佐々木俊尚氏の書籍の著作権管理(DRM)に関するまとめ 2010-8-20
@sasakitoshinao .@TeamMOSA2さんのいう複製問題は確かに存在するでしょうから、それを回避、又は複製が無意味になるモデルを提示できればいいのでしょうね。怯えてる人にダメだといっても効果無さそうです。むしろ、全体として利益に繋がるモデルを見せたい。 [職場]
2010-08-20 15:14:04そういえば前にアゴラブックス座談会で、池田さんが「アゴラの電子書籍はクラウドなので著作権侵害に強い」と言ったら、「でも画面をキャプチャしてOCRかけたらコピーできちゃうじゃないか」と絡んでる人がいたな。確か朝日新聞記者を定年退職された方。
2010-08-20 15:15:01アナログの時代にもありました。だってレコードからテープに録音して聴いていたじゃないですか。そして、本当にほしくなったら、商品を購入していくんです。クリエイターは、コピーじゃなくて本物をほしいといわせるような作品を作るべし。RT @sasakitoshinao:...
2010-08-20 15:17:25それがKindleのWhisperSyncの目指す方向ですね。RT @sannsan: @sasakitoshinao コンテンツをすべてクラウドに置き、同一IDでどんな端末でもストリーミング視聴可能な世界がいいと思う。購入コンテンツをIDに開放する感じで。
2010-08-20 15:20:45@arith @sasakitoshinao @TeamMOSA2 「全体として利益につながる」ってのがポイントですよね。商売ってのは抜け穴があるわけで、ふさぐかどうかは損失の程度によるでしょう。書店などが万引き防止コストをどこまでかけるかなど。利用者の利便性も損なうわけだし。
2010-08-20 15:22:04@sasakitoshinao Windows以外の環境でも動作するよう、DRMの仕様が公開されるようにする視点も必要だと感じてます。仕様が公開されているDRMというのは絵空事ではなく、たとえば以前SunはオープンソースDRMを開発していました。もうプロジェクトはほぼ死んでますが
2010-08-20 15:23:06@sasakitoshinao 紙の本が無尽蔵にコピーされないのは物質的制約もあるけど、皆それに自分の金を払って入手してるから。自腹で買った電子書籍であれば無料で配ってもいいと思う人間は少数派になる。iTSで曲を買うようになってP2Pは一切やらなくなった。恥を忍んで言うけど。
2010-08-20 15:23:11@sasakitoshinao ああいえばこう言うですね(笑)。コピー可能かどうか、が問題なのではないということがそういう人には分からないのですね。どういう方策をとってもコピー不可能にするのは難しいかと。それよりも読者にとっての使いやすさを優先しないといけない。
2010-08-20 15:23:26よく言われることだけど、日本は「リスクはゼロにすべき」と思ってる人がやたらと多く、リスクマネジメント(リスクを減らすコストとリスクが生むコストを天秤にかける)の意識が欠如している。なぜそういう思考にいかないのか。日本人の民族性となんか関係があるんだろうか。
2010-08-20 15:23:49だから音楽に学べ、っていってるのに。RT @follow2cami:電子書籍を語る人たちって、Kindleとかipadを持った上で議論してるんですかね。音楽電子化時代のSonyとか松下のDRMの不便さとか、itunes使った時の便利さとか体感してないのに語ってるんですかね?
2010-08-20 15:26:43そうか、切腹=リスクが出たら全責任か・・。RT @follow2cami: @sasakitoshinao 切腹と関係あるかと
2010-08-20 15:27:46@sasakitoshinao 学会においても同じです。郵送の学術雑誌だけでは成り立たないのに、学会にオンライン学術雑誌システムなどのITを導入するとリスクが伴うからやめておこうと、リスクも出てないのに諦めている学会が多いです。本当はリスクがない方法があるのに、調べる前に諦める。
2010-08-20 15:30:42@sasakitoshinao 人から聞いたのか本で読んだのか覚えていませんが、米文化は周りの人と協調して水を引かないといけない、小麦だとそこらに種をまけばいい。ということから、日本人は周りとの軋轢を割けるとか。リスクも結果的には軋轢を生じるから、無意識に避けるのかな?
2010-08-20 15:30:43申し訳ないけど、世界標準にはなりませんよ。RT @keitenn: 佐々木俊尚さんを今ごろフォローした。電子書籍のプラットフォームは、日本企業が世界標準になり得る、今後、最大のメガトレンドと『プラットフォーム戦略』にあったので、周辺の情報収集のために。
2010-08-20 15:31:33@sasakitoshinao 『日本書籍出版協会(書協)=理事長・相賀昌宏小学館社長=は「著作権法違反の懸念がある」として業者への法的対応を検討している。』書籍スキャン代行サービスに対して声明をニュースに出す時点で出版業界は需要を受け止めきれてないと恥じるべきなのに、
2010-08-20 15:32:12私もまったく同じ意見です。RT @Terry_is_seeker: @sasakitoshinao 絶版本に読みたいものが多い立場としてはどうしても電子書籍に対してポジティブな期待しか持てないんですけどねえ。
2010-08-20 15:32:46@sasakitoshinao 完璧指向は日本人の民族特性だと思いますよ。ハードの面では圧倒的に高品質な商品を生み出してメイドインジャパン神話を作り出しましたがソフト・サービスの時代にはもろに足引っ張る原因になってますね。銀行のシステムトラブルとか些細なのが大騒ぎになったり。
2010-08-20 15:33:02@sasakitoshinao 0 or 1的な発想が、日本の発展を阻害しているのは間違いないですね。人間のやること、完璧なんてありはしないのに。ましてやビジネスは、大損しない程度に益をすくう行為のはずなのですが。
2010-08-20 15:33:43ささいなミスさえゼロにすることにこだわり、結局仕事量が増え過剰な労働時間増で解決しています。他人に完璧を求め、失敗を許容しない社会。RT @sasakitoshinao: 日本は「リスクはゼロにすべき」と思ってる人がやたらと多く、リスクマネジメントの意識が欠如
2010-08-20 15:34:05ネットワーク効果ですね。RT @tadesignworks: なぜクリエイターに、アドビのイラストレーターなどのソフトが多く使われているのかを考えるとわかりやすい。ソフトが優秀なのに加え、初期の頃はコピーができて一気にひろまったと思う。現在はコピー不可だが、シェア率は高い
2010-08-20 15:34:05本当?ビックリ。RT @kagomesb: @sasakitoshinao ipadを持っている出版関係者は恐らく初期の消費税率以下だと思いますよ。電子書籍プロジェクトに関わってる人も10%は持っていないのではないかと。
2010-08-20 15:36:27@sasakitoshinao 激しく同意!6年前、PDFファイルを販売するときに起業仲間と違法コピーについて打ち合わせ。「コピー対策にお金使うなら、それ以上に販売する方法考えたらええんですよ、ガハハ」という結論に(笑)
2010-08-20 15:38:26@sasakitoshinao うちの会社は中堅の取次ですが、電書PTで発売日当日に買ったのは1人だけ。その後買った人はみたことないですし、付き合いのある出版社さんでも持っている人はかなり少ないです(35人中1人)。サンプルが少ないので思い込みの域を出ないですが…
2010-08-20 15:43:41一昔前の「ダイオキシン騒動」もゼロリスクの典型的事例。微々たる量の焼却炉ダイオキシンをなくすために焼却炉一新して40兆円も使ったという壮大な無駄話。昔記事を書きました。 http://bit.ly/8YNe51
2010-08-20 15:49:05笑。RT @pc4beginner: @sasakitoshinao いくら流通をガチガチに固めても、紙の印刷物からのスキャンが最も確実で有効なコピーである事を教えてあげたら紙の出版をやめるのではないでしょうか。(すいません、ネタです)
2010-08-20 15:49:42