- donadona_No5
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個人的には、ぼくはいわゆる「パースペクティブ」を、ほとんど無理やり叩き込まれる(そのどれくらい血肉になったか解らないが)という、ちょっと特殊な環境にいた(いる)のだけれど、やはりせめて、そういう「枠」の存在だけは知らないと、参加すらできない議論、というのは、やはりあると痛感する。
2013-01-20 15:10:14パースペクティブのないところにいくら「知識」の断片を集めても、それはいわばかき集められたバラバラのジグソーパズルであって、そこに描かれている絵を見るためには、どうしてもパズルを組み立てる必要がある。パースペクティブとは、たぶんこの組み立てをするときに必要なビジョンのことだ。
2013-01-20 15:14:11エヴァには「リアル」の混乱があってそこが魅力に通じている、という藤津さんの説明にいろいろ納得したのだけど、ほかのみなさんはわりとポカンとしてた印象。アニメにおける歴史的な「リアル」志向とその混乱について、早くまとめてほしい。というか本にして(笑)。
2013-01-20 14:46:24@m_sakichi 端的にいえば、エヴァは「リアル」を目指していたが、その内実は写実性から迫真性へとねじれたのではないか、という話です。藤津さんは2時間ほど言葉をつくしましたが、それでも伝わらないようでしたから、前提の共有の問題でしょう。
2013-01-21 11:26:24@ogawab @m_sakichi 私はその後の、「アニメにリアルという言葉を使うと、あいまいで誤解を招くので『写実的だ』とか『人間の暗い面を描いている』とか言い換えましょう」というお話に、同感しました。
2013-01-21 12:20:56アニメーションの目標である「現実」が、「そのもの」(写実)なのか、「見た感じ」(印象)なのか、「実写」(映画)なのかは混沌としており、つねに混乱が内包される。
2013-01-21 12:38:24無生物を生きているように動かしたいという欲求がアニメーションの根源とすれば、すでにその時点で現実指向はアニメーションの中に埋め込まれている。
2013-01-21 12:49:57「生きているよう」というのが何か、というのはむしろ(アニメーションというより)アニメの技術が高まる(描けることが増える)とともに問題になってきたことだ。
2013-01-21 12:55:15アニメとアニメーション、映画史、西欧絵画と写真、日本マンガ史など参照せねばならない枠組みは多数あるけれど、それは僕の手に余るので、とりあえず唐突に箴言めいた語りは終了。
2013-01-21 12:59:59現実から完全に切り離された純粋な「表現欲求」というのは、ちょっとありえない。それは「事後的に」発見されるものです。実際には、手段と目標は転倒しており、「現実」にどう肉薄するかが、表現のありようというものでしょう>RT
2013-01-21 13:13:07@nekokatz だと思います。宗教画か写実主義か抽象画かスーパーリアリズムかみたいなものでもあります。マンガや絵画の場合は、運動体としてわりと整理しやすいのですが、アニメ(アニメーションではなく)はそのあたりが混乱しているのが興味深いところですね。
2013-01-21 13:15:56●たけくまメモ● W・マッケイとアニメーションの始原(1) http://t.co/oKKDG9bv W・マッケイ(2)これが95年前のアニメだ! http://t.co/82G5rg2M
2013-01-21 15:01:43