自然γ線による小児白血病リスクについて

「論文等の紹介 by みーゆさん」から独立させた件  元まとめ http://togetter.com/li/448298 元論文 http://www.nature.com/leu/journal/v27/n1/full/leu2012151a.html 2013.2.1現在 無料
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附則付録1"自然バックグラウンド放射線のレコードベースのケースコントロール研究"。文献12。

Masato Ida, PhD @miakiza20100906

肝心の元論文は今も無料: 自然γ線による小児白血病リスク http://t.co/zIvlL6CY  25ファイルある付録資料もお忘れなく http://t.co/qAzEZYDi #hibaku

2013-02-04 22:53:41

studying @kotoetomomioto

英国の「自然放射線の累積4mSv以上で統計的に有意に小児白血病が増加する」という論文2013年http://t.co/7MtdKKJrだいたい読んだので訳。とりあえずアブストだけ。 http://t.co/6MXInQJz

2013-02-02 18:49:17
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studying @kotoetomomioto

①n数が多い、②癌登録がある、③ラドンとγの線量マップがある、④対照群を細かく分ける、、、のがコツらしいです。それと英国はやや線量が高い?らしく「パワーがちょっと多い」みたいな、、。@BB45_Colorado

2013-02-02 19:18:56
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

それにしても、あの論文を自然γ線の危険性を煽るものとして捉える人がいるのには驚いた。LSSだけでは低線量・低線量率の被曝量とリスクの関係についてはっきりしたことが言えないから、そこら辺を明らかにすることが目的なのに。

2013-02-02 22:42:07
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

子供たちの年齢と累積のγ線被ばく量 http://t.co/SDOM8lV8  論文「自然γ線による小児白血病リスク」 https://t.co/9bpQcRSq より。 この Tables を見れば、この調査で対象にしている線量率が ~1 mGy/年 であることが簡単に分かる。

2013-02-03 19:59:59

スタディさんによる論文読み込み

studying @kotoetomomioto

【UK小児白血病】①0〜14歳までを小児と定義される事が多く、その白血病の発症率は「日本の場合で平均10万人あたり3人前後(2003年)」http://t.co/IG8czr7p

2013-02-04 20:23:25
studying @kotoetomomioto

【UK小児白血病】③同WHOのシート、英国両性平均で10万人あたり7.2人。全体として日本より1.7倍くらい。小児に当てはまるかアレだけど、当てはめてみると「英国の小児白血病は10万人あたり5人くらい?」 http://t.co/Ak2jUOEk

2013-02-04 20:36:16
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studying @kotoetomomioto

(訂正)【UK小児白血病】④イギリス(6千万人)のうち14歳以下が1千万人として、年間約500人前後の発症。26年分抽出すると1万3千人程度。対してhttp://t.co/7MtdKKJr論文では約9千症例が登録されている。(1980年以後始めの数年の登録は少ない)

2013-02-10 18:12:29
studying @kotoetomomioto

【UK小児白血病】⑤勿論1万3千人というのは粗い見積もりなので、全小児白血病が何人かは癌登録をみないと判らないが、一口に「がん登録から抽出された」と言われればそれまでなんだけど、この論文のn数は「全英で26年間に白血病を発症した子どもの殆ど全員」を抽出しているっぽい。

2013-02-04 20:47:02
studying @kotoetomomioto

つまり、イギリス国民を対象とした疫学調査としてはMAXなサイズである、と。

2013-02-04 20:48:50
studying @kotoetomomioto

【UK小児白血病】⑥そのくらいのサイズがあると例えば医療被曝による交絡因子を考えてみても、仮に自然放射線数年分に匹敵する数mSvの医療被曝を受けた子が居たとしても、14歳以下でCTを受けた経験がある児などは多くても人口の10%、恐らくは1%のオーダーも居ないくらいと思われ、、

2013-02-04 20:56:09
studying @kotoetomomioto

【UK小児白血病】⑦平均ドーズに対する寄与は1%以下。尚かつ、観察群と比較対照群に「差分」として入る揺らぎを更にその1割程度以下だとすると、結果に与える影響は多くても3桁くらいは小さいと思われる。まあ、つまり「他に交絡因子は見当たらない」という評価になる、か。

2013-02-04 21:01:39
studying @kotoetomomioto

【UK小児白血病】⑧また、被験者が14歳以下である事から、医療行為や原発労働などの「職業」被曝による交絡因子も原理的に入らないと考えられ、それも疫学の検出力を高くできるという点では有利ではないかと思われる。 @uchida_kawasaki

2013-02-04 21:35:12

スタディさんの「自然γ線と小児白血病論文」の補足というか私の理解するところ

「自然γ線と小児白血病論文」の補足というか私の理解するところ 1/2
https://pbs.twimg.com/media/BCuyPdsCMAAa-kS.png:large

「自然γ線と小児白血病論文」の補足というか私の理解するところ 2/2
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スタディさんによる論文の翻訳