校正者として働く・実際・その4

日本エディタースクール @EditorSchool

7月の説明会で、土曜講座校正教室http://t.co/PAvkdWdltz を修了し、校正者として仕事をされている方に、校正者として働く実際についてお聞きしました。こちらでもその内容をつぶやいていきます。連投失礼します。校正の仕事に興味のある方のお役に立てばと思います。

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【校正者として働く・実際】印刷会社の校正を担当している。仕事はさまざま。出版社の手を離れ、印刷会社の責任で修正をする「責任校了」の最終チェックや、お客様によっては、校正刷を出すたびに内校で赤字直しを完璧にすることを求められるなど、内容に踏み込んだ素読み校正から請け負うこともある。

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【校正者として働く・実際】おかしいなと思ったことがあれば、勝手に直したりせず、お客様に必ず確認する。相手が出版社ではない場合には、体裁などの提案をすることが必要なこともある。表で単純な足し算が間違っていたりすることもあるので、しっかり見るようにする。

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【校正者として働く・実際】土曜講座校正教室を修了したあとは、就職相談室に登録して就職活動をした。外部の校正者としてまず働き始めた。そのときは原稿や校正刷は受け取りに行ったり、送ってもらったりしていた。1年半後に常勤として社内で働き始めた。

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【校正者として働く・実際】エディタースクールに入る前は、数年出版関係のアルバイトをしていた。体系的に出版について学んだことがなかったのと、そのときは時間の余裕もあったので、1度学んでみようと思ってスクールへ入った。

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【校正者として働く・実際】入学したときは、校正者になりたいというより、出版関係の勉強がしたかった。土曜講座校正教室を選んだ理由は、半年間かけて基礎・実習・演習とステップアップしながら学習できると思ったから。

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【校正者として働く・実際】授業ではグループワークもあり、受講生同士でつながりもでき、最終日には打ち上げもあった。授業が面白かったから最後まで続けられたのだと思う。

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【校正者として働く・実際】講座修了後も、担当の星野先生が主催されている、修了生を対象としたゼミに参加している。校正の学習のフォロー、シカゴルールの勉強会、親睦会など多彩な内容。

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【校正者として働く・実際】職場では校正を専門としているのは自分ひとり。いろいろ情報を仕入れようという思いもあって、校正検定試験中級合格者の親睦団体「校正者クラブ」にも入っている。茶話会や会員のメーリングリストでの情報交換などに参加。

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【校正者として働く・実際】 （Q）土曜校正教室の演習教室まで学ぶのは専門的すぎる気がして、迷っている。 （A）最初に決めなくても、基礎と実習教室に通ってみて判断してもいいと思う。演習教室が専門的すぎるということはなくて、校正の基本を深めていくと考えればいい。

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【校正者として働く・実際】 （Q）校正の経験はないが、土曜講座を受けるにあたって予習は必要か？ （A）基本から授業で教わるので、事前に基礎知識を学んでおく必要はないと思う。校正の基本である引合せは読む作業ではないので、早く読めればいいというわけではない。漢字も授業のなかで学べる。

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【校正者として働く・実際】 （Q）受講中は時間外でどのぐらい勉強したか？ （A）宿題も出るが、負担になる量ではなかった。校正の課題だけではなく、誤植を3つ探してくるとか、テキスト『校正必携』を見ながら常用漢字の書き取りをするとか、宿題の内容はいろいろあった。