kettansai氏の「実名報道とFACT』の話

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🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

日揮は社員および、その家族の事を思っての判断だと思う。安易な落としどころとしては、会社を通じ、どなたか代表の方が心境を文書にて発表・・・というような形もある。けれど、その場合は会社への配慮が反映された文面になるだろう。

2013-01-22 01:31:02
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

「マスゴミは遺族に迷惑だから取材せず、公式発表だけを伝えろ」と「公式発表を垂れ流すだけの記者クラブマスゴミくたばれ」の先にある意義をどう考えるかという話ではあるのだが、人の心さえ捨てれば割と大した問題ではない(ペルシャ猫を撫でながらブランデーグラス片手に)。

2013-01-22 01:44:21
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

なんかムズムズする話が多いな。体罰高校の生徒たちの「自主的な」動きとか、例のアルジェリア実名報道問題とか。

2013-01-22 23:56:28
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

現在、連投に向け弾ごめ中。結論先に言っちゃうと「どっちもゲスなんだからゲス同士議論して模索するしかない」。と言う事を書くために、たぶんすごく連投する。ので、ウザいと感じる人はミュートしてください。

2013-01-22 23:59:40
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

連投ウザいとお感じの方はミュートしといてください。さっき結論述べたんで、それだけでコトは終わっております。

2013-01-23 00:12:00
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

①軍が駐留してるもんで、この街も、だいぶ騒がしくなってきた。ウチの学校の先生は愛国的な爺さんで、この苦境の中で若者が立ち上がることがいかに重要かと日々説いている。俺は、仲間たちとともに入隊しようと思った。やってやる、英雄になってやるぞ。

2013-01-23 00:12:19
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

② 教官は、気の良い郵便配達のオッサンだ。俺とは、前からの知り合い。先に入隊したもんで、あの人の方が偉いらしい。でもまぁ知り合いだしな…と思ってたら、スゲェ鬼軍曹だった。俺ら、知り合いなのに「おい新兵、貴様、たるんでるぞ!」とか怒りやがるし。何だってぇんだ。

2013-01-23 00:12:38
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

③ そうこうしてるうちに訓練期間も終わり、いざ戦場へ。戦場って言っても、最初は後方の輸送基地だ。食料の配給があるって聞いてたから「食料はどこで受け取ればいいんですか?」と古参兵に聞いたら「バカじゃねーのか、小僧w」と笑われた。意味が分からない。なんで食料が無い?

2013-01-23 00:12:53
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

④俺が困ってると、凄腕の古参兵が「ついて来い」と指示した。わけもわからずついていくと、近所の農家から盗んできた豚を「さぁ、食うぞ」って。マジかよ、と思いはしたが、とにかく、この先輩に付いていくしかねぇだろう。入隊前の説明なんて大嘘ばかりだ、この先輩から軍でのやり方を聴くしかない。

2013-01-23 00:13:09
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑤ 俺たちに与えられた最初の任務は、鉄条網の警備だった。塹壕を守るための物で、あの先輩が指導してくれたから何とかやれた。ただ、バンバン弾は飛んでくるわ、砲弾はガンガン鳴るわで生きた心地がしない。もう、英雄になるだの何だのなんて、どうでもいい。とにかく生きて帰りたい。

2013-01-23 00:13:24
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑥ 毎日、塹壕の中で夜を過ごす。寒さや雨に震えながら寝るのは本当に辛いが、それよりもつらいのは敵の砲弾が、ひっきりなしに鳴り響いてる事だ。幸運な事に、俺には当たってない。だが、砲弾の直撃を受けて死んだ者もいる。いつか俺にも当たるのだろうか、俺も死ぬのだろうか。

2013-01-23 00:13:41
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑦ 塹壕でうずくまっていると、突如、仲間が騒ぎ出した。何を言ってるのかわからないが、何かを喚きながら塹壕を出て行っちまった。毎日毎日毎日毎日、寒さと雨と泥に悩まされながら、敵の砲弾に晒されてるんだ。ノイローゼになっちまったんだろう・・・

2013-01-23 00:13:56
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑧「戻れ、危ない!」俺は必死で、ヤツを呼び戻そうとした。その瞬間、ダーン!という砲声が響き、ヤツがぶっ倒れた。「痛い痛いうわぁぁぁっぁあ」と叫ぶヤツを、全員で塹壕の中に引きずり戻す。「大丈夫だ、しっかりしろ」と声をかけたが、コイツの脚は砲弾で吹っ飛んでいて、もう治るわけもない。

2013-01-23 00:14:21
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑨ 食料は来ない、援軍も来ない。俺は生きて帰れないのか…そう悩んでいた時、食料の補給が来た。150人分の食料、何日間も待ちに待ったメシ。俺たちは、もう死人が出てるから80人しかいない。死人が出てラッキーだ、割り当てが増える・・・と、人としてやってはいけない期待をした。

2013-01-23 00:14:42
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑩ ところが、配給担当は「食料は貴重だ、必要以上に配れない」と偉そうに語る。ハァ?コイツ、馬鹿じゃねぇの??どうせ、俺らが食わなきゃ捨てるしかないんだから配ればいいだろうが!何度も話したが「しかし規則だからな」とか言いやがる。何なんだ、この小役人みたいなヤツは!

2013-01-23 00:14:56
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑪ 物資が足りない。雨が降った後、ぬかるみになった塹壕を歩き回ろうにも長靴は壊れちまった。こないだ塹壕を飛び出して、怪我をして寝ている仲間に「長靴くれよ」と頼んだ・・・失敗だった。奴は、自分の脚が無くなったことを知らなかったのに、俺が気づかせてしまった・・・

2013-01-23 00:15:21
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑫ 俺は罪の意識にさいなまれた。ヤツの心を傷つけてしまった・・・。だが、そんな悩みは、すぐに解消された。奴は、傷が治らず、死んだのだ。俺は、何も言えず、何もする事が出来ず、それをただ、同じ塹壕の中で見ていた。

2013-01-23 00:15:37
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑬ 轟く砲声、響く地鳴り。敵軍の襲来だ!俺は何もできなかった。怖くて、怖くて、死にたくなくて、ただ銃剣を握りしめたまま塹壕の中でガタガタ震えていた。

2013-01-23 00:15:52
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑭ 突如、人間が降ってきた。何が起こったのかわからなかった。おれが銃剣を握りしめている上に、敵兵が飛び込んできたのか、足を滑らせたのか、倒れ込んできたのだ。俺が半狂乱で振り回した銃剣が敵兵に刺さり、グッタリと倒れ込んだ。虫の息だ。

2013-01-23 00:16:09
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑮ 俺はそのまま、戦闘が収まるまでガタガタ震えながら塹壕にこもっていた。自分の刺した相手が息も絶え絶えになり、ゆっくりと血を流しながら死んでいく姿を見ながら。俺は、こんなところで何をやっているんだ?はじめて人を殺した手は震えていた。

2013-01-23 00:16:24
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑯ 俺は戦闘で若干の傷を負い、一時的に、故郷の街に後方移送された。懐かしい故郷!短期間とはいえ、生きて帰ってこれた!家族に会いたい、友人と語り合いたい。

2013-01-23 00:16:45
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

⑰ だが、俺が街で見た物は、相変わらず「若者よ、立ち上がれ!」と煽る先生や、ビールを飲みながら国家や戦争について語る偉いさんたちの姿だった。こいつらは何も分かっていない、御大層な政治論を語りながら、現場の兵士がどんな環境で何を感じているのかなど、なにも分かっていない。

2013-01-23 00:17:00