茂木健一郎さん:第961回「英語ができることと、グローバルは違う」+第962回「国が、決めることじゃないから」+第966回「何を欲しているのか、自分との対話で知る」
@kenichiromogi "ウインドウズ○級"とかってのとちょっと似てる。多数派が使うツールの操りかたを知っていれば、ビジネス上有利に働くことが多いもんね。国を挙げて号令するなら、未来のあるべき姿をどれだけ鮮明に提示出来るかが重要。
2013-06-05 08:06:44@kenichiromogi 20数年前、某国立語学系大学の入学式で学長から言われたことは、「語学」は手段にすぎないから単にそれができるようになることを目標にするのでなくそれをうまく利用して何か別のことをしなさいということでした。RT
2013-06-05 10:46:50@kenichiromogi 英語に限らず、言語はコミニュケーションツールですから、「何のために誰と何に関するコミニュケーションを取って行きたいのか」という視点の教育なく、道具だけを準備しても意味はないですよね
2013-06-05 07:40:19えぐ(4)その上で、今日における進捗の焦点、るつぼが米国を中心とするインターネット文明にある、という特殊要因がある。クリエイティヴ・カモンズ、ウィキリークス、アノニマス、TEDのような動きを含む文明の胎動に触れるのは、たまたま英語という言語を通すとよい、という経緯があるのだ。
2013-06-05 07:18:04えぐ(5)そのような意味での英語は、文明の波乗りの先端にいようと思ったらおそらく必須だけど、いわゆる英語教育の到るところにそれがあるわけではない。多くの英語教師の感性は凡庸だし、文明の進捗が見えているわけではない。むしろ、日本語でも、そういうことを語れる人の方がましだ。
2013-06-05 07:19:18@kenichiromogi 英語は手段にすぎないのに、目的として論じるから変になる。英語+文学、英語+科学、英語+アート、英語+音楽…この+somethingの発想ができないから寺子屋の蘭学みたいになるんだよ。
2013-06-05 07:53:45@kenichiromogi 個人的には、国語にもっと力を入れてほしいです。言語に関しては。 外国語に関しては、別に英語でなくてもいいような気もする。
2013-06-05 08:31:28えぐ(6)国が先導して大学入試にTOEFLを「必須」にするという提案自体がナンセンス。教育機関は国が号令をかけて一斉に変わるものではない、というのが今のグローバル文明の文法だから。英語さえできるとグローバルと思っていると、実は古くさい価値観にとらわれていることになりかねない。
2013-06-05 07:21:01えぐ(7)日本において、英語をやった方がいい、英語ができればグローバル、というようなかけ声は、そういうことを言っている人の感性、世界観が時代遅れで、権威主義的で、全く自由ではないという悲劇がある。それよりも大切なのは、今の地球を動かしている改革者のエートスを肌で理解すること。
2013-06-05 07:22:29@kenichiromogi 「英語ができればグローバル」とはまだしも「英語をやったほうが良い」の何が時代遅れで権威主義的で自由ではないという悲劇なのか理解できない。
2013-06-05 07:36:19えぐ(8)英語がぺらぺらの空気頭になるよりは、物理ができたり、数学ができたり、プログラムができる、英語たどたどしい人の方がよほど価値があるわけで、英語ができる、ということを偉いと思ったり、それを教育目標とすることが、いかにまぬけな話か、ということをまず確認したい。
2013-06-05 07:24:03@kenichiromogi ノーベル賞を取られた益川先生は英語は苦手ですが、数式で世界を納得させました。そういうことが大事だと思うのです。
2013-06-05 07:26:18@kenichiromogi メガネみたいなもんですよね。あったらよく見えるから便利だけど、それ自体が仕事の本質じゃないですから。
2013-06-05 07:28:24ネイティブスピークではなく(文法から)英語の訓練をしていると日本語訳と常時相互で論理思考が必要になります。従って、日本語の訓練、つまり語学力、語脳?が重要だと....日本語の場合はそいいう論理と、+「もののあはれ」@kenichiromogi: そういうのとも違うんだよね。
2013-06-05 08:05:18@kenichiromogi この部分は特に共感するものがあります。たとえば「翻訳家になりたいから、英語だけに絞って一応邁進勉学する」ということがあったりしますが、英語しか分からない人に翻訳はできません。何をするにしても言語が役立つのは1%くらいかと思います。
2013-06-05 07:42:47@kenichiromogi うちの学部の教授が、某ゴルフ選手を例に出して、「英語が出来るから話出来るようになったじゃなくて、あの人がゴルフうまいから周りが話聞いてくれるんだよ。中身無いと英語話せてもなんにもならん」って講義中に話していたのを思い出しました。
2013-06-05 09:54:17同感!QT @kenichiromogi:英語がぺらぺらの空気頭になるよりは、物理、数学、プログラムができる、英語たどたどしい人の方がよほど価値があるわけで、英語ができる、ということを偉いと思ったり、それを教育目標とすることが、いかにまぬけな話か、ということをまず確認したい。
2013-06-05 07:28:13@kenichiromogi 留学していると話すと、英語ペラペラなんだ凄い!とか英語喋って!とよく言われます。でも、それは違うといつも思っていて…私は英語を学びにいっている訳ではないので。私は発音も悪いし、文法もひどいけれど、それは知識でどこまでもカバー出来ると思っています。
2013-06-05 07:39:54「ペラペラ」目指して他を捨てるんじゃなく、本質の技量を高めてそれを伝える為に最低限の英語スキルを持つ、というのがグローバルと思いますが、その最低限さえ持ち合わせて無い人も多いですし @kenichiromogi えぐ英語ぺらぺら空気頭よりは物理数学でき英語たどたどしい人の方が価値
2013-06-05 07:57:00@kenichiromogi それと、どれもが単なる道具にすぎないってのも大事だよね。自動車免許とってもF1乗れないのと同じ。人生の競争はF1目指すようなもんだからな。
2013-06-05 08:07:41