リスボン地震(+ポスト福島の哲学)

リスボンの大地震に関するツイートのメモ置き場。災厄をめぐるライプニッツ、ヴォルテール、ルソー、ゲーテ、カント、ベンヤミン等について、また国際哲学研究センターにおける「ポスト福島の哲学」やデュピュイについても。※以前組み込んでいたまとめ(http://togetter.com/li/302204) から独立。
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Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

ルソー的態度を弁神論の構造を装った「弁人論」だというジャンケレヴィッチとアドルノはおそらく近い。『ツナミの小形而上学』でリスボン地震に言及したデュピュイはG・アンダースを引きながら、西洋と日本の差異を提示するが、諸行無常の運命を甘受する日本的姿勢とヴォルテール的態度の差異は…?②

2012-05-05 17:32:30
Hemmi Tatsuo @camomille0206

今福・鵜飼編『津波の後の第一講』(岩波書店)。山形大の阿部宏慈先生よりご恵存。プリニウスからリスボン大地震へ至る災厄の記録と映像の意味、そして喪の行為を語る。自死した梅木達郎先生の言葉も聴きたかったと切に思われる。生きておられたなら。http://t.co/n2S1USds

2012-05-07 09:46:16
けがさんぼん。 @kulambong

リスボン大地震に際してヴォルテールが「理屈をこねずに働こう。人生を耐えられるものにする手立てはそれしかない」(「カンディード」)と。そうかも知れない。

2012-05-08 00:36:58
けがさんぼん。 @kulambong

リスボン大地震に際してヴォルテールが「悪が存在しようが善が存在しようがどうでもよいではないか」と。そうしたことは「沈黙することだ」(「カンディード」)と。そうかも知れない。

2012-05-08 00:39:13
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

①リスボン地震についてのゲーテ(詩と真実)。「信心厚い人々は反省をなし,哲学者は慰めの論拠を求め,僧侶は戒めの説教をおこなうことをおこたらなかった」とのこと。非ヴォルテール的反応。カントは1756年に地震の原因についての論考など3論文発表。http://t.co/b54yBISi

2012-05-13 01:26:05
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

②新田茂「大地の揺らぎ、天空の崩壊」はクライスト『チリの地震』を扱った論文ながらリスボン地震への言及多し。http://t.co/1cgKNYOh というのもクライストはリスボン地震を意識していた由。またカントを読んでいたとのWittkowskiの説を註記。ジラールにも言及。

2012-05-13 01:34:51
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

③デュピュイの師匠筋にあたるルネ・ジラールは、『チリの地震』とカント論文との関係について、物語を「神話的理性への批判、神話的思考の根本的メカニズムを提示する試みとみなすことができる」として、カントの要請に対するクライストの一定の追随性を認めているとのこと。

2012-05-13 01:38:36
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

私的メモとして「リスボン地震」関連をまとめたけれど http://t.co/b54yBISi 予想に反して割と関心があるのかな。「1755年リスボン地震をめぐる廃墟表象関連ツイート」なるまとめもあった(2011年3月の2日間のツイート)。http://t.co/L0aAU7Vv

2012-05-13 23:53:54

武田将明/Masaaki Takeda @swiftiana

しかし、啓蒙といったテーマで考えれば、1755年のリスボン地震について、庶民はどう記録したのか? ヴォルテールやルソーが哲学的に地震をどう考えたかも面白いが、庶民レベルでこの災害から何が学ばれたのか。

2012-06-24 18:52:07

ポスト福島の哲学

リンク YouTube WEB国際講演会「ポスト福島の哲学」 東洋大学国際哲学研究センターHPにも、WEB国際講演会「ポスト福島の哲学-知の巨匠に尋ねる-」の報告がございます。
東洋大学国際哲学研究センター(IRCP) @ircPhilo

「ポスト福島の哲学」7月4日(水)17:30~20:30 於:スカイホール(東洋大学白山キャンパス2号館16階) 講演:ジャン=ピエール・デュピュイ(スタンフォード大学)、一ノ瀬正樹(東京大学) 司会:村上勝三 コメンテーター:渡名喜庸哲 http://t.co/3tqhD7W4

2012-06-06 16:51:46
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カタカタパン @KataKataPan

国際哲学研究センター「ポスト福島の哲学」7月4日(水)17:30~20:30東洋大学白山二号館16階スカイホール:J.P.デュピュイ:破局的な状況を前にした合理的選択。一ノ瀬正樹:放射能問題の被害性―哲学は復興に向けて何を語れるか― http://t.co/kJLLAI5B

2012-06-09 17:20:14
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カタカタパン @KataKataPan

デュピュイは「予防原則」:「現在の科学的技術的知識を考慮し、確実性がないことを理由として、環境に対する重大なまた回復不能な損害を与えるリスクを経済的に許容可能なコストで予防することを目的とした費用対効果の高い措置をとることを遅らせてはならない」(173)の二つの欠陥を指摘する。

2012-06-10 09:56:05
こけかきき @mukurooo

読んだ。途中から難解に思えたが、興味深すぎた。チェルノブイリを知ること大事だと思った。/チェルノブイリ ある科学哲学者の怒り―現代の「悪」とカタストロフィー― ジャン=ピエール デュピュイ http://t.co/idXPOpQ9

2012-06-04 01:22:46
こけかきき @mukurooo

チェルノブイリ ある科学哲学者の怒り―現代の「悪」とカタストロフィー― ジャン=ピエール デュピュイ http://t.co/idXPOpQ9/泣いて生まれてきたけれどさんのブログ『なぜチェルノブイリに学ばないのか?』 http://t.co/1vDZV0RQ

2012-06-04 01:29:03
東洋大学国際哲学研究センター(IRCP) @ircPhilo

【ポスト福島の哲学】9月22日(土)「フクシマは今!エコロジー的危機の政治哲学」の講演者エティエンヌ・タッサン教授(パリ第7大学、政治哲学)は、現代のフランスにおける政治哲学研究を牽引する研究者・哲学者として世界的に活躍している方です。 http://t.co/vrTLdjDa

2012-08-27 16:53:42
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東洋大学国際哲学研究センター(IRCP) @ircPhilo

【ポスト福島の哲学】「保養と避難の現状」 日時:2012年10月6日(土)15:00~19:00 講演者:吉野裕之、木田裕子、疋田香澄 場所:東洋大学白山キャンパス甫水会館二階会議室 聴講自由/申込不要 http://t.co/jdEBjeif

2012-09-24 12:48:15
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東洋大学国際哲学研究センター(IRCP) @ircPhilo

【ポスト福島の哲学】鎌仲ひとみ監督講演会「『内部被ばくを生き抜く』をめぐって」 日時:2012年10月19日(金)18:00~20:00 場所:東洋大学白山キャンパス2号館16階スカイホール 詳細→http://t.co/vdKOdHpe

2012-10-03 15:24:25
東洋大学国際哲学研究センター(IRCP) @ircPhilo

「ポスト福島の哲学」連続講演会@東洋大学 高橋哲哉(東京大学)、村上勝三(東洋大学)、2013年3月12日(火)18:00~20:00 東洋大学白山キャンパス6号館2階6217教室 http://t.co/G8JvUypq

2013-02-04 16:11:05
東洋大学国際哲学研究センター(IRCP) @ircPhilo

【リマインダ】若手哲学研究者ワークショップ「ジャン=リュック・ナンシー『フクシマの後で』から出発して」2月23日(土) 14:00~17:00 東京大学駒場キャンパス10号館301会議室 中島隆博・渡名喜庸哲・柿並良佑・星野太・佐藤嘉幸【明日】

2013-02-22 14:15:56