第一回大罪大戦紅陣営【交流フェーズ02】

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ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

「……あれ? 筋肉さんの気配がする」 カクリヨをといたボクの第一声はそれになりました。

2013-06-21 22:31:56
ワイマックス @nigayuki_sin

「ははー。大殿のご期待に添えるように全力を尽くしまっさかいよろしく願いまするー」 プライドに返答したが、(この城主はマッスルではない)と密かに思った。 「おや、油揚げ殿か。お前は小さいからまだマッスルにはなれんだろう?あと、大殿の前だ、名乗らぬか」ピグレーツォに自己紹介を勧めた。

2013-06-21 22:50:07
スロウス @siroeda_sin

筋肉だのマッスルだの、なんとも暑苦しい単語が飛び交う。目の前の人物は随分と痩せて見えるが、果たしてどういうことだろう。 そして、自身の後方に現れた狐に対しては。 「……何だ。逃げなかったのか、お前」

2013-06-21 22:57:10
ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

「わあ! やっぱり筋肉さんだ! うん、そうだね。ボクはマッスルになれないしマッスルになる気は無いよ。面倒だし。……大殿?」 ツッコミがおいつきませんでした。かの人を見上げまして。大殿さんを見上げまして。 「こちらの方に生かされました。とりあえず『ピグレーツォ』です」 礼しました。

2013-06-21 22:57:51
ウーヌス(インヴィディア) @nobara_sin

起き抜けに見て聞いて色々麻痺してる。が、流石にプライドの言葉には、っとし、隠れるのをやめ 「失礼しました。ウーヌスです。…同胞とは、違う…と思うんですが、プライドさんの右腕…補佐?世話係…?です。よろしくお願いします。」 改めて、オブセッションとピグレーツォへ頭を下げた

2013-06-21 23:03:26
ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

「…………逃げてもあぶらげのあてがありませんし?」 かの人に向けて、さらにいうと見ての通りですし、と十二単の裾をちらり。膝から先がありません。座布団でテイクオフです。 「こっちは戦いで崩れたままなので、介護してくれそうな人が居る方に着てみました」

2013-06-21 23:03:54
ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

「これはご丁寧に、なのです」 ウーヌスさんという おねえさん? に礼をしました。 ウーヌスって罪あったっけ? とか考えていましたが、ボクは機械さんみたいに博識ではないので、面倒な事は考えるのをやめます。

2013-06-21 23:06:24
ワイマックス @nigayuki_sin

「ウーヌス殿、どうぞよろしく。ピグレーツォ殿もこれからそう呼ぼう。しっかしピグレット、お前その様子だと負けたやな?これは……暗愚殿やモデスト殿が黙っておるまいな。暗愚殿は怒るぞ、よう怒る。まだ罪科を負うなら、虚に攻める心胆はあるか?ワイはモデスト殿とはやりあいたくないわ。後生ぞ」

2013-06-21 23:15:05
プライド @seigo_sin

男は、執着に対し物言わず外套を脱ぎ捨てた。男の肉体が、露わになる。 ――全身に無駄なく分けられた、引き締められた筋肉だ。 左腕に少し力を込めれば、膨れ上がった筋肉は歴戦の勇士を思わせた。 「我が憤怒の眷属として、恥ずかしくない戦いを心掛けなさい」 →

2013-06-21 23:19:35
プライド @seigo_sin

→ そのまま、視線を狐へ。 「――ピグレーツォ。貴方は、生きてこの場に在ります。故に、私は問いましょう。  『紅』の罪として、我らと共にこの大戦を終わらせるつもりはありますか?」

2013-06-21 23:46:12
ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

「だよねー。激おこにちがいないよねー…。あの森には帰りたいけど、ちょっとぞっとしないなー…」 筋肉さんの言葉に落ち込んで見せるボクです。 「まあ、そもそもボクは罪なのかあやふやだけど…なるようになるよ!」 考えるのが面倒な案件は基本的においておきます。

2013-06-21 23:21:41
ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

何故か突然外套を脱ぎ捨てた、大殿さんにびっくりするボクです。 もしかして、この人も筋肉なのでしょうか。だとすれば、筋肉さんが大殿と呼ぶのも納得です。 「・・・・・・」 耳と尾の毛並みを整えて、成り行きを見守ることにしました。

2013-06-21 23:33:54
ワイマックス @nigayuki_sin

「ハッー!」(大殿の筋肉はまるで大蛇か獅子だ。大殿は賢く、強いマッスル――!)オブセッションはかぶりを振って「次は命請いなどいたさぬぞ。何せ……」(殿は信じ抜くに値するマッスル人格で慈悲の鎧う。大殿は裏切り者を仕留め損なうまい。せやから)「負けられへんわ、これは」透る声で呟いた。

2013-06-21 23:48:45
ワイマックス @nigayuki_sin

「森に帰りたいか。やめておけ、死ぬぞ」改めて、ピグレーツォに言った「紅の罪になるか、罪を捨て凡俗に落ちるか。つまるところ……降った、ワイら虚の罪であった者にはそれしか道は――」額にしわが寄って、視線はプライドから外さない。同郷のよしみがある者の栄達を祈るがゆえの言葉だった。

2013-06-21 23:55:03
ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

「みっ?!」 筋肉を膨れ上がらせた大殿さんがボクに問いました。紅の罪―? けれど・・・。ボクはかの人――スロウスさんの方をもう一度見上げます。 続けて筋肉さんの言葉にもうなだれました。確かにその通りです。ですが――。 →

2013-06-22 00:01:02
ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

「ボクは虚《ゼロ》の怠惰でした。紅にはもう、スロウスさんが居ます。ボクは罪として在るのか今、とてもあやふやだと認識しています」 そこが気になっているボクです。 「でも、ボクは今、ボクの意志でここにいます。共に戦う事は、やぶさかではありません」 あぶらげさえあれば。大殿に答えます。

2013-06-22 00:07:53
スロウス @siroeda_sin

「……そうかい」 話を聞いていたスロウスが口を開き、その手を狐へと向ける。面倒な、勝者の責務として。 「お前は今、ここに選択した。『怠惰<ピグレーツォ>』、いや――」 新たな『座』を、個を、与えるために。 「――『不羈<ファンシー>』。ようこそ、『紅』へ」

2013-06-22 00:09:05
ウーヌス(インヴィディア) @nobara_sin

『紅』『罪』知らない単語ばかりが飛び交うなか、帰る、帰れないと言う言葉だけが耳に残る。無くした記憶が呼ぶように、何かが軋む。 新た『名』を『座』を、ピグレーツォがもらい受ける瞬間を、どこか遠いもののように、見つめて。何かを懐かしむように、ただ静かに見つめて。

2013-06-22 00:13:09
プライド @seigo_sin

「我らが『不羈』よ。道は此処に拓かれた。貴方の選択した『生』は、尊く美しいものになるでしょう」 スロウスに続いて、傲慢が祝詞を紡ぐ。 「その、『不羈(あやふや)』で『不羈(ふたしか)』で、『不羈(じゆう)』な貴方、私は『同胞(ルージュ)』」として認めましょう」 →

2013-06-22 00:17:57
プライド @seigo_sin

「契約の対価は、至高のあぶらげ。全てを手にした私の元から、好きなだけあぶらげを持っていきなさい」 そうして、再び視線は執着へ。 「――憤怒の目に狂いは無かったようです。オブセッション。貴方の『筋肉(うつくしきもの)』への執着を以って、『生』への道を征きなさい」

2013-06-22 00:20:42
プライド @seigo_sin

「――ウーヌス」 彼か彼女は、気付けば視線に傲慢な王の姿が見えることだろう。 「貴方は何も怯えることはありません。我らはこれより『大戦』へと赴きますが、  全ての恐怖も障害も、私の前には残らない。貴方が我が右腕である限り、無事にこの地へと帰ってくることが出来ましょう」

2013-06-22 00:24:50
ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

「みゃっ?! 不羈《ファンシー》……? おお…? おおお?」 違和感、いえ、戻る感覚がありました。膝から先、崩れていた体が、観測者の再定義により再構築されていきます。そして十二単もよりシンプルに――これは、例えるなら、いえ、ボクには何のことかわかりませんが、多分和風魔法少女です。

2013-06-22 00:26:47
ワイマックス @nigayuki_sin

「この命は極一なる筋肉(び)に至り、必ずや大殿の未来へ向かいましょう。その調和されたる荘厳甘美な世界で、生と共に美術(きんにく)を培う所存。ならば、勝ちまする。大殿のマッスルが加護を頂きました、負けるはずがござらん!」右手の拳を顔の横で握ってみせた。

2013-06-22 00:29:07
ワイマックス @nigayuki_sin

(この大殿への感情、背中を流れる冷や汗は、勝利を焦るがゆえだと思おう。この大殿の微細に描かれた言葉は、あまりに美麗が過ぎる。モデスト殿と同じく、やはり傲慢たる座にあるだけの存在感があるのだ) 「ファンシー殿は、なんというか、前衛的になったな。攻めてるな。攻める先合ってるのか?」

2013-06-22 00:34:48
ファンシー・S・ピグレーツォ @noamarimo_sin

ウーヌスの視線には気づかぬまま、変態を終える。 「『不羈(あやふや)』で『不羈(ふたしか)』で、『不羈(じゆう)』……ああ。そうか。それは確かに、ボクのことだ! 至高の…あぶらげ! あぶらげだー!」 座布団の上で、久しぶりに立ち上がりました。

2013-06-22 00:38:51
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