福島県からの自主避難者の調査結果の論文をめぐる議論
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@pinwheel007 @aizujin_k 山根さんとは実際に会って話をしていますが、彼女は繰り返し、「これは語られたことで、事実かどうかは分からないけど」ということをおっしゃっていました。決して語られたことを鵜呑みにして考えられているわけではありません。
2013-05-15 13:36:14(↑この方は福島大学の先生。「山根さん」とは山形大学論文の著者)
@myriel_june はい、前述したように、主観の記述分析も大事なテーマなので、それは理解できるんです。そのことと背景の事実関係が渾然としてしまっているし、資料吟味(収集方法によるバイアス)も欠けています。さらに、論文としては分析が欠如しています。@pinwheel007
2013-05-15 13:46:17@aizujin_k たしかに、2節の記述はもう少し切り分けてほしい気はしますね。分析については、微妙な問題も含んでいて、今回あまり詳細に述べられていないのは、調査に協力していただいた方たちへのご配慮もあるのではないかと。(書けないこともありまして……すいません。)
2013-05-15 13:51:50@myriel_june フィールドワーカーのお辛いところですね。私も少々言い過ぎましたけれども、研究者として引きずられない態度を貫いていただけれたら、後々有意義なご研究になるだろうにと少々残念でした。
2013-05-15 14:00:38@aizujin_k そのへんは、自覚的でいらっしゃると思います。ただ、インタビュー対象者との関係の取り方を、公表されたものがどのような受容されるかも含めて、慎重に配慮されているのだと思います。
2013-05-15 14:03:54(同時進行していたもう1つの議論)
@pinwheel007 @aizujin_k 横からすいません。山根純佳さんの論文についてでしょうか。彼女の論文では、避難された方がどういう判断で決意されたかを、当事者の言葉から再構成しようとしているので、それが「事実」であるかどうかは二の次として書かれていると思います。
2013-05-15 13:35:10@pinwheel007 @myriel_june つまり、山根さんの避難者に対する同情心(これはこれで、立派だと思います)と研究者としての態度の不分明を問題にしています。研究者本人の主観を完全に排除できるなどとは申しませんが、自ら意識して峻別を心がけないと説得力が無いと思います
2013-05-15 13:56:05@aizujin_k すいません、わたしが取り違えられるように書いたのかも知れないのですが、山根さんが記述しているのは、当事者(避難者)の主観であって、彼女はそれを(おおざっぱにいうと)外から記述するという位置にいます。混同されませぬよう。
2013-05-15 14:01:55@myriel_june 先生のほかの論文や講演等の接したことのない、白紙の状態で拝読すると、最後の5、6節の課題や要望が、避難者の意見要望なのか山根先生の意見なのか判然としない気がしました。
2013-05-15 14:13:08@aizujin_k @pinwheel007 お二人からのご指摘、重要な問題を含んでいますし、山根さんに会った時に伝えておきますね。
2013-05-15 16:23:07@myriel_june @pinwheel007 恐れ入ります。決して山形に避難なさっている方を批判する意図は無いことは申し添えておきます。また、山根先生に対し言葉が過ぎた部分があったことも予めお詫び申し上げておきます。
2013-05-15 17:50:10まとめ公開後にまとめ主が目にし、感銘を受けたツイートです
山形大学人文学部年報の福島からの自主避難者の調査を読んで敏感になっている方々がいると思う。統計ではなく実地調査に準ずるものとして読めばいい。事例選択において論者の主観が入る事もある。地元に帰る人には一言「お帰りなさい」と言えればいい。 http://t.co/MeCE7vOfaF
2013-05-21 07:58:08やっぱり、父親目線で言うと、母子避難してる家庭の残されたお父さんは正直辛いと思う。子を持つお母さんをケアするのは当然大事だけど、子を持つお父さんも気に掛けてあげて欲しいです。
2013-05-20 02:55:25