桜島の現在の活動による火山灰は100km近く離れた宮崎平野にも降るが、そこでは今、黒色土壌しか形成されていない。桜島島内では現在の活動による火山灰がきちんと観察できる。昭和火口活動再開前の静かな時期にはローム質の土壌が作られていた。
2010-09-16 23:26:22@tigers_1964 その「宮崎平野の黒色土壌」がどうやってできるかが問題の焦点。桜島の灰が降るから、それでできたと思っている人が大部分。その理解じゃ困るよね。それをどうするか、どうもしないかの話。
2010-09-17 09:35:22関東ロームの話は文章だけではわかりにくいでしょう。写真中心の解説をごらんください。 「フィールド火山学」の「10章 堆積物から噴火をよみとる」のhttp://ht.ly/2FuhA 前後です。
2010-09-17 06:32:15きのうの関東ロームツイートをブログにまとめました。「関東ロームは富士山の噴火堆積物ではない」 http://ht.ly/2Fvp6
2010-09-17 07:20:31関東地方では都市開発が一段落して、関東ロームを見ることが少なくなりました。若い人の中には、赤土なんて見たことないとおっしゃるかたもいるでしょう。国分寺駅のすぐそばにロームを観察できるよい場所があります。「東京国分寺に露出する関東ローム層」 http://ht.ly/2FvwF
2010-09-17 07:26:33突然思い出したので、備忘録代わりに書いておく。1990年代の私たちのロームの成因研究とはまったく独立にロームか赤土の研究をしたひとが、山形大学かどこかにいた。そのひとは、学会誌にあまり論文をかかず、科研費報告書か何かを出した。そして、その業績で地質学会かどこかから賞をもらった。
2010-09-17 07:54:03「ローム層成因論の反証可能性と前進的研究プログラム」 http://ht.ly/2FAt4 これは、特集号を1995年に出した翌年、1996年に書いた。中村一明さんの1970年論文が闇に葬られてから26年後だった。あれからもう14年がたった。何か変わっただろうか。
2010-09-17 12:11:00