沼崎一郎先生Ichy_Numaの「自分が困らない障壁や制約の存在を忘れていて、その存在を指摘されると、自分が困らないことを理由に、そして困らない人が多数派であることを理由に、そんな障壁や制約は本当の障壁や制約ではないと否定する。これが「差別」なのです。」

金明秀 Ꮶɨʍ, ʍʏʊռɢֆօօ @han_org

.@Ichy_Numa そう都合よくはいかないかもしれませんが、少なくともナショナリズムを単一視する物語は多くの場合硬直的な議論を招きがちですし、即自的なままのナショナルアイデンティティは無自覚に民族的マイノリティを他者化する言説を生み出しがち。という知識ぐらいは共有したいです。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

.@han_org それぞれに「国家」という厄介者を抱えているからなあ。ナショナリズムとステイティズムの分離も課題。

金明秀 Ꮶɨʍ, ʍʏʊռɢֆօօ @han_org

.@Ichy_Numa ナショナリズムとステイティズムについては、北方領土が返還なり買収なりされれば、大きく話が転換するのではないかと期待しています。沖縄の問題も、むしろそこから反射的に再発見されることがあるのではないか、とも。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

.@han_org むしろ明治日本のほうが、現実的に領土についての「手打ち」をしていたのだけどね。それができない戦後日本というのは、ナショナルな「血と土地」信仰を、明治日本以上に必要としていることを証明しているのではないか？　沖縄「返還」は、この信仰を強めてしまったのではないか？

沼崎一郎 @Ichy_Numa

.@han_org ロシアは、近代日本と「対等」以上の存在であり、戦争もしたが、幕末から明治にかけて平和的な領土交渉の実績もある。中国・朝鮮半島に関しては、それが無い。この違いが、ポストインペリアル日本の「領土問題」に深い影を落としていると思う。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

某参事官に限らず、ツイッターを、匿名で暴言をダダ漏れさせていいメディアと捉えている人が多すぎる。特に日本で？

沼崎一郎 @Ichy_Numa

ツイッターも、FB も、決して politically incorrect なホンネを垂れ流していいメディアではないんだけどねえ。なぜ、そういう気分になるのか？

tweet_sitemasen @kmzk

有田議員は日本のために頑張ってますね。総理は鈴木寛議員が質問してくれたおかげで、ヘイトスピーチは残念と発言でき体面を保てましたが、政府としての具体的な動きは見えてきませんね。RT @Ichy_Numa: 日本国政府は少なくともヘイトスピーチそのものとそれをまき散らす団体を「非難」

沼崎一郎 @Ichy_Numa

「チェチェ」も「チェジュ」も、単なる言い間違いでもなければ、愚かさの露呈でもありません。 真摯に向き合う価値などないと見下しているから、雑な表現になる。それは、 いい加減に扱ってもいい相手だ、いい加減に扱ってやるぞという、露骨なヘイトの現れなのです。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

.@kmzk 残念は英語にすればregretでしょうが、遺憾の意の表明だけは、非難未満ですね。政府の責任の自覚が皆無。消極的な容認とも取れる。

はやし @HayashiS1972

@Ichy_Numa 「つぶやき」って訳語のせいもあるんじゃないですか。本当は「さえずり」なんですね。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

ピーチクパーチク！ RT @HayashiS1972:「つぶやき」って訳語のせいもあるんじゃないですか。本当は「さえずり」なんですね。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

.@HayashiS1972 個々のツイートは、それぞれ個別のURLがついて、ウェブ上に残るだけでなく、アメリカの国会図書館に保存されているということを、知らない人が多すぎるんでしょうね。流れて消えるものではないのに。自分のTLでは、そう見えるとしても。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

しかし、ツイッターは、今まで見えなかった「無責任な放言、暴言、妄言」を一気に可視化した点で、隠れていた問題を曝け出すという機能を果たしているとも言える。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

決めつけて、思考停止に陥るところが、偏見の偏見たる所以。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

それがマジョリティの特権。 RT @han_org: それにしても、偏見の解消に成功しなかったことをもって当のマイノリティを責めておきながら、「人に要求しすぎ」とはあきれる。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

ナショナリティにも、エスニシティにも回収されない「つながり感」というものを概念化したいと思っているのだが、なかなかネーミングが思いつかないんだなあ。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

日本語の「差別感情」は“hate”と同義だろうか？

沼崎一郎 @Ichy_Numa

レイシズムを深く内面化するというのは、自身の内に“hate”を強固に抱くことではなくて、むしろ自身の内に“hate”が染みついていることに無自覚になることなんだよな。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

何気ない日常の習慣が、実は“hate”に根ざしたものであるのに、そのことを忘れている状態が、レイシズムを深く内面化した状態。そして、そのことを忘れていられるのは、その習慣がマジョリティに共有され、あたりまえのものとなっているから。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

たとえば、某大学の浴衣デーのポスター（ＦＢページの背景）が、なぜか女性の浴衣姿であり、なぜか「君のうなじ」が語られるのも、作者は全く無自覚だろうが、深く内面化されたミソジニーのなせる業ではないのか？　そして、多数の「いいね！」が、無自覚なミソジニーを社会的に支える。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

私も、赤ん坊の乳母車を押して歩いていた頃は、5cmの段差にいちいちつまずき、エレベーターを探して右往左往し、「差別だ！」と怒っていたが、今はすっかり忘れている。今は困らないからである。これが「差別の内面化」だ。自分は困らない障壁や制約の存在を忘れていられること。

沼崎一郎 @Ichy_Numa

自分が困らない障壁や制約の存在を忘れていて、その存在を指摘されると、自分が困らないことを理由に、そして困らない人が多数派であることを理由に、そんな障壁や制約は本当の障壁や制約ではないと否定する。これが「差別」なのです。