日本のクリスマス受容と近代文学の作家たち
クリスマスのwiki見てるけど、「日本でクリスマスが受け入れられたのは、1900年(明治33年)に明治屋が銀座に進出し、その頃からクリスマス商戦が始まったことが大きな契機であった。」とありますね。 http://t.co/8xX5W6nh
2012-12-24 02:25:24明治末から大正期にかけて徐々に下地ができて、「1928年(昭和3年)の朝日新聞には「クリスマスは今や日本の年中行事となり、サンタクロースは立派に日本の子供のものに」と書かれるまでに普及していた」 http://t.co/8xX5W6nh
2012-12-24 02:28:40例えば漱石の小説にはクリスマスって出てこないけど、太宰には出てくるなあと。じゃあだいたいこの時期に普及したのかなあという感じでなんとなく当たりはつくんですけどね。『クリスマスの文化史』みたいな本、あったら読んでみたいですね。
2012-12-24 02:35:14@helpline やっぱり戦前の昭和ゼロ年代、十年代あたりに、モダニズムによって日本は現在知られているような姿になった、と言う事なんでしょうかね?
2012-12-24 02:41:16丸谷才一の『忠臣蔵とは何か』は、忠臣蔵の事件を、クリスマスがなかった頃の日本における死と再生のカーニバルとして論じた名著と言われてますね。 http://t.co/yt8dEUvd
2012-12-24 02:42:05@shikaiu @helpline 横からすみません。補足になりますが、芥川の「少年」(大正13年)にはクリスマスが題材として取り上げられています。ということは、大衆の認識としてクリスマスはある程度広まっていたのではないかと思います。
2012-12-24 02:47:30これですねー。|芥川龍之介「少年」:青空文庫 http://t.co/XV6ZUESF 一行目が「昨年のクリスマスの午後、堀川保吉は須田町の角から新橋行の乗合自働車に乗った。」です。
2012-12-24 02:49:58@helpline 確かに難しいところですね。モダニズムと言うよりグローバリズムと言い換えた方がいいかも。でも、それだと幾つもの段階がありますからね。
2012-12-24 02:50:19寒。今晩はイヤな感じで冷え込むが明日は白いイヴになるのだろうか。御誂え向きに最近再読した芥川龍之介「寒さ」「少年(一、クリスマス)」岩波文庫。冒頭のストオヴの描写、Twitterで引用されてそう(「寒さ」)。地球の外の宇宙的寒冷への想像。室内の寒さと戦い続ける石炭への同情。寒。
2012-12-24 02:55:41クラウス・クラハト/克美・タテノ=クラハト『鴎外の降誕祭(クリスマス) 森家をめぐる年代記』(NTT出版、2012.12) http://t.co/CXOHMep3 今月出た本なんですね。鴎外家では1913年(大正2年)からクリスマスにホームパーティーを開催していたそうです。
2012-12-24 02:58:26wikiの「クリスマスプレゼント」のところを見てますが、大正期にはもうプレゼントを渡す文化はある程度まで普及していたようですね。「日本でも、もともと年末のお歳暮の習慣があったため、贈り物の習慣として抵抗なく受け入れられた。」とのことです。
2012-12-24 03:00:39この本の著者、クラウス・クラハト/克美・タテノ=クラハ夫妻には、『クリスマス――どうやって日本に定着したか』(角川書店)という共著本もあるようですね。http://t.co/Yw1SfYy8
2012-12-24 03:00:39読みたいけど、1989年の本で在庫はなく、古書価格は12000円ついてる。こりゃ図書館で読むしかないですね……。<『クリスマス-どうやって日本に定着したか』
2012-12-24 03:02:26@marimo19851130 @shikaiu @helpline 横から失礼します。ちょうど芥川「クリスマス」(少年 一)について呟いてたので興味深いですね。森家ではもっと早くから祝っていたとは。流石。
2012-12-24 03:07:22この記事を読むと、明治末には相当クリスマスが日本に普及していたのかなあという感じですね。|「明治時代のクリスマス」 http://t.co/tB5IOpir
2012-12-24 03:07:26@yozosky @marimo19851130 @shikaiu 近代文学とクリスマス、面白いですね。今まで意識したことなかったですが、いろいろ探してみたいと思います(^^)
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