全国学力テスト2013国語、やっぱりこの程度の問題(笑)。
- FukushimaKokugo
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「…の部分の表現は、話し手が、どのような工夫をすることで、どのような効果を生み出そうとしていますか」。こんな設問文をそのまま放置している時点で、作問者の国語力の低さが分かるし、チェック体制の甘さが透けて見える。
2013-04-26 15:28:31ツイートを細かに読んでいただいている方には、私がただ漠然と批判しているのではなく、具体的に根拠を持って批判しているということがお分かりでしょう。批判そのものが妥当であることも、頷けるでしょう。
2013-04-26 15:30:45代案もできるだけつけてますしね。お時間のある方は、というか、国語の先生方は、ぜひ、学力テスト本文を見て、その解説PDFも見て、照らし合わせながら再読してください。
2013-04-26 15:32:54即座に代案を示せるのは、いやというほど問題集を作ってきたからです(笑)。そして、授業でも同様のことを毎日やっているからです。
2013-04-26 15:33:35数ある不自然問題の中で、際立って不自然に見えるのは、たとえばBの大問1のような、「話す・聞く」力を問う趣旨の問題。解説PDF(11988KB) http://t.co/KQog5zcSrv を見るとその趣旨が分かるわけだが。
2013-04-27 00:47:34学習指導要領に示された「話す・聞く」力。これは、実際に話し、実際に聞くことでしか培われないし、その能力を確かめるにも、実際に話し、実際に聞くしか方法はない。それを、無理やり紙の上で確かめようとするから、不自然になる。
2013-04-27 00:49:13「話す・聞く」力を紙の上で確かめるためのベターな方法が、1つだけある。それは、「話す・聞く」ために必要十分な能力を定義し、その能力を試すことのできる ような「読む・書く」問題を出題すること。それ以外にない。
2013-04-27 00:50:54その能力とは、論理的思考力。同等関係整理力、対比関係整理力、因果関係整理力。これしかない。そして、それらを、読み書きの問題を通して測る。それによって、問題なく、「話す・聞く」力を計測できる。
2013-04-27 00:51:41実際に話し実際に聞く場、つまり面接試験のような対話の場を設けなくても、面接とほぼ同等レベルで対話力を計測できる方法を考えること。それが、国立教育政策研究所の腕の見せ所であるはず。しかし、毎年、大失敗している。
2013-04-27 00:54:58だいたいにして、小学Bの大問1、なんだよこれ(笑)。「こんにちは。ここにすわっていいよ。(やさしい態度)」「はい。(きんちょうした様子)」/「それは、楽しみだね(笑顔)」「ありがとうございます。(ほっとした様子)」……無理やりすぎる(笑)。恥ずかしくないのかね、出題者は。
2013-04-27 00:56:56御意。RT @muranori7: 小6国語B問題の感想。①とにかく問題文が長く設問が分かりづらい。…設問の意味を読み取るだけで躓く子どもが多いのでは②1問目の6年生から5年生への助言の問題は問題文自体に疑問。下級生〜上級生をこのように使い分けするのはどうか。…リアリティを欠く
2013-04-27 02:41:15RT @muranori7: 小6国語B1問目の問題文のことだが、設問自体は国語応用力を問うそう悪くないものだし、出題意図が子どもの序列意識助長を狙ったものでもないと思う。…問題文に子ども達の学校での日常感覚とズレがあり、それこそPISAの問題作りの大事な点ではということ。
2013-04-27 02:42:50【いずれも、教科内容を日常生活でどう生かすかを意識させるのが、出題意図の一つだ。問題作成を担当した国立教育政策研究所の担当者は「後日、学校で結果を活用する際、学習意欲の向上につながるような出題を心がけた」と説明する。】朝日新聞4/25・3面
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