みちのく総合診療医学センター ポートフォリオ・ブートキャンプ
illness script⇒ 疾患のストーリー(単に診断基準や検査値での理解ではなく,どんな風に具合が悪くなり,どんな状態,どんな生活背景など全体的なもの) これを深めるためには「しっかり話を聞く」「あとで振り返る」ことが大切.#MCPCGM
2012-11-04 09:19:34Assessment研究から,あるケースに関してパフォーマンスを示せることが,他のケースでのパフォーマンスを保証するわけではない.Transferabilityへの疑問.多くのケースを繰り返し経験することが大切.#MCPCGM
2012-11-04 09:23:03迅速なフィードバックが学習を援助する.研修医はフィードバックを求めている.学習の満足度はフィードバックの量と質に影響される.よりフィードバックはdeep learningに繋がる.フィードバックを常に保証することが教育プログラム作成における原則.#MCPCGM
2012-11-04 09:24:37教師は学習者から学ぶことも多い.指導医が学習者から知らない情報を聞いて「へぇ!そうなんだ!?」と素直に学習するのは,指導医の評価を下げるものではない.一方,知ったかぶりするのは見破られて評価低下に繋がる.#MCPCGM
2012-11-04 09:29:18患者中心のholistic careの実践が必要.多くの研修医は1人でインタビューするときに心理社会的,予防医学的,倫理的側面を無視する(余裕がない).指導医はそのことを責めてはいけない.そのため指導医側がカバーして伝えることが大切.#MCPCGM
2012-11-04 09:30:49妥当性・関連性が学習を助ける.将来しばしば出会うであろう健康問題を学ぶことは,モチベーションを高く保つ.その施設でよくある健康問題を多く経験すること.よくある健康問題に対するtrainingをカリキュラムのコアとする.⇒ マイ コアカリキュラム #MCPCGM
2012-11-04 09:31:49中小病院では,内科学会地方会で発表できるような珍しい病気を担当させるよりも,誤嚥性肺炎のようなCommonな症例を担当したほうが研修医にとっては教育効果は大きい.その方がスタッフも指導に習熟している.#MCPCGM
2012-11-04 09:33:04学習アプローチは現実的・実施可能であるべし.大規模病院は教育の主戦場とすることは現実的でなくなった.大病院では初学者が責任のある立場で裁量権を発揮させることが難しい.むしろ中小病院・診療所の方が行い易い.#MCPCGM
2012-11-04 09:37:10大病院では初学者(初期研修医)が入院決定権,退院判断などを自分で決めることは難しい.中小病院では,それが当たり前のように昔から現在まで行われている.また中小病院では多くの慢性疾患がケアされている事実がある.#MCPCGM
2012-11-04 09:38:30外来診療所では,研修医の診察に対する患者の満足度は高いというEvidenceがある.診療所では98%の患者が再度学生に診てもらってもよいと答えている.#MCPCGM
2012-11-04 09:39:14臨床推論を鍛える上では数が必要だが,それは外来研修で十分かも.入院症例では数をこなすよりも,一つの症例を総合的に心理社会的なアプローチも含めてholisticな対応ができるような教育にしたほうがいいかもしれない.#MCPCGM
2012-11-04 09:52:03ビスホスホネート製剤は内服2年以上で有益性が現れ,5年程度で服薬終了でよい.それ以上の服薬は有益性が少ない.#MCPCGM
2012-11-04 10:14:33患者あるいは家族が抱える課題も包括した対応を行う上で,書籍「家族志向のプライマリ・ケア」は参考になる.http://t.co/uCtORK3o #MCPCGM
2012-11-04 11:29:22無事,二日間のポートフォリオブートキャンプが終了しました.CFMD藤沼先生,参加された皆さま有難う御座いました! さて私は夜に東京入り,明日から暫く帝京大学救命救急センターで勉強させて頂きます(^_^)
2012-11-04 15:14:34