飯島明子先生の特別講義 第3回:「窒素循環と干潟の役割」

飯島先生、お疲れさまでした。
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なげなわぐも @anhebonia

大量の硝酸が脱窒されるためには、硝化工程から脱窒工程に硝酸が滞りなく供給される必要があるので、工程同士が隣接していなければならない。

2013-07-20 11:57:47
なげなわぐも @anhebonia

脱窒反応には、水素が必要で、バクテリアは、有機物中の水素を利用する。以上の点から、脱窒反応が高速に進むためには、好気雰囲気と嫌気雰囲気が隣接しかつ有機物が供給される条件がそろう必要がある。

2013-07-20 11:59:55
なげなわぐも @anhebonia

また、これらの反応に関わる微生物を高濃度に保つ入れ物が必要で、その入れ物が、泥。その泥が広範囲に広がっているのが干潟。

2013-07-20 12:00:09
なげなわぐも @anhebonia

下水処理場での脱窒素は、微生物の働きを利用しており、複数ある反応層を酸素を供給する部分と酸素を供給しない部分に分けて汚水を循環させ、単一の反応層の場合には、酸素を供給する時間と酸素を供給しない時間を交互に繰り返して、脱窒反応が促進されるようにしている。

2013-07-20 12:04:37

飯島明子先生の論文紹介

KokyuHatuden @breathingpower

飯島明子先生の論文。プレビューから無料で読めます。東京湾に限らず、日本の豊穣の海をEMで汚す愚行を止めさせなければいけませんね。 / “CiNii 論文 -  干潟・浅瀬の保全の重要性 : 東京湾における有機汚濁軽減のために” http://t.co/3rTD17hmXp

2013-07-19 06:53:04