閉鎖機小話二本立て~155mm FH-70・FV4201チーフテンの120mm L11
FV4201チーフテンの120mm L11戦車砲の閉鎖機
チーフテンは薬莢を用いない鎖栓だったと聞きますけども、この時期にFH-70と同じ形式のSplit Block Breechはありませんでした。当然何か別の方式だったんでしょうけども、一体どんなものだったやら
2013-05-10 00:43:05しかして、だとすると英国は50年代から薬莢を用いない鎖栓式閉鎖機の実績を積んできた経緯があるわけです。件のSplit Block Breechは仕組みだけを見れば驚く程シンプルですが、相当な技術の蓄積があればこその物なんでしょうね
2013-05-10 00:44:44L30やFH-70がSplit breechなのはいいとして、L11は結局尾栓周りはどうなってんのかしら 車内写真では普通の垂直鎖栓としか見えないけど、それでは薬嚢式でガスを封じられるとは思えない…
2013-05-10 00:30:51@Jagdchiha 普通の鎖栓とSplit Block Breechを見分けるのはかなり難しそうです。閉鎖状態ではまず判らないですし、開放状態で砲尾から尾栓を覗き込んでちょっと隙間があればあるいは? といったところ
2013-05-10 00:39:21http://t.co/einQg4fRlh という訳で120mm L11 L/55戦車砲の鎖栓図
2013-05-10 00:48:38@Jagdchiha この動画ですと1:00頃の射撃では自動開放していますが、他は手動開放のようですね。 http://t.co/zdzew4g2rB
2013-05-10 00:49:31分割されてる風じゃないですね 明らかに鎖栓の前へ緊塞環が嵌まるスペースがあるけども、単純にスライドさせてきただけでは密閉されないので、最後に前方へ押し付ける動作でも入るのかしら?
2013-05-10 00:50:53ううん、チーフテンは主砲左側に照準補助用12.7mm機銃L21A1を備えていたとな センチュリオン時代からあって、同軸機銃はまた別にあるので完全にスポッティングライフルとしてしか使わなかったと これも知らなかったなあ
2013-05-10 00:58:25どうやらこんな金属製塞環が閉鎖機でなく砲尾側についているようです http://t.co/paFPIwndtk 閉鎖機側のくぼみと噛み合うようになっていて、3の緊塞スリーブが金属薬莢めいてガス圧で膨れることで密封されるんですね
2013-05-10 00:59:57チーフテンの閉鎖機はどうやら、砲尾側に筒状の金属塞環があって、鎖栓側には塞環とかみ合う溝があるみたい。閉鎖した時はバネとアームによって塞環が鎖栓側に押し付けられる
2013-05-10 01:26:02バネなんて聞くとちゃんと閉鎖できるのか不安になるけども、ガスが漏れない限りはバネを解くような方向には圧力はかからない……のかな? 少しでも漏れたら酷いことになりそうですが
2013-05-10 01:29:35ただ、閉鎖が不完全な状態での発砲を検知するピンによる安全機構があるようです。これはシアーワイヤにつながっているようで、もし閉鎖不良が一度でも起きると発砲回路が切れるのかな。そうなったら塞環を新しい物と交換するのでしょう
2013-05-10 01:32:30http://t.co/aeProFHpVN とりあえずここのページは最重点な チーフテンの火器については全て分かるんじゃなかろうか
2013-05-10 01:33:02閉鎖不良を検知する機構がついた閉鎖機なんて初めて見ました。わざわざこんな機構を設けたということは、英軍としてもこの閉鎖機構には万全の自信などなく、何かしら安全策を取っておきたかったのでしょうね
2013-05-10 01:35:23閉鎖不良時には撃発機構が作動しないor作動しても撃発しないような構造になっているのは、銃器では基本的にそうなるよう設計されるけど、火砲では珍しいんだろうか?
2013-05-10 01:37:57Vent Tube Loaderってなんだ…?もしかして装薬点火用に空包めいた小口径弾薬を毎回砲尾で発砲してるの…?
2013-05-10 01:15:56やっぱりそうだ、14発入りの点火弾薬で装薬に点火してたんだ L11A3で電気信管が付いたみたいだけどなんかもう訳が分からん
2013-05-10 01:24:30