大井浩明 《STOCKHAUSEN UND DANACH》‐7月13日【第2回】細川俊夫の全ピアノ作品とラッヘンマンの大作
- xupoaku_ou_jscm
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ラッヘンマンってフルクサスっぽい要素もあると思うの。RT>すみませんw 30分もかけて言わないといけないことかと、手短に言えないのか、とツッコミながら聴いてました。「大きな時間枠の中で」というのは本当に上手い言い方だなと。「メロスの新しい形」というテーゼに前衛という意識の末片が。
2013-07-14 06:31:08@kiyoria フルクサスというよりは、シュトックハウゼン経由のケージ要素かもしれんけど。シュトックハウゼンのピアノ曲一式を弾くと、いかに当時ケージの影響が甚大だったか、そしていかにクセナキスが誰の影響も受けていないかを実感。
2013-07-14 11:47:40ラッヘンマン《セリナーデ》(1998)のところどころのしつこさは、1982年に自分の子供用に書かれた「濾波ブランコ」あたりで既出だけれど、フルクサス的というか、「素の」子供の遊び的というか・・ 広域クラスターを素早いペダル踏み替えで減衰させるところは、まさに「器楽的電子音響」。
2013-07-14 06:40:07ラッヘンマン《セリナーデ》T.182の、遠くから最低音クラスターが徐々に近づいてくる箇所は、グバイドゥーリナを思い出したな。
2013-07-14 07:06:14《セリナード》ではペダルで残したほとんどの残響に( < )ってクレッシェンドが書いてあるし。ようは残響を目一杯聴かせたいわけだけど、これもスコアにしたがい試しにやってみた。@XupoakuOu
2013-07-14 17:12:08@sumihisa 正確に言うと、クレッシェンドがついてるのは大抵、「ダンパーペダルでしっかり確保した残響を手でtonlosに押え直して抽出した和音」ですね。そういえば、ケージ・ブーレーズ・シュトックハウゼンの50年代作品には、「押え直し」操作はずっと少なかったかも。
2013-07-15 08:50:26ラッヘンマンはノーノに師事した後、シュトックハウゼンの講習会に参加&デビュー。ホリガーは細川作品も振ってます。 RT @masa_yamr>「STOCKHAUSEN UND DANACH」の「UND DANACH」(その後)の作曲家たちの作品が演奏されます。18時山村サロン
2013-07-13 07:36:20ノーノ『苦悩に満ちながらも晴朗な波』に関して
これはテライケメン RT @masa_yamr>もうひとりの作曲家ルイジ・ノーノは若い時の画像。《苦悩に満ちながらも晴朗な波》。有馬純寿氏が音響を担当されます。 http://t.co/oDwp5Ee5ab
2013-07-15 12:19:50【ノーノ】流石に大作曲家だけあって記譜は非常に明晰。自筆かつ段数多いけど読みやすさをちゃんと考慮してある。各段冒頭の「おおよその通過時間」は計算しておくべき。クラスター開始は6分25秒なので乗り遅れない事。基本連打はcrescだが例外もある。「4分音符=35」はかなり遅い。
2013-07-14 06:56:42ポリーニ様はB-es-g-b-/esという変ホ長調の11度の和音を片手で「良いフォルテ」で弾けるそうなので、ノーノ《苦悩に満ちながらも晴朗な波》に出て来るA-H-c-e-/dという11度の和音も、バラさずにバンッとお弾けになることでせう。
2013-07-12 19:44:23弔いの音楽なのだから、sereneを「晴朗な」「清澄な」と訳すのはやり過ぎで、せいぜい「穏やかな波」ぐらいだろうけど、もう定着してるからなー。
2013-07-12 20:37:09ノーノ《苦悩に満ちながらも晴朗な波》は日本でも比較的多く上演される曲ではあるが、スコアにはスピーカーの配置についての指示があり、通常の舞台の左右に設置したメインスピーカーに加え、ピアノの下あるいは後ろに小型スピーカーを配置し、(続く)
2013-07-14 17:28:29生のピアノの音かテープに録音されたピアノの音か判別しにくくすることが指示されているが、スコアの指示通りに配置した演奏は国内外問わず僕は一度も見たことがなかった。(僕が2011年にTWSでやったときも小さなスペースだったのに加え、機材の関係メインスピーカーのみ)(続く)
2013-07-14 17:29:43今回はスコアの指示どおりに設置し(ピアノ下でなかく背後に設置)、小型スピーカーは固定にし、メインの音量を場所によって変化させてみたが、確かにテープと生ピアノが分離せず渾然一体とした音になったと思う。(続く)
2013-07-14 17:30:18また後ろのスピーカーだけだと、同じくスコアに指示のある生ピアノと同等の音量音質でという指示どうりにするのは困難だと思える。ということで、この曲をやる人は労を惜しまず、この配置にすべき。
2013-07-14 17:31:33檜垣智也『栞』に関して
新作ピアノ曲《栞》を大井浩明さんの委嘱・演奏で初演します。作品解説が大井さんのブログに公開されました。→[7/13(土) 細川俊夫・全ピアノ曲ほか] http://t.co/8imAjZjebJ
2013-07-04 11:49:082013年の委嘱新作初演は檜垣智也(ひがき ともなり)さんの《栞》。1974年生まれの気鋭の作曲家です。 http://t.co/XXUWEmsCFJ
2013-07-12 15:26:21檜垣智也《栞》第4曲「子守唄」(シューベルトの引用)が、どうしても「眠れ~眠れ~、母の胸に~、眠れ~眠れ~、は~、蜂が飛ぶ~」、に聞こえる。
2013-07-14 06:26:30昨日は有馬さんに増幅をお願いしたわけですが、リハ中に「よく鳴る」鉛筆を見つけてくださったらしく、軽い音でカラカラとよくなっておりました。増幅だけでなく、全体のことまで支えてくださるプロの技に敬服です。
2013-07-14 18:26:53