったことは認めます。若い頃にしばらくエディトリアルの仕事をお手伝いしたことがあり、その頃からこの努力はそもそも西洋の印刷技術と日本文化の齟齬を埋めるためになされているのではないかという思いを抱いておりました。
2012-11-03 00:18:29.@Yumit_419 その後、米国文化から生まれたコンピュータを通じてエディトリアルと関わるようになってその思いを強くしました。それを、ベタ組み批判のように見える言葉にしてしまったことは私の失敗だったようです。「詰め」が解決策だとも思っていないのです。
2012-11-03 00:27:59某大手出版社の文庫本のフォーマットには「ノンブル・柱の位置 版面の天より13級 (本文が)12.5級の場合版面の小口より12.5級」なんて指示書にある。現実はこんなものですよ。というか、なんで図にしないんだろ、という時点で諦めモード。
2012-11-03 08:31:40ちなみに、その出版社はルビのルールも超絶に変。たぶん、活版から電算写植に移った時点から見直していないと思われ。聞いても「昔からこのルールでやっている」の一点張り。日本を代表する大企業が1兆を超える赤字を出す激動の時代に、「昔からこうだから」ですむ日本の出版社は永遠に安泰なのかな?
2012-11-03 08:35:16