現代思想を殺す会 第三回 Dlz『意味の論理学』を読む
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ひ)ドゥルーズがデッサンについて言及したのは、表層=言語に限定しないため。は)匂いパラドックス? ひ)昆虫とか匂いコミュニケートする生き物のなら有るんじゃね? #現殺会
2012-12-01 18:35:44確かに、『意味の論理学』に於けるストア派の前提的理解はエミール・ブレイエ『初期ストア哲学における非物体的なものの理論』とカブってる。と云うか密輸入。 #現殺会
2012-12-01 23:33:49高所=第三次配列ではない、というところはいいのですが、第三次配列は第二次組織=表面の形成の後、個体化の理論に代表される意義作用による概念的な装置の内で作られる形而上学的かつ理念的領野なので、結果的に高所の記述のようになっている。 #現殺会
2012-12-02 00:23:00あとドゥルーズは第三次配列と第一次秩序、つまり高所と真相は同じでクロノスの時間に支配されていると書いている。要するに現在に留まり続ける時間。そして深層のクロノスは「悪しきクロノス」、高所のクロノスは「良きクロノス」とされる。現在を逃れるのがアイオーン。 #現殺会
2012-12-02 00:25:07@masayachiba 檜垣さんの説明だと、横にズレているということになるらしいんですよね。確かに、第三次配列は第二次組織の形成のあとで出てくるものだから、第二次組織の形成の動的発生の触媒たる高所の善き対象とは別、というのはわkるんですけど・・・
2012-12-02 00:27:40ずいぶん前に檜垣さんの本を読んで、それで高所=第三次配列じゃないんだ、気をつけよ♪って思ったのが中途半端に残っていて、今回、自分の手でレジュメを作るとき、一次秩序、二次組織、三時配列は全て「表面における」三つの位置の写像=複製である、みたいなことを書いてしまったんですが。
2012-12-02 00:31:16@sensualempire そうですか、確認してみます。でも檜垣さんの説明が正しいかどうかは要検討です。僕の理解では高所とだいたいイコール。高所は表面(第二次組織)ができるさなかに生じてくるレベルで、全体対象(善き対象)が位置するんだけど、それは「不在」のものとして生じる。
2012-12-02 00:32:44@sensualempire 僕は、深層・表面・高所の他に、一次・二次・三次というその言い方をすることにどんな理論的意義があるのかよく分からない(ドゥルーズがそこに重大なことを込めたとはあんまり思っていない)ので、前者の三つ組みだけで済ませてきた派です。意義があるのか。。。?
2012-12-02 00:35:26僕の理解だと、深層の事物を指示する場合でも、指示されるのは事物のセリーというそれ自体で表面的なものにすぎないし、高所の反作用である意義によって第三次配列を作るときも、それが出来るのは表面の上でのことだと考えていた。表面にも「性感帯」と「脳」という二つのスクリーンがあるし。
2012-12-02 00:42:48@sensualempire 表面上の三つの相を区別する言い方ということですか。参考になります。そう読めるかどうか、検討してみますね。(ただ、「深層の事物を指示する場合でも、指示されるのは事物のセリーというそれ自体で表面的なものにすぎない」というのは僕には意味がよくわかりません)
2012-12-02 00:45:49@masayachiba むろん煩雑な図式化は僕も避けたかったんですが、一度、愚直に出てくる用語全ての関係性を捉えなおしてみようかと思いまして。
2012-12-02 00:48:10@masayachiba 深層のものはアルトーがそうであるように、表面を失って=名前を失って完全な混合状態になってしまっている(かろうじて能動受動による連結の関係だけがある)。だから事物を命題の中で指示するという現象は厳密には表層で起こっている・・・という風に考えたのですが。
2012-12-02 00:51:37いや、しかしそれにしても、千葉さんから直接に読解のアドバイスをいただけるなんて贅沢すぎないか!?やってよかった、読書会。 #現殺会
2012-12-02 00:52:57@sensualempire ああー、そうか。そうかも!とりあえずそれはそれで話が成り立ってる気がします。でも、混合状態というのをどう理解するか。そこには一切の分節性がないと考えていいのか、どうなのか。
2012-12-02 00:58:24事物=深層という対応は明らかにあると思うのだが、深層は表面を失っている以上、かろうじて裂け目として現れるとき以外、言及不可能ではないかと思っていた。深層の記述は定義上難しい。むしろその無理に後で気づいて、後期における深層をむしろ内在平面の襞とか孔として表現する方向に行ったとか?
2012-12-02 00:59:21@masayachiba それは僕も非常に?と思っています。おそらく、後に欲望機械による流れの切断による接続といいはじめるときの、あの連続性と離散性が同時に働いているイメージに繋がる問いなのではないでしょうか・・・数学の知識がなくてそれ以上考えきれないのですが。。。
2012-12-02 01:02:18@sensualempire そうですね、そのあたりの論点は、僕の博論でも僕なりに扱ってますので、書籍化されたらよろしくお願いします。
2012-12-02 01:04:09@masayachiba そんな風に考えてもらえてとても嬉しいです!というか、こちらこそ専門家に対して生意気なことを言ってしまったと思います。ご容赦ください。。
2012-12-02 01:04:30RT@sensualempire @masayachiba すんません。まったく横合いからなんですが書いた本人ですんで・・私も実はあの本を書くまでは高所と三次性的配列同じかとおもっていたんですがどうも読んでみるとやっぱり違うんじゃあないかと。いま原書検討する時間ないのでまた書きま
2012-12-03 00:43:30