みちのく総合診療医学センター レジデントデイ 第3回 まとめ

東北地方の地域医療を担うGeneralistの育成をミッションに掲げた「みちのく総合診療医学センター」。その研修医学習企画「レジデントデイ第3回」のツイートをまとめました。
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佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

只今より,みちのく総合診療医学センター,レジデントデイ第3回をはじめます(^_^) #MCPCGM

2012-03-12 16:41:47
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

まずは循環器科研修中のレジデントより,振り返り。集中治療医学会に参加。心カテやICU症例なども経験中。2月の目標は,内科外来での鑑別疾患,身体診察を重点的に。循環器病棟としては,AMIや心不全の管理を確実に。 #MCPCGM

2012-03-12 16:45:35
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

外来は約1ヶ月で105人対応。何例か,家族構成などの背景問診に努めるように診療した。患者側の受診動機と,医療者側の治療方向性がミスマッチの時には共通基盤が形成されていないので,別の方向性で基盤形成を目指したほうがいいだろう。 #MCPCGM

2012-03-12 16:56:54
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

器質的な異常所見がない,咽頭つかえ感に対しては半夏厚朴湯はひとつの選択肢。3週間以上の下痢となると,慢性下痢症として鑑別・精査が必要になる。頻度として一番多いのはIBS。最近は,若々しい高齢者でもIBSはありうるよう。 #MCPCGM

2012-03-12 16:59:50
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

精査をしても原因がはっきりしない,緊急性が乏しい倦怠感や体重減少は,2ヶ月後に再診Followするのも一つの方法。授乳中・妊娠中のインフルエンザに対するタミフルをどうするか?⇒医療機関によって対応に差異あるだろう。 #MCPCGM

2012-03-12 17:05:07
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

集中治療学会では,日本版敗血症診療ガイドラインのドラフト版が報告された。まだまだ内科外来では鑑別疾患が少ないという自己評価あり。⇒外来では5つも6つも鑑別をあげなくても,3つくらいを必ず挙げれればtrainingになるだろう。 #MCPCGM

2012-03-12 17:11:49
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

今月の感情的側面「少し忙しかった気がします,,,」引き続き,外来では鑑別疾患と身体診察を丁寧に。循環器疾患についてもまとめを行う。 #MCPCGM

2012-03-12 17:16:23
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

レジデント二人目の振り返り。まだ余裕をもって診療できていないかも。子供の成長を見ながら(育児),研修も行うように務めていた。現在,小児科研修中,月刊150~200名程度。内科外来も週1単位担当している。乳児検診も担当している。 #MCPCGM

2012-03-12 17:24:05
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

停留睾丸,川崎病などを小児科外来で経験。インフルエンザBや流行性耳下腺炎が多かった。また2月下旬から食物アレルギーの検査希望が多かった。兄弟・姉妹受診は多い。 #MCPCGM

2012-03-12 17:31:01
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

今の時期は感冒症状がひたすら多く,その合間にODなども経験。インフルエンザでは,タミフル・リレンザを使用しても熱が下がらないという主訴で再診するケースが目立った。雪かき後の筋肉痛だろうと他院で言われたケースが,来院⇒膿胸という症例が内科外来で経験。 #MCPCGM

2012-03-12 17:36:13
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

関節炎と関節痛は鑑別疾患が異なるので,表記を間違えないことは重要。顎関節痛は頻度が結構少なくない。東京には心療歯科というものもある。 #MCPCGM

2012-03-12 17:43:19
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

動悸はマイナートランキライザーのwithdrwalとなり,動悸・不安が出現するという悪循環を呈することがある。 #MCPCGM

2012-03-12 17:48:34
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

その他の活動としてはTWINカンファレンス,PC学会の家庭医療学冬季セミナーに参加。 #MCPCGM

2012-03-12 17:54:25
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

ただいま,外部の先生方も参加,10名以上で坂総合病院にてレジデントデイを行なっております。。。ハッシュタグは #MCPCGM です。

2012-03-12 18:02:02
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

小児科研修中のレジデントは4月から総合診療科での研修へ。訪問診療,ER当番,皮膚科往診なども組み込んでいく予定。週に1回,学習時間も確保していく予定。 #MCPCGM

2012-03-12 18:03:38
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

上級医からフィードバックを貰う場合,総論的にコメントを貰うよりも,具体的症例に基づいてアドバイスをもらったほうが今後の改善が図られやすい。ただし記憶に頼ったフィードバックは,直近の記憶に頼ってしまうので要注意。 #MCPCGM

2012-03-12 18:06:06
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

各科ローテート研修を行い,総括を行う場合は各医療職からのコメントも含めた360度評価が大切だろう。PC学会認定PGで小児科研修を3ヶ月必須としているのは,地方小病院や診療所での外来やERを想定しており,そこに小児疾患が沢山くることを想定しているため。 #MCPCGM

2012-03-12 18:12:38
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

決して,小児科医と同等の診療を目標とした家庭医療研修という意味ではない。 #MCPCGM

2012-03-12 18:14:40
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

BCGの発赤は,川崎病の手がかりとして結構有用。 #MCPCGM

2012-03-12 18:16:10
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

続いて,外来診察ビデオの振り返り。40代,男性,外来受診枠の変更希望と定期処方を目的に受診。 #MCPCGM

2012-03-12 18:23:49
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

家族背景を詳細に聞くことができた。何回か通院していたので,信頼関係が構築され聴きやすくなったのでは。家族背景の共通基盤が構築されることで,家族全体を対象に診療することができると思う。介護関係の話題は重要。 #MCPCGM

2012-03-12 18:35:17
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

病気だけではなく,患者さんを中心に周辺領域にも関心を寄せているのは重要。 #MCPCGM

2012-03-12 18:40:10
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

Family practice 2003 20:623-627 Freeman G K et al。治療の継続性について。受診前は患者が医療に期待していること,医療や病気についての知識や誤解,医師が患者に期待していることがある。 #MCPCGM

2012-03-12 18:42:09
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

診察回数を踏まえることで,患者満足度の上昇,自覚症状の改善,早期に診断がつくなどのアウトカムがある。 #MCPCGM

2012-03-12 18:42:30
佐々木隆徳(救急医?) @SGH_ER

成功させるためには治療関係の確立⇒interpersonal continuityが重要。病い体験の共有,医師と患者がお互いよく知りあう,信頼と共感が必要。単に同じ医師が繰り返し診れば構築できるものではない。 #MCPCGM

2012-03-12 18:44:09