榊先生『いつまでも作品を仕上げられない人向けの、ちっと変わった方法の話』まとめ
ヒロインの一人、ペトラルカが、少女(疑似幼女)で、重臣のガリウスも青年なので、なんというか、エルダント帝国が「ままごとっぽく見える」のを防ぐ意味でも、年食った重臣を置いておこうと思ったと。他にもガリウスだけでは回せない場面もありますし。そういう判断ですね。 #sousaku
2012-12-09 00:40:15とにかく。どうも、「執筆」という作業にある種の幻想というか、必要以上に「芸術的」なイメージを持っている人も居て、こう、脳裏に閃くものをばばばば!と書き付ける方法こそが尊い! みたいに思って、「神が下りてくる」のを延々待ってる人をたまに素人さんで見ますが。 #sousaku
2012-12-09 00:45:05そういう神頼み的な方法でなくても、小説は書き上げられるし、それが充分に読みやすく、面白ければ、受賞もしますよ、という話なのです。 #sousaku
2012-12-09 00:47:51ちなみに、この方法は私が安定してスピードを出せる様に考えたやり方で、逆に言えば、先の、「閃いた端からばばばと書く」方法でも早い人は早いです。しょっちゅう引き合いにだしますが、故大迫純一先生がこのタイプでしたし。他にもベテランで何人か。 #sousaku
2012-12-09 00:50:53そういう「天才型」「小説書く為に生まれてきた様な人」に対抗する為の、メソッド、位のノリです。言うなれば、天才型はもともとそういう能力を持つ「魚」で「能力」、私のやり方は「技術」であり「泳法」ね。 #sousaku
2012-12-09 00:52:21ちなみに大迫純一先生は、集中すると、本当に家族にも何日か口も聞かなくなる(家族の語りかけが、メシ喰ってる間ですら、耳に入らない)程だったようで。そこまで出来るのも才能なのだろうなあ、と。家族として良い悪いはさておき、私はそこまではいきません。 #sousaku
2012-12-09 00:54:10まあ、小説なんて普通「過程」は人に見せないもんなので、感性で迸る様に書こうが、計算で緻密に設計図引いて進めようが、読者にはどーでもよい事の筈で。だから、たった一つの方法に固執せず、自分のやりやすい方法を模索するのも手ですよ、と。 #sousaku
2012-12-09 00:56:53@ichiro_sakaki こんばんは。榊さんの創作講座ツイを読んでは勉強させてもらっています。今回も作業工程の勉強になりました! ありがとうございます!!
2012-12-09 01:03:43@ichiro_sakaki でも意外と「あ、これ」って感じで緻密に練られたであろう部分はかんじられますよ♪
2012-12-09 01:10:38@reirou_syou まあそれはおっしゃる通りでしょうね。ただ、「こんなに作者頑張って練ったんだな」と読者が感じる様では、物語に没頭してない証拠とも言える訳で、精進が足りないともいえたりして痛し痒しw
2012-12-09 01:14:04@ichiro_sakaki リプライありがとうございます。プロットを文章に落とし込む作業が素早く出来るというのはやはりプロのスキルですね・・・!
2012-12-09 01:12:16@tai2an ありがとうございます<ストジャ ストジャも途中から詳細プロットいじくり回して書く様になりました(2巻あたりではそれをしなかったので、大変な増量がw)
2012-12-09 01:15:38@ichiro_sakaki @Yuugen_99 文章書きの方々の手法だと思ってました! 漫画じゃなくて絵師さんの方ですか、今度参考にした先をぜひ教えて下さい<(_ _)>
2012-12-09 01:16:41@aryiaman @Yuugen_99 例えば新谷かおる先生とか、それこそ、サインお願いしたら、その場でサインペンですらすら描かれますやん。あたりもつけずに(前に見て驚いた)。でもそこまで行かない場合は、デッサンして、ラフして、その前に顔に十字書いてとかやる訳で。
2012-12-09 01:19:12@aryiaman @Yuugen_99 作業工程の分割って、絵師さん、特に漫画家さんが顕著だったりしたので、なんとなく見ていて同じようにし始め、更にアニメの現場に入った事でより明確にはっきり分けるようになったのです。
2012-12-09 01:21:04@ichiro_sakaki @Yuugen_99 やったら出来たは才能の証だと思いますorz もちろん自分もその原体験があるからこそ戦場にいるわけですが、先人の手法を学んでも出来んことが多すぎて、全くもーと愚痴ってます(主にツイッターで)
2012-12-09 01:29:14そういえば、結構、新人賞の受賞式とかで、新人さん同士が「プロット……プロットってやっぱ書かないといけないんですかねえ」とか不安そうに言ってるのを見るのですが。いや、まあ、別に書けなくてもいいんだけど、プロで仕事する場合、編集さんも企画にGOサイン出すかどうかの判断あるしなあ。
2012-12-09 01:22:37純然たる創作で小説書く場合には別にプロットとかいらないけど、仕事、商業活動で小説書く場合は、「プロットはきちんと書けた方が周囲との軋轢も少なく仕事出来る」程度のものだったり。いきなり完成原稿送りつけちゃう(しかもそれで売れる)作家さんもいるから、まあ、「出来た方がいい」程度。
2012-12-09 01:24:57