拷問魔法少女ドゥームズデイあやね第六話

毎回新鮮な驚きを提供してくれる深見先生に感謝を
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深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

ドゥームズデイあやね、そろそろ次を更新しますね。

2013-03-12 22:12:27
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

第六話「みんながピンチ!? まじかるドリル残虐プレイ! 知恵と勇気で打ち破れ!」(後編)

2013-03-12 22:22:18
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処刑獣キルキャットは、文字通りネズミを見つけた猫のように若手俳優を追い詰めた。若手俳優が悲鳴をあげても誰も聞こえない……。そのときだった。「そこまでよ!」今度は拷問魔法少女がやってくる。 #dda第六話 1

2013-03-12 22:24:40
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「きたわね、拷問魔法少女」メグミはくっと低く笑う。「でも、今日はあんたたちのほうが目的だったんだ」青い衣装で金髪の少女が名乗る。「間違った拷問は許せない! 愛と平和を夢見る暴力! ファンタスティックドリラーみふゆ#dda第六話 2

2013-03-12 22:25:05
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

拷問魔法少女同士がぶつかると、「拷問空間」が発生する。一対一、それ以外の他者の侵入を拒む特殊結界だ。ミフユがハンドドリルを構えて高速で突っ込んでいくと、拷問空間が発生してアヤネを捕らえた。 #dda第六話 3

2013-03-12 22:25:29
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「アヤネ!」と、異常を察して慌てた声をあげるチナミ。そのチナミには、メグミの処刑獣キルキャットがぶつかっていく。凄まじい体当たり。超重量級の一撃。それに吹っ飛ばされて、チナミの体は近くにあったビルのコンクリートに深々とめり込む。 #dda第六話 4

2013-03-12 22:26:00
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「ひっ!」と怯えた声をあげて、しかしそれでもスクールエスケイパーせりかは自分の武器……まじかるブルーレイディスクを構えて、インドの古武器、チャクラムのように投じた。数枚のディスクが処刑獣の体に突き刺さるが、致命傷にはならない。 #dda第六話 5

2013-03-12 22:26:45
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「拷問空間」のなかで、ファンタスティックドリラーみふゆとドゥームズデイあやね。魔法少女同士の戦いが始まる。先手をとったのは、ミフユだ。ハンドドリルを回転させて、アヤネの腹部を突く。内臓がこぼれそうになったのを、アヤネは咄嗟に回復魔法でふさぐ。 #dda第六話 6

2013-03-12 22:27:17
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「いつまで回復魔法が間に合うかにゃー!?」ところで、ミフユは可愛い声で言った。「どんな世界にも、無限のエネルギーなんてものは存在しないんだよねっ!」 #dda第六話 7

2013-03-12 22:27:59
CF型マシニーカhir @hir_CF

アヤネ、腹を貫かれても大喜びしそうだなあ。ドMだしw #dda第六話

2013-03-12 22:28:26
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

ミフユはドリルでアヤネの右上腕部を突いた。一瞬でその先端が骨まで届いて、歯医者のような音が鳴り響き、焦げた臭いが周囲に広がる。同時に鮮血も噴き出す。アヤネの口から「ぎッ!」と苦痛の声が漏れる。「ぎゅいーん! ぎゅいいいんー! キリキリキリ#dda第六話 8

2013-03-12 22:28:54
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

アヤネの上半身をドリルで攻撃しながら、ミフユはアヤネの腹部に「まじかる前蹴り」を打ちこんだ。魔力によって強化された打撃が、アヤネの体を吹き飛ばす。浮いた体が、拷問空間の境界障壁に激突。魔力と魔力が反発して盛大に火花が散る。アヤネの体が焼ける#dda第六話 9

2013-03-12 22:29:03
cygwin @cygwin000000

ファンタスティックドリラーみふゆ! #dda第六話

2013-03-12 22:29:19
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「拷問空間の障壁がリングロープみたいに働く……まるでプロレスの電流爆破デスマッチね」苦痛に耐えて、アヤネは不敵に笑った。「けっこう楽しいじゃない。大仁田厚になった気分よ」 #dda第六話 10

2013-03-12 22:29:43
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「無傷ってわけじゃないのに余裕があるんだにゃ、すっごーい!」ミフユは歓声をあげた。「妖精から正規拷問魔法少女の話を聞いて、ずっと会ってみたかったんだよね。ドゥームズデイあやねグラップラーちなみスクールエスケイパーせりか……」 #dda第六話 11

2013-03-12 22:30:15
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「みんな、それぞれ悪を憎む『理由』があるんでしょ? 過去にひどい事件に巻き込まれたことがあるんでしょ? 姉を殺された好きな女の子を虐待されたおばあちゃんをひき逃げされた……わたしにはそういうの、全然ないの#dda第六話 12

2013-03-12 22:30:56
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

ミフユは続けて言う。「わたしはお金がほしいだけ。自分の居場所がほしいだけ。立派な理由があって戦う』人間よりも、『大した理由もないのに戦う』人間のほうが強と思うんだな、わたしは」 #dda第六話 13

2013-03-12 22:31:16
CF型マシニーカhir @hir_CF

なんでもまじかるってつけりゃいいってもんじゃw #dda第六話

2013-03-12 22:31:49
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「だってそうでしょ? そんなドラマチックな『理由』があるんなら、誰だってかっこよく戦える。わたしにはそういう『ドラマ』はない。何もなくても、人は生きていかなきゃいけない」 #dda第六話 14

2013-03-12 22:32:06
CF型マシニーカhir @hir_CF

まさしくまじかデスマッチ。あるいは拷問デスマッチか? #dda第六話

2013-03-12 22:32:25
深見真オリジナル小説用アカウント @fukamikoe

「理由がないから、わたしは正規の拷問魔法少女にはなれない。悪を憎んでいるわけじゃないしね。そのかわり、妖精テロリストの『いんちき』によって、わたしはこうして力を手に入れることができた」 #dda第六話 15

2013-03-12 22:32:35
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