生物化学1脂質の構造練習問題の解説

解説しました。
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ookawaratomomi_bot @biochook2

生物化学1履修者各位。宿題プリントの右側(後半部分)の印刷がずれていました。修正したプリント(A4一枚)をG204で配布中です。ひとり一枚持参下さい。提出の際はホチキス止めにして下さい。もちろん、もとのA3プリントをそのまま使っていただいても結構です。

2012-11-07 09:01:34
ookawaratomomi_bot @biochook2

さて、引き続き生物化学1の練習問題解説。脂質の構造です。

2012-11-07 09:58:10
ookawaratomomi_bot @biochook2

#biochem1 56. 脂質の特徴として正しいものを全て選びなさい。

2012-11-07 09:58:30
ookawaratomomi_bot @biochook2

脂質は胆汁酸により乳化され、水リパーゼによって加水分解されて小腸粘膜から消化・吸収される。 多数が重合することはない。 ペプチド結合でつながるのはアミノ酸である。 核酸の成分には含まれない。 水に溶けず、有機溶媒に溶けるものを脂質という。#biochook1

2012-11-07 10:36:47
ookawaratomomi_bot @biochook2

57. 脂肪酸の特徴として正しいものを全て選びなさい。(講義資料26ページ)

2012-11-07 10:38:34
ookawaratomomi_bot @biochook2

脂肪酸はトリグリセリド、リン脂質、コレステロールエステルなどの構成成分である。炭化水素の鎖の末端の炭素がカルボキシル基になっており、両親媒性分子である。エネルギー源として利用される。親水性の部分をもつが水には溶けない。必須脂肪酸はすべて不飽和脂肪酸である。脂肪酸…

2012-11-07 10:40:52
ookawaratomomi_bot @biochook2

脂肪酸は生体内で合成可能である。

2012-11-07 10:41:03
ookawaratomomi_bot @biochook2

58. 18:2,Δ9,12の脂肪酸はどれか。(講義資料27ページ)

2012-11-07 10:41:39
ookawaratomomi_bot @biochook2

a 16:0 (ステアリン酸), b 18:1, ∆9(オレイン酸) c 18:2,∆9,12 (リノール酸)d 18:3,∆9,12,15 (αリノレン酸)e 20:4,∆5,8,11,14(アラキドン酸)である。

2012-11-07 10:44:32
ookawaratomomi_bot @biochook2

59. 炭素数16の飽和脂肪酸の名称はどれか。(講義資料26ページ)

2012-11-07 10:48:35
ookawaratomomi_bot @biochook2

a アラキドン酸は炭素数20の多価不飽和脂肪酸である。 b プロピオン酸は炭素数3のカルボン酸である。 c ドコサヘキサエン酸は炭素数22、二重結合6つの脂肪酸である。 d パルミチン酸は炭素数16の飽和脂肪酸である。 e リノール酸は炭素数18の不飽和脂肪酸である。必須…

2012-11-07 10:49:48
ookawaratomomi_bot @biochook2

必須脂肪酸の1つである。

2012-11-07 10:50:40
ookawaratomomi_bot @biochook2

60. 炭素数18の飽和脂肪酸の名称はどれか。 (講義資料26ページ)

2012-11-07 10:51:17
ookawaratomomi_bot @biochook2

炭素数18の飽和脂肪酸はステアリン酸である。

2012-11-07 10:51:27
ookawaratomomi_bot @biochook2

61. α-リノレン酸について正しいのはどれか。(講義資料27ページ)

2012-11-07 10:52:23
ookawaratomomi_bot @biochook2

α-リノレン酸は炭素数18、3つの不飽和結合をもつω3系の脂肪酸であり、必須脂肪酸である。

2012-11-07 10:52:46
ookawaratomomi_bot @biochook2

炭素数18で不飽和結合が2つ。9位と12位に二重結合があるということはω6の不飽和脂肪酸である。これに該当するのはリノール酸である。必須脂肪酸として重要である。オレイン酸は18:1,Δ9, ステアリン酸は18:0, αリノレン酸…

2012-11-07 14:52:55
ookawaratomomi_bot @biochook2

αリノレン酸は18:3, Δ9,12,15, γリノレン酸は18:3, Δ6,9,12であるます。(講義資料27ページ)

2012-11-07 14:53:26
ookawaratomomi_bot @biochook2

63. グリセロリン脂質の構造上の特徴として正しいのはどれか。問題文を訂正しました(講義資料28ページ)

2012-11-07 14:55:20
ookawaratomomi_bot @biochook2

a 親水性部分をもつが、水には解けない。 b 2分子の脂肪酸が1位と2位に結合している。 c グリセロールを基本骨格とする。 d リン酸はグリセロールの3位にエステル結合する。 e アミノ基は含まない。

2012-11-07 14:55:42
ookawaratomomi_bot @biochook2

64. ステロイドホルモンの合成材料はどれか。(講義資料30ページ)

2012-11-07 14:56:11
ookawaratomomi_bot @biochook2

ステロイドホルモンはコレステロールを原料として合成される。コレステロールはステロイド骨格の17位にC8の側鎖、3位に水酸基がつく。

2012-11-07 14:58:00
ookawaratomomi_bot @biochook2

64. スフィンゴリン脂質はどれか。

2012-11-07 14:58:19
ookawaratomomi_bot @biochook2

リン脂質のうち基本骨格にスフィンゴシンをもつものを選ぶ。aはスフィンゴシン、bはスフィンゴミエリン、cはコレステロール、dはプラズマローゲン、eはトリアシルグリセロールである

2012-11-07 14:58:38